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エンジニアのための副業の始め方と考え方

エンジニアが副業を開始するための難易度はそこまで高くない。

仮に、今あなたがエンジニア以外の職種(別業種, 学生など)だとしても、始め方さえ知っていれば、簡単に副業を開始することができると考えている。

実際、私(エンジニア)は副業を探し始めてから1.5ヶ月程度で副業を開始することができた。

そこで、副業を開始するためのステップと考え方、副業を始めたくなるメリットなどを紹介する。

副業探しを難しくしているもの

副業をしたいがそれを実現できていない場合、そこに踏み込めていない理由には何があるだろうか。

私が副業を始めようと思った時に感じていた問題を以下に示す。
1:副業の探し方がわからない
2:副業を始めることに対する漠然とした不安
3:募集案件を見て自身の経験不足を感じた

人によっては、職場の環境や家族がいるなど様々な要因があるだろう。
ただし今回の記事では、上記1~3に絞って解決方法を紹介する。
(他の要因についての解決策も今後記事にしていくつもりだ。)

副業の探し方

ここでは自分が副業を獲得するまでのステップを紹介する。

取ったアプローチ方法としては、以下2点である。
1:副業検索サービスを活用する
2:知り合い伝いでエンジニアを募集している人(会社)を探す

1:副業検索サービスを活用する

まずは、仕事を探すためのサービスに登録し、副業として携わりたい案件(仕事)を探した。紹介するものは、数ステップかつ無料で登録できるので、ぜひ試していただきたい。

これらのサービスは自分の興味のある案件を探して応募するのはもちろん、プロフィールをみた企業の方からスカウトがくるので効率が良い。

私が利用していたサービスを以下に示す。
・副業クラウド
・CrowdLinks
・wantedly
・クラウドワークス

私は1.5ヶ月の間に、上記4つのサービスを通して15社程度の担当者からエンジニア募集の連絡を得ることができた。

余談だが、いただいた募集の中には、エンジニアリング以外にも街おこしのためのコミュニティマネージャーの仕事やコワーキング施設の運営などもあった。私の技術イベント運営の経験などを評価したとのことだった。

こんな風に、サービスを利用することで、自分では気づいていない新しい可能性も探すことができる。

2:知り合い伝いでエンジニアを募集している人(会社)を探す

上記のサービスを活用しながら、並行して周囲の信頼できる友人や同僚(本業の)などの知り合いに、副業を探していると話をして回った。これにより、知り合い伝いで3社からエンジニア募集のお話をいただくことができた。

結果

1、2のアプローチを通し、1.5ヶ月の間に紹介/連絡をいただいた案件数は合計20件弱になる。
私は、その中から知り合い伝いでお話をいただいた1社で仕事(副業)を開始することができた。

不安と向き合う

副業を始める上で、不安と向き合うことは避けては通れない。

少なくとも私は"こんな自分に本当にできるだろうか?"と漠然とした不安があった。
というのも、私はもともと不安を完全に解消してから物事を進める性格だったのだ。

しかし、不安でいることは本当に良くないことなのだろうか。

ふとYouTubeを見ていると、元メジャーリーガーのイチロー選手が不安に悩む方からの相談に対して、”不安な状態はすごくいい”と回答していたのを聞き衝撃が走った。

不安を感じるということは、現状の自分に驕(おご)らずに成長できているという証拠だからだ。
つまり、不安は自分にとって良い状態なんだ!とイチロー選手の言葉を聞いて、前向きに捉えることができるようになった。

そもそも不安を完全に取り除いてから先に進むのは、非常にコスパが悪い。
なぜなら、未来のことはまだ起きていないことだからだ。 

とりあえずやってみて、やった後にどうするかを考え、改善を重ねていけば良い。

副業を始めた今も不安はあるが、それを楽しんでいるし、副業に挑戦して良かったと心から思っている。

経験不足でも大丈夫

案件を探し始めると、経験不足を感じてしまう瞬間がある。

例えば、募集要項にPythonの実務経験3年以上と記載されているが、自分の経験は1年しかないといったギャップがあった時に、経験不足を感じるだろう。
※Python:プログラミング言語の1つ

これの対処方法として、案件を得るために給料を下げることを提案してみたり、自分のできることを相手にアピールできるプロフィール作ったり、ダイレクトメッセージで担当者に相談してみて欲しい。

これによって、募集要項に満たない案件にjoinできる可能性が十分に出てくる。

実際に私の友人でそのケースで業務委託契約を結んだ人を知っている。
そして、私もその一人だ。

私が副業に決めた案件は、今まで実務経験のない技術を使っていた。
なにより、副業を探し始めた時点での私のWeb開発歴は1年弱だった。

そこで、面談の際に自分のしてきたこと/できることをしっかりと伝え、開発スピードが上がるまで給料も少なくて良いと伝えた。

結果、経験不足ながらも副業を開始することができた。

もちろん自分の今の条件(スキルや経験)に合ったものを探すのも大事だが、
ぜひ挑戦してみてほしい。

副業を開始するメリット

最後に、副業を開始するメリットを紹介する。

私が感じているメリットは以下だ。
・スキルを磨ける
・収入が増える
・新しい世界が見える

スキルを磨ける

スキルを磨くことは、変化の早いIT業界を生きるエンジニアにとっては必要不可欠だ。

私は、本業も副業もWeb開発をしているため、副業で得た知見は本業でも活かすことができる。また逆も然りだ。

これによって、双方でWeb開発のスキルを磨くことができ、どちらの仕事に対しても良い影響を与えることができている。

収入が増える

私は副業を始めたことで、年収が120万円以上も向上した。

収入が増えたことによるメリットは言うまでもないが、月に1,2回は旅行に行く余裕ができた。

本業以外にも収入を得られることは、ものすごく大きな自信となっている。

収入が増えることで、お金に余裕が出てくるため、生活に良い影響を与えていることは間違いない。

新しい世界が見える

副業を始めたことで新しい世界を見ることができた。

副業先での人脈の形成や、携わるサービスの開発環境・知識、税金の知識などだ。

新しい世界を知ることは、自分の人生をより豊かにしてくれる。
実際に副業を始めてみたからこそ知れる、新しい世界があったのだ。

まとめ

今回は私なりのエンジニアの副業の始め方と考え方を紹介した。

これからも皆さんに役立つ情報を発信していく所存だ。


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