ロッキー山脈大冒険
実は私、頭の中のゴミを捨てたいときには、旦那さんにお願いして山へ連れて行ってもらいます。理由は、静かな場所で自分の心と向き合い、大自然が軌道修正の気づきを与えてくれるから。
その他にもいくつか自分にしっくりくる方法を持ってて、その時々で脳みそのゴミ処分をしてます(笑)
山はデジタルデトックスに最適
山はセルサービス(携帯の電波)が届かない場所が多いので、デジタルデトックスに最適です。
先週の日曜日は朝起きて急に山へ行きたくなったので、地元で有名なオフローディングのトレイルがある「The B」へ行ってきました。
「The B」とは、地元のアウトドア好きな人の間で親しまれている、ユタ州のデイビス群とモーガン群の境界にあるトレイル。そしてその頂上にあるのがフランシスピークです!
ソルトレイク市から北へ約1時間半の場所です。
眼下に見える、グレートソルト湖の眺めが最高です。思わず叫びたくなります(笑)絶対スッキリするはず。
あわただしい日常から離れて、距離をおいて住んでいる街を眺めてみることで、心が落ち着いて、仕事のアイディアや視点が変わることも。
グレートソルト湖とぎゅうぎゅう詰めの家々が立ち並ぶ街。
そんな景色を眼下に眺めながら走るトレイル沿いには、乾燥地帯特有の夏の草花が広がり、かと思うといきなりトレイルを覆う雪で行く手を阻まれたり…
頂上にはまだ雪がいっぱい残ってて、気温がいっきに下がりひんやりしました。5感を思い切り使って楽しんだオフローディングでした。
20年前は、人とすれ違うことも少なかった場所ですが、コロナ渦がおさまりいっきに人が多くなりました。オフロード車を持ってなくても、普通乗用車でかなり高いところまで登ってくる人たちや、オートキャンプをする人の姿も増えて、人々が自然の中へ癒しを求めている様子が分かります。
それと共に山の中のゴミが増えているのも確か…
ユタ州の人に愛される木「クヌギ」
裸山を走っていたかと思うと、いきなり緑豊かな木々に囲まれたトレイルに突っ込んだり。晴天だと思ったら、いきなり小雨が降りだしたり。山の中は不思議がいっぱい!
ちなみに写真の木はほとんどが、ユタ州を代表する木・Quaking Aspen(クヌギ)です。私たち夫婦の大好きな木で、以前住んでいた家の裏庭には5本くらい植えてました。
今住んでいる新しい家にも、これからいっぱい植える予定です。
裏庭を小さな森のオアシスにするのが、私たち夫婦の夢のひとつなんです!
そんなクヌギですが、アメリカ合衆国の西部地域で広く見られる木で、ユタ州の広い地域にクヌギの森林が広がっていて、州の象徴的な木として愛されています。野生動物の生息地としても重要な役割を果たしているんですよ。
風に吹かれると葉がさざめき、これが「quaking(震える)」という名前の由来になってるそうです。
このフランシスピークの標高は、約2903メートル。富士山の標高が約3776メートルなので、結構高いことが分かりますね。
雪を見てはしゃぎ過ぎたら、空気が薄くてゼーゼーしてしまいました(笑)ついつい標高が高いこと忘れてしまうんですよね。
次回は「地球の火星」と言われる火星ステーションがある街のお話を書こうと思ってます!
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