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【1分間決算解説】サンリオが営業利益▲11億円の赤字に転落

サンリオの2021年3月期決算は、純利益ベースで▲8億円の赤字でした。コロナ禍で直営店舗やテーマパークの休業を余儀なくされたことが大きく響いた格好です。

今回はサンリオの2021年3月期1Q決算を分析します。

サンリオの売上高の推移

サンリオの四半期別売上高

上記はサンリオの売上高と営業利益率の推移を示したグラフです。

2021年3月期の1Qは、営業利益ベースで赤字に転落しました。売上高が前年から半減(▲45.5%)したことが大きく響いた格好です。新型コロナウイルスの感染拡大によるテーマパークや店舗の休業が影響しています。

テーマパーク事業の売上は9割減

サンリオの事業別売上高

上記はサンリオの事業別売上高の前年比較です。同社の事業は大きく分けるとライセンス事業、物販事業、テーマパーク事業の3つです。

テーマパーク事業の売上高は前年から9割減と大きく減少しました。主力施設のサンリオピューロランドが、期間中に1日も営業できなかったことが大きく影響しています。

国内ライセンス事業の営業利益率は驚異の66.7%

サンリオの事業別収益構造

上記はサンリオの事業別収益構造を示したグラフです。

営業利益率では、国内ライセンス事業の利益率の高さが際立っています。営業利益率は66.7%と極めて高く、次いで利益率の高い海外事業も、ライセンスビジネスが中心です。

今後については、新型コロナウィルスの収束が見通せない状況を考えると、固定費のかかるテーマパーク事業の止血しつつ、ライセンス事業をどれだけ拡大できるかが焦点になってきそうです。

今回は以上です。

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