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ドイツビールとは

Guten Tag!(グーテン ターク!)

週1~2の頻度で更新していければ上出来ではないでしょうか。
基本的にはドイツと日本の違いや日本でも見習うべき習慣などを書いていきますが、本日は一発目ということで、

ビールについてです。

写真は今のところ一番好きなドイツビールです。
残念ながら、ソーセージはあまり食べません。
サッカーは根っからのチェルシーファン(プレミアリーグ)、ブンデスリーガには興味がありません。

ということで「ビール」についていきましょう。

まずはイメージ・偏見を払拭しましょう。

ドイツといえば1Lグラスで飲むビール!

違います。
これはオクトーバーフェスやフォルクスフェスといったお祭りごとやバイエルン州の飲み屋さんなどでよく見られる「マスビール」と言われるものであり、私の住むベルリンのバーや飲み屋では350もしくは500mlが一般的です。


私も博士ではないので詳しくはビール熟練者の方の記事を参考にしていただきたいですが、続いては主な種類を紹介します。

ドイツで「ビール」と公表できるものは下記の材料が含まれているものを指します。
・水
・ホップ
・モルツ
・酵母

そして主にドイツビールの種類は下記に分類されます。

1.Pils(ピルス/ピルスナー)
2.Helles(へレス)
3.Weizen(ヴァイツェン)
4.Schwarz(シュバーツ)

これだけではないですが、とりあえずこの四つが王道でしょうか。

1つ目のピルスもしくはピルスナービールです。
日本のビールの大半はこちらの種類に分類されます。
ただし、おそらく初めてドイツでピルスを飲んだ人はだれしもが感じるであろう、「苦味」のつよさ。
そう、ここドイツではビールをキンキンに冷やすという文化はありません。
なぜならこのピルスナーはキンキンに冷やして飲むと、特有の苦み、ここでいううまみが感じられず、水ような無味になってしまうからなんです。。。

当時、日本にいたとき重視していた「のどごし」はいわば、
たばこをふかして吸っているようなもの。
本当のビールの味わい方を知ったのはここドイツに移り住んでからでした。

上記観点を踏まえて、最初の頃はピルスナー苦くて嫌いでした。(苦笑)

つづいて2つ目のへレスです。これは基本的にはピルスナーと一緒なんですが、モルツの風味が強く、苦味が抑えられているビールです。
バイエルン州でおおく作られてるものですね。
最初の頃ずっと飲んでました。ぬるくても飲めるっていう理由で。
ちなみにドイツ人の親友は、「サッカー観戦にはへレス」という名言を残していました。

3つ目のヴァイツェンはバナナの味がします。
俗にいう白ビールというやつです。

おなか一杯になるので、個人的には飲み物というより、食べ物です。

4つ目のシュバーツは文字通り黒ビールです。

しりつぼみになりましたが、以上をまとめるとこんな感じ、

・日本ビール(王手)はピルスナー
・ドイツはビールがぬるくても飲む
・ドイツビールは期待してるほどおいしくない
・慣れの期間が必要
・ビールの本当の顔が見れる
・白ビールはばなな


もちろん完全に主観で書いているので、個人差はあるのでご了承ください。

だが、ここはビール大国ドイチュランド。
他にも、パンビールや燻製ビールなど個性豊かなものもありますが、クラフトビールは要冷蔵が条件のため、環境改善へ積極的に取り組んでいるドイツでは供給範囲(冷蔵車や冷蔵機能の付いた飛行機はより多くのCO2を排出するため)に制限があるため、海外はおろか、限られた地域でしか飲めないビールがたくさんあります。
なので、ドイツに来た際は、地ビールにも目を向けていただけるともっと旅もたのしくなりますよ!

今日の小言は、わたくしの生れた岩手にべアレンビールという地ビールの会社があります。
ここでは古くからヨーロッパの工法をまねてビールを製造しているため、味も比較的ドイツビールに匹敵するほどのおいしさです。

機会があれば下記にURLを張っておくのでのんでみてください!
わたしの妻(ドイツ人)は絶賛しておりました。
特にノンアルコール。

ぜひ、常温にしてドイツを味わってみてくださーい。

そのあと一言、あなたはこういうことでしょう。。

Lecker!!(レッカー!!)
(おいしい!)

べアレン醸造所
https://www.baerenbier.co.jp/

では今日はこの辺で、
チュース!

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