シモン・ボダン@ヒコルテの創作垢

シモン・ボダン@ヒコルテの創作垢

最近の記事

月桂冠の魔法少女 #2 淡い記憶の続き continuatio de tenui memoria (前編)

注意点 ・以下に登場する人名、地名、団体などは実在のものと一切関係がありません。 ・作者の経験不足により、魔法少女よりも特撮のノリになる恐れがあります。 ・歴史上の人物をモチーフにしたようなキャラクターが出てきますが、独自解釈や作者の意図などで性格が歪められている可能性があります。 前回までのあらすじ  日々を無感情に過ごしていた少年、阿具里晴人(あぐりはると)は突如として暴漢に襲われた。そこに現れたのは月桂冠をつけた魔法少女、オクタウィアナ。彼女は晴人の記憶の中の恩人

    • 月桂冠の魔法少女 #1 天使の矢 sagitta anglicae!

      注意点 ・以下に登場する人名、地名、団体などは実在のものと一切関係がありません。 ・作者の経験不足により、魔法少女よりも特撮のノリになる恐れがあります。 ・歴史上の人物をモチーフにしたようなキャラクターが出てきますが、独自解釈や作者の意図などで性格が歪められている可能性があります。 それでは、シモン・ボダン劇場の開幕です。 「久しぶり。って、さすがに覚えてないか。」 夕焼けの河原に、彼女はいた。 「…どうかしたの?」 しょんぼりとしていた少年に、黒髪をなびかせた彼女は優し

      • 告知 サイは投げられた!

         今回はこれから書き始める小説の告知をしよう。それにあたって長い前置きをするので、いつもやっている短い前置きはカットしよう。よろしければお付き合いください。よろしくなければ「告知」まで飛ばしてください。 前置き ~創作と迷い~  私が最初に「物語」を作ったのはいつだっただろうか。物心ついたときから、絵本をはじめとして色々な作品に触れ、小学校1年生のとき、自分でも物語を作ってみたくなった。  最初に作ったのは『くりとくも』という詩だった気がする。小学一年生の作品だ。内容な

        • 愛しのロマネスコカリフラワー

           最近運転免許を取得した。家のトラクターを運転するために頑張ってMT車で取得したのだが、トラクターはAT免許でも運転できたかも…。  まぁ、軽トラックもあるし、MT車の運転は楽しかったから良しとしよう(逆にAT車に慣れるまで大変)。  さて、今回は、私の趣味の一つである、野菜の栽培と、アイコンにしているロマネスコカリフラワーについて書こう。(今回、栽培方法の伝授は趣旨ではないので、栽培方法が知りたい人や、この記事を読んで自分も栽培したくなったような人は別のサイトをあたって

        月桂冠の魔法少女 #2 淡い記憶の続き continuatio de tenui memoria (前編)

          食事会の話題探しにて

           「個人用設定」と名の付く通り、PCの壁紙を何にしようと、他の誰の気にするところでもない。そこで私は自戒を込めて、美少女ゲームの、自分の心が抉られた場面を壁紙にしている。壁紙のヒロイン曰く、「『無理です、できません』は『やりたくない』を隠すための言葉にしか聞こえない。」(『ハミダシクリエイティブ』 鎌倉詩桜)  「今はやる気にならないから無理だな」と言い訳していろんなことを後回しにしてしまう私への警句を響かせている。(元々の意図は違うけれど)。  さて、今回は逆張りオタク

          美少女ゲームのコラボカフェ行った話

           最近タオルを干すための円形のハンガーが壊れた。軸というか、物干し竿に掛ける部分がとれたのだ。どうにか応急処置ができないものかと部屋の中を探していると、某研修で使った名札が目に留まった。首から下げるタイプの名札の首掛け紐をとり、名札との接合部や紐の長さを調節する部分のプラスチックを軸部分の穴のつっかえにして、その穴から紐を通し、新たな軸とした。今のところ難なく干せているので、もう、このままでいいか。  さて、今回は某美少女ゲームのコラボカフェに行った話をしよう。 美少女ゲ

          美少女ゲームのコラボカフェ行った話

          創作小説 『擬態』 草稿

           アイデアが思いついたので、短い小説を書いてみた。普段書いているエッセイもあまり慣れたものではないが、小説に至っては多少の経験があるだけで全くの素人であるので、まぁ、温かい目で見守ってほしい。  以下の物語はフィクションです。実際の地名、人物、団体などとは一切関係がありません。また、いくつか具体例が挙げられていますが、それもまったく現実とは関係ありません。 擬態 「あなた、カメレオンでしょう。」  午前の授業が終わった昼休み、校庭の草むらで女子高生、加藤凛子はある男に向

          第六回 何で誰も教えてくれないんだ!

           前の投稿から、この投稿までに、実は記事を1つお蔵入りにした。4000字という、今までにない長さだったのだが、その分何か、書いたことと自分の伝えたいことがずれてしまっていた。「随筆」というように、ただ筆に従って思うままに書いていると、時々着地点がわからなくなってくる。思いもよらない結論に到達するのは、それはそれで面白いのだけれど。  さて、今回はある心の叫びについて書こう。 クリスマス鍋  遡ることこの前のクリスマスイブ。私は生まれてこの方彼女がないことは既に述べた通り

          第六回 何で誰も教えてくれないんだ!

          第五回 ライターを目指す心と新年の抱負

           読者の皆様、明けましておめでとうございます。旧年中はありがとうございました。  最近Xの本アカで18禁PCゲームのネタをリポストしすぎたせいか、学部の仲間にいさめられてしまったね。まぁ、今年の布教は程々にしよう。段々と先輩とか女子にも垢がばれ始めたしね…。  さて、今回は、新年ということで、なぜ私が執筆活動を行っているのかを振り返りつつ、新年の抱負を書いていこう。 既に一部は書いている  なぜnoteでのライター活動を始めたのか。それは第一回の記事『ライター活動開始!』

          第五回 ライターを目指す心と新年の抱負

          第四回 「カッコイイ尊敬できる先輩が沢山いる」

           先日、あるプレゼン大会があった。結果は箸にも棒にもかからなかったものの、8か月間の成果を出し切ってきた。前回言及した体調不良がコ□ナだったせいで、治ってはいたが打ち上げには参加できず、一人打ち上げとして、スーパーの弁当を一気に3つ食べた。若いうちにだけ許される蛮行である。それも含めた日ごろの不摂生のせいか、便秘気味になって吐き気も催し、その弁当の具材がトラウマにもなりかけた。これはつ〇りか?コ□ナ後遺症で想像〇娠!?なんていう冗談を考えていたな。今はすっかり治った。  さて

          第四回 「カッコイイ尊敬できる先輩が沢山いる」

          第三回 世界史界隈2020 ~世界史好きらしく懐古でもしようじゃないか~

           最近少し風邪を引いた。一人暮らしを始めてから体全体を病むような病気にかかったのは初めてだから大変だったゾ。体にいい、消化によいものを食べたい、と思っても買い物や料理をする気も起きないので、備蓄してあるカップ麺から一番体に良さそうなものを選んだな。五十歩百歩だとはわかっていたけどね。さて、近況報告も済ませたところで、今日は私の趣味の1つである、世界史、を語るうえで欠かせない、2020年の世界史界隈について話そうと思う。 検定、受けてきました。  今年の11月26日、私は歴

          第三回 世界史界隈2020 ~世界史好きらしく懐古でもしようじゃないか~

          モテる男に囲まれて…

           なんとか目標の隔週更新を守ったゾ。やっぱり「やる」という宣言をネットの海に放り込んでおくのは効果があるね。さて今回は、モテる男たちと話をしていると、あることに気づいてしばらく落ち込んでいたことについて話そう。 色恋話の分岐点  遡ること数か月前、私は実習で大学から少し南の方へ行った。実習班は私を含め男3人。実習を終えた夕暮れの帰り道、私は同じ班の2人と一緒に歩いて付近を散策していた。ラーメン屋に寄ったり、イオンモールをぶらぶらしたり、散策自体は愉快であった。道中、実習の

          ライター活動開始!

           初めましての人は初めまして。私の正体を知っている人はお久しぶりです。この度、私、久々に「シモン・ボダン」という名前を使ってアマチュアライターとしての活動を始めることにしました。記念すべき第一回の記事は、自己紹介代わりに今までの文筆活動について触れていきましょう。 小さな成功体験  文章を書く、この活動を始めたのはいつ頃だっただろうか。人生で最初に書いた文章は、小学校低学年の頃のお礼の手紙だろう。社会科見学の見学先とか、学校に来て話をした人に送ったものだ。といっても、ほと