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「素直に過ごせますように。」


ぎっくり腰になって、この数日、ほとんど横になって過ごしていた。

「安静にね」主治医の先生に言われて、「安静にします」と家族や職場に伝えた。ちゃんと安静にしていたら、ほんとうにすこしずつ、良くなってきた。

ワケを話すとき「ぎっくり腰」ってことばのポピュラーさ、キャッチーさに助けられた部分はあるけど、こんなに負い目なく、休むために行動できたのは、もしかしたら初めてかもしれない。たぶん、素直なことばや行動にふれる機会がさいきん増えたからだと思う。

周りにいる人や、noteやツイッターで発信している人たちの、たくさんのことば。いや、そもそもことばや行動なんて、けっこう素直なものなんだと思えるようになった、ということでもあるのかな。

いろんな場所で、せわしなさを感じても、ちゃんと見て、聞いて、尋ねて、答えられることが増えてきてる。そうしてまた、見て、聞いて、尋ねて、意味もなく笑ったりしては、おはよう、ありがとう、さよなら、おやすみと言って、会釈をしたり、目を合わせなかったり、声をかけたり、口をつぐんだり、していけたらいいな。

しずかにひとしきり景色が変わったような心地で、「うすく降りつもる雪の日みたい」なんて思いながら、また季節が変わるように、日々変わっていけたらいいな、と思いました。



#エッセイ #日記 #散文 #生活