意味のイノベーションというのは初めは必ず個人から生まれるから。僕の大好きな漫画『リアル』の中に長野充の言葉がありますが、これは恐らくほぼほぼ同義ではないかと思うのが、『エゴ』です。エゴは個人の中にあり、それは集団で保有するものではなく、集団の中で生活を強制されると生まれないものです。

記事元：ユーザーヒアリングという悪・思考停止

これは盲点…!

たしかに、ユーザーと話したり、不満を聞いていても、そこからUberが生まれるわけじゃない。Airbnbが生まれるわけじゃない。

なぜなら、ユーザーはタクシーしか知らないから。ホテルしか知らないから。その行動を行うことができるのは、それしか知らないから、本質的に「何が？」というデカイ欲求に気づいていないから。

そして、これは集団の中では生まれない。なぜなら、集団という枠組みで強制されるから。

逆に言えば、たった1人のエゴが、それまでにないイノベーションを生む。

意味のイノベーションは必ず1人から。まだそれもない中で「ユーザーヒアリングをしろ」という思考停止ワードには惑わされないでください。

この人は「将来の働き方や企業と個人の関係はこうあるべきだ！」という目的…いや、ある意味、究極的なたった1人の「エゴ」でイノベーションを起こそうとしている。

まずは、自分1人が持つエゴを見つけて、そこからユーザーヒアリングなど外部に聞く、知ることから始めることが大切。

先に自分から…という事ですね。たぶん、この自分で見つけられたエゴの大きさが、よりデカイ革命に繋がる。「人類を火星に飛ばす」とか、「ガソリンから電気で走る自動車を作る」とか。

全員、イーロン・マスクになれ。

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