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2023/7/8に敬天愛人手合わせ稽古会に行きました。

道着に袴姿で参戦。

先月の稽古で肋骨を痛めてから稽古を控えていたのですが、そんな中でもできたのが

【立つ】【歩く】を研ぎ澄ませること。

具体的には【立つ】【歩く】時に身体から極限まで無駄な力みを取ることです。

私の中での脱力の定義は高岡英夫さんの『脱力とは必要最小限の力みしかしないこと』を採用しています。

その結果、流々舞ではかなりいい動きができました。

Facebookが画質いいかな。

逆にグローブをつけた途端に身体が力むというか、強張るのが分かりました。

今までの私では気づけなかった小さな違和感。

この1ヶ月間、【立つ】【歩く】を研ぎ澄ませることに終始したことで、それがはっきりとわかりました。

言ってしまえばグローブをつけただけ。

それだけで手のひらの感覚、指先の感覚が変わり、身体全体に強張ってしまいました。

力んだ結果、どうなったのか。

・力んだことによって身体の操作性が雑になった

・身体の力みが意識の力みに繋がった

この二つ。

身体の操作性が雑になったことで寸止めのはずの突きが相手の方に当たってしまったり。

意識が力んだことで攻撃をもらうと負けた気がして強く攻勢に出てカウンターをもらったり。

ワンテンポ動きが遅れ、ボコボコにされたり。

けっこう散々でした。

つまり、力むことのデメリットととして

・身体の操作性が下がる
・身体と意識が力む悪循環が起こる

この2点があると体感しました。

今回の仮説ですが、

筋肉は力むと縮むので、グローブをつけたことで手全体が圧迫され、力んだ時と同じ反応を身体がしたのではないか、と考えています。

流々舞の時は手は自然と開いているのですが、私のグローブは指先がそれより大幅に開いた状態になり、常に自分じゃない圧力がかかっている状態です。

その差異に身体が違和感を覚え、緊張したのではないか。

もちろん、グローブをつけたことで「威力を内包した寸止めをしよう!」という意識が強く生まれ、それが力み繋がったとも思っています。

こんな些細なことで身体が緊張してしまうとは改めて驚きました。

ちょっと条件が変わるだけで動きが悪くなるのは未熟な証拠です。

まだまだ探求のしがいがありますなぁ。

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