見出し画像

自己紹介。

簡単な自己紹介と近況。

息子がたま~にしか学校へ行けなくなった。

中学1年の夏休みに入ってすぐのことでした。
息子がひどい腹痛と便秘になり、何回も病院に通いました。
10日くらい経ってやっと腹痛が治まってきたと思ったら、今度は偏頭痛が始まりました。
ちょうど8月1日だったと記憶しています。
頭痛薬を飲んでも、漢方を試してみても痛みに変化はなく。
わたしも小さい時から頭痛持ちだったので(今はかなり減りました)頭痛の辛さはよくわかります。
MRIを撮って、脳腫瘍などの可能性はないと分かって少し安心しました。
しかし、息子が依然痛みを感じていることは確か。
でも、それを何とかしてあげる手立てがない。
本当に困りました。

お盆が明けて、夏休みの部活が始まりましたが息子は頭痛のため行けず。
幸い、痛いながらも日常生活は送れていたので様子を見ることにしました。
息子が痛いと言わなければ、つい忘れてしまいそうになるほど息子は普段と変わらなかったし、外出することも出来ました。
友だちと遊ぶことも出来ていました。
友だちと遊んでいると、頭痛のことを忘れている時間もあると言う息子。
この頃は、思春期の体調の変化なのかなくらいに思っていたところもあります。

しかし、新学期になっても、息子は学校へ行けませんでした。
『何かがおかしい。息子の心の中で何かが起こっている。』
と感じたのは、短時間だけですがたまに学校に行ったり、休んでいた間のプリントをもらうため放課後遅くに先生に会いに行ったりすると、頭痛がひどくなると息子が言い始めたからでした。

もしかして、この頭痛は心の問題から起きているのではないか。
そう思ったわたしは、学校へ行くことを無理に勧めず見守ることにしました。
そうして、息子がほぼ毎日家にいる生活が始まりました。
わたしは記憶力が薄いので(笑)事細かには覚えていないのですが、息子のことを心配しつつも、わたし自身にとって1人になれる時間がないことがとても辛かったのは覚えています。

手探りで、試行錯誤の日々。
もう一つ辛かったのは、夫が息子に対して理解を全く示さず、これからどうして行ったらいいかという相談が全くできない状態だったこと、わたし自身が心配だったりストレスが溜まって話を聞いてほしくても、そういう話をすると夫の息子に対する怒りに火を注いでしまうので、わたし1人で抱えなければならなかったことです。

学校へ行けなくなってから、夫は息子に対して強い行動に出ることはなかったのですが、息子には父親が自分を許していないということがひしひしと伝わっているようで、学校に関する話を2人がすることはほとんどありません。
今もそれに変わりはないのですが、夫は『あきらめる』という方法で何とか折り合いをつけたらしく、以前よりは穏やかになっています。
しかし、やはり未だに息子をさげすむようなことをわたしに言います。
息子よりも、夫の方がわたしにとっては大変です。

ご夫婦で、お子さんの状況に向き合って協力している方たちを見聞きすると、ほんとうに羨ましい。
ただ、わたしには心を開いて話せる親友たちがいてくれるし、同じような経験をしているお友だちもいるので、支えてもらい救われています。

最近になって分かってきたのですが、子どもの転機は、親の転機でもあるのだと、つくづく思います。
そして、これからのnoteは、息子に関する話題が良く出てくるようになると思います。
子どもと学校との問題は色々なパターンがあり、状況や進展などもそれぞれのご家庭の形があると思うので、わたしがここに書くことはあくまでも我が家の場合ということで読んでいただき、もし読んでいただくことで少しでも心が楽になったり、参考にしてもらえることがあれば、とても嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

貧乏な歌うたいに、ちょっといいマイクを。 まだまだ子育てにお金がかかるし。自分のためにはなかなか使えない。 でもでも、歌うことは生きること。いい音で録音できたら嬉しい♪ ということで、サポートいただけたら音楽に使わせていただきます。