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絶叫系ランニング転じてキャンディーズ

もっと声を出そう

今週になって、新しい朝ドラ「おかえりモネ」が始まった。その中で大声で笑ってストレス発散する、「ラフティーヨガ」が紹介された。

一方、深夜ドラマ「ソロ活女子のススメ」では、今週「ソロ遊園地」として、富士急ハイランドで絶叫系マシンに乗って絶叫する話があった。

奇しくも、1週間に2つも大声を出す話を見たことになった。

在宅勤務が続いて、外出も会合も自粛の日々。人と話す機会が明らかに少なくなった。そのことでストレスが溜まるのは想像に難くなかったが、それだけではなく、口を動かす機会が減ったことが嚥下障害にまで繋がっているそうだ。

口をしっかり動かして声を上げるのは大事なのかもしれない。


絶叫系朝ランはアリかナシか?

土曜日の5時過ぎ。小雨が降っている公園を走った。さすがに人はほとんどいない。公園の周囲は商業施設やオフィスばかりで住宅はない。つまり周囲に人はほぼいない。もしいたら、早朝だけに迷惑な話だが。

走りながらウォーっと声を上げてみる。どこからも反応はない。それはそれで寂しい。せめてもう1人くらい一緒にやった方がいい。
もう一度。周囲からの反応が気になって、声を上げることが逆にストレスになっている気もする。
3回目。声を出そうとしたら、遠くに犬の散歩をする人。ここで終了。

やはり安心して大声を上げられる場所がないと、大声を上げるのもストレスと言う結論。


とりあえず声を出してみる「しりとりラン」

走っていると、ハアハア言うことはあるが、口を動かすことはない。口をしっかり動かすには喋るのが良いだろう。
絶叫は続かないので、そちらに方針シフト。

喋ると言っても、何を喋るのかと言う問題。目についたものを声に出して見ようと思いつく。
道端のタンポポを見て「タンポポ」と口の動きを意識しながら言ってみる。
そこで急に思いつきで「花縛りしりとり」を始めてみた。

タンポポ、ポインセチア、アサガオ…。

花の名前にそれほど詳しいわけではないが、思ったよりも順調。ヒマワリとかチューリップとか言ってみたいけど、ヒやチで終わる花を思いつかない。

キンモクセイ。そこで止まった。イ?

しばらく考えたが、イで始まる花の名前が全く出てこない。イヌなんとかとか、インドなんとかとかありそうだが、思いつかない。

仕方なく、イア、イイ、イウ…と順番に考えてみる。イマのところで「今泉くん」という言葉が出てくる。昨日、田村正和追悼番組の古畑任三郎を見たせいだ。

そしてふと思いついた言葉「伊藤蘭」。花じゃないし、最後「ん」だし、もうダメ。

そのあとは、キャンディーズを始めとする昭和のアイドル歌謡を口ずさみながら走った。意外と覚えていて、これはこれで楽しかった。

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