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市が本気でつくる有機の土 『臼杵市土づくりセンター』

臼杵市土づくりセンターは、地元じゅうの農地を有機堆肥に戻すべく、臼杵市が2010年からスタートした堆肥製造所だ。

ここでは年間3,000トン以上の堆肥が生産されており、それを臼杵の農家さんにタダに近い価格で提供している。また、この土で出来た野菜の一部を市が買い取り、小学校の学校給食に提供しているそう。「先ずは子どもたちへ」という方針だ。

大分に来たばかりの頃、臼杵市の担当者さんの話を伺って、臼杵市スゴい、気合い入ってるなーと感動したのを覚えてる。ここの認証ブランド「ほんまもん野菜」はほんまに美味い。

この堆肥は、草木8割、豚ぷん2割を混ぜ、6ヶ月発酵分解させてつくる完熟堆肥。ある地元農家さんの土づくりの方法を元にしてるのだけど、それを数千倍の規模にしてしまうのだから、やはり気合いが入ってる。


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工場に入った途端、スッとする発酵臭。土に手を入れると、とても温かい。これ、入ったらむし湯になるんじゃないかしら。

そういえば、今の仕事の立ち上げの時、ここの土を、日田杉のプランター+非F1種付きで商品化したいと最後まで粘ったけど、賛同得られず商品化出来ずじまい。あまり儲からんかもしれないけど、今でもやりたいなあと思ってる。



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