反ワクチン派という概念の整理から

一時期と比べて、「反ワクチン」という言葉は、聞かなくなりましたが、まだまだ「反ワクチン」を訴えている人は、いるのが実情だと思います。

しかし、この「反ワクチン」を主張する人(或いは、そうレッテルを貼られる人)の中にもいくつか分類わけができそうです。

今回はその分類分けを考えてみたわけですが、鋭い方はとっくに気づいているような事だと思うので、そういう方は、ブラウザバックで大丈夫です👍🏻


まず第一の「反ワクチン派」分類は、「ワクチンを打つな!」と言うよりかは、ワクチン接種の強制、若しくは、そういう態度に対して反対の意を示している人達です。

この立場の人は、あくまで個人の自由を訴えていることが多く、ワクチンを打っている人達に対しても温厚にコミュニケーションを取れるでしょう。


次に、学問的知見からの「反ワクチン派」も想定出来そうです。
しっかりとしたデータや出典、論拠をベースに「反ワクチン」を掲げる人達です。

このタイプの人は、あまり見ないですが、今後出てくる可能性はあるでしょう。
また、学問的知見からの意見なので、(人にもよりすが)建設的な議論は、可能かと思われます。


最後に、どこのデータかも分からない、簡単なネット情報を頼りに、短絡的な結論による反ワクチン派です。

この手のタイプは、ご察しのように「反ワクチン」というイデオロギーに盲信しています。
よって、建設的な会話や議論は、殆ど期待できません。

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パッと思いつきで3タイプに分けてみました。他にも、分類分け可能なのかもしれませんが、一旦この三類型を仮定とし、結びに入ります。

まず、この三類型は、「反ワクチン派」のみならず、その反対の「賛ワクチン派」にも使えそうです。(①タイプの賛ワクチン派など)

つまり、賛と反で合計6類型のタイプがある(かもしれない)ということです。
 
「そんなに分けて何がしたいんだ?」という疑問が湧くでしょう。
私がここで言いたいことは、〔ワクチン接種の賛成反対〕を議論する際には、自分と相手が、どの型の立場なのかを予め知っておいた方がいいということです。

言い方を変えると、「ワクチン接種に対して、賛成か反対かの2累計で議論を進めても話が噛み合わない」ということです。

例えば、①タイプの賛成派と反対派が、お互いの立場を知っていた場合、恐らく、「個人の自由に託すべき」という同じ結論に行き着くと思います。

それを知らないと、「この相手は、個人の自由を強制してくるやつだ!」と思い込んでしまい、不毛な論争が発生するでしょう。

何事も議論をする際には、その二極化(賛成と反対)が、本当に二極化なのかを、考える必要性があるかと思われます。

以上

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