ついたち

猟師です。標高700メートルの山で生きてます。

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猟の記録

雪が降りました。 場所によりますが、だいたい40センチくらいでしょうか。 朝から眠たいけれど、車の窓を開けて、暑いコーヒーを淹れて、目を覚ましながら、足跡を探しながらのドライブです。 猟師仲間と「今日はどうする?」「あの曽根の方歩いてみるか」など、連絡を取りながら巡回していると、私の師匠からいい足跡を見つけたとの連絡。 とりあえず家に帰って、無線機、GPSハンディをポッケにつめこみます。 長くなるかもしれないので、おやつも忘れずに。友だちの家のニワトリのたまご。岩塩と胡

    • 24歳になるのかってふと思って

      猟銃の2丁めを所持することになり、猟師おなじみの警察署通い。 来月24歳になる。 「猟をやってます」 そういうと、突拍子のないことを思いついたと思われがちで、どうして?と首を傾げる人が多い。 私はずっと地続きだと思っているのだけど。 今の半分の小学5、6年の頃、自分に素直になれてて、「海女さんになる!」って大きな声で言えるくらい。だんだん世界から信じていた魔法が消えていって、とり残された気持ちになった。 . それから中、高、大に進むにつれて、自分に素直になれずに、いろんな

      • 2年目の猟期と冬支度

        待ちに待った2年目の猟期が来ました。 今のところずっとボウズ。でも山歩きはとても楽しくて、山の羽蟲、毛蟲たちと裸蟲の私ですが肩を並べるとは言い過ぎでも一緒に生きていけるような気持ちになれるから好きです。 山を歩くと、彼らの生活の様子が見えました。出会うことはできなかったので、私が歩いていることが彼らに見つかったんだろうなと思います。 今日は昼から雨になる予報で、山の上は白く霞んで、空気の中に小さな水の粒が見えるような日でした。 落ち葉や、雑木林の中の背の高い笹は梅雨で光

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