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なぜ大人は子どもを叱ってしまうのか?「幸せになる勇気」から感じたこと。

おはようございます。

なんかタイピングがツライなと思ったら昨日、
登山道に階段を設置したからでした、
しゅんです。

さて、「叱る」ということばを聞くと、
何を思い浮かべますか?

叱るより褒めるほうがいいとか、
叱ると怒るは違うんだとか、

そういったテーマがよく出てくる気がします。

今回もこの本から一緒に
学んでいきましょう!

▼「いつも叱っている」=無意味!?


問題が起きるたびに叱っていて、
あの人は大声ばかりだしている、

いつも怖い顔をしている。

そんなふうに周りから思われてないでしょうか?

まず、アドラーは

叱ることは、
手っ取り早く屈服させようとしているだけだ。

といいます。

効果は無い。

むしろ子どもは叱られること(問題行動)を
望んでやっているからだと。

問題行動は5段階ある。
①称賛の要求(褒めてくれないとやらないよ。)
②注意喚起(目立ってやろう。)
③権力争い(ルールに従わない)
④復讐(嫌がらせの繰り返し)
⑤無能の証明(ここまでしたけど、私は何も出来ないから。もういい。)

【しゅんめも】
なぜ問題行動をしているかと言うと、「気づいてほしいから」
という目的が一番大きいのかもしれない。サイン。
子ども側も大声を出したり、ちょっかいを出したり、ダメって言われたことをやったり。これって、自分ココにいるけど、気づいてる?ねぇ?そんな問いかけなのかも。その行き着く先が何もしない。無気力状態のような0に近い人間になってしまう。叱るとは思考停止に導く可能性もあると思う。

これらを払拭するためには方法は1つ。
競争原理をなくしていくこと。と書いてあった。
褒められれば、その他の誰かは「私は褒められなかった。」「2番だった」といった憎しみや劣等感が、生まれる。本当の民主主義は「協力原理」の共同体。


▼なぜ、叱ってしまうのか

アドラーはこう言います。

自立されるのが恐いからだ。
=大人の保身でしかない。
しゅんめも
大人は、子どもを自分の支配下において、
「あれもダメ、コレもダメ」
と決めつけ自立を妨げる。こうすることによって、子どもはいつまでも自分のチカラで何かを始めることも出来ないため、自立も自ずとできなくなる。縦の関係(大人が上で子どもが下)が崩れず、大人が自分を守ることができる。


いかがでしたでしょうか。

これまでの自分を振り返っていても、

この接し方は、大人としての保身だった。

なんて感じる、自分の行動を振り返るキッカケになるフレーズがかなりたくさんある「幸せになる勇気」

毎回新鮮な気づきをくれます。

最後に。
教育の最終目標は「自立」。
カントの言葉「自分の理性を使う勇気を持て。」
とあるように

子どもたちが、
自ら選択する勇気をもてる関わりを持ちたい。


ありがとうございました。

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