呼吸の本質
呼吸困難という病気を経験したことがない人は一人もいないと言っても過言ではありません。
えっ?と思われるかもしれませんが、それが心と体を普段から切放して考える「要素還元主義」「人間機械論」という解釈ロジックにはまっている証拠とも言えます。
「精神症状」「心症状」「肉体症状」
そんなふうに生身の心ある人間という動物は切り離せませんが、現代医学は切り離して考えることで進化してきたのも事実です。
スピリチュアルと機能解剖学のつながり、と言われると荒唐無稽ですかね?(笑)
そこに呼吸と言われると更に『?』となるのも自律神経系についての偏見があるからだろうと臨床現場にいると感じます。
自律神経系失調症という病気はありません。
癌という病は、心と交感神経の深い関係があることは多くの報告があります。
しかし、これを超常現象としての心として扱うと治る病気も治らないことになります。
「疼痛」「痺れ」「呼吸困難」
「不安」「恐怖」「疑心暗鬼」
「安心」「安全」「信頼」
行動変容に必要なものは?
『頭脳とからだの適切な関係づくり』
そこにこそ呼吸の本質があるのです。
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