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偏見の目は持ちたくない

自分が理解していない世界は、思い込みと偏見にまみれていると感じた。

自分が精神疾患にかかっていなかったら、Twitterの病み垢というものはリストカットとかまってちゃんで溢れていると思い込んでいただろう。

自分がお酒をあまり飲まない人であるから、外で飲むような酒豪の人は、病気にかかる手助けを早めてしまっているのだと思い込んでいた。

でも、それは自分の中の想像した世界であって、現実として存在するものは違った。

私は、色んな人の価値観を多く受け止める方だと自称していたが、実際のところは理解出来ない世界には偏見の目で見ていたのかもしれない。

お祭りで並ぶ屋台で食べ物を売っている、怖い見た目をしている大人も、

腕全体に入れ墨をいれている外国人も、

思ったよりも自分の理解している世界は狭くて限定的なものなのだと思った。自分の興味のあることに限定してしまうのは仕方のないことだが私はまだ20代であるから、これから先、人生経験を積むにあたって理解しようと意識することはきっと、人の気持ちを理解することに繋がる気がした。

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