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81)人生の軸となる6つの感情

下の表は、『新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え』という本の中で紹介されている、「感情のスケール」という人間の様々ある感情の中でも上位の感情とされている7つを抜粋したものです。

この①~➆の感情を、普段の生活の中で感じることができれば、幸せな状態といってよく、こういった感情を持って過ごせるようになることが生きていく上での理想ともいえます。

この「感情のスケール」の全体を表したものがこちらになります。

この表を見たときに自分は普段、どんな感情で過ごしているかを探したりしするものだし、該当する感情を起点にして少しでも上位の感情を持てるようになりたいと思うものです。

とはいえ、普段、主に使っている感情を変えることは難しいものであり、たとえば⑨番目の「悲観的な姿勢」から⑧番目の「退屈」へ意識を変えようとは思わないもの。

目指すのは、当然①~➆の感情を持てるようになることだったりします。

そこで、上位の感情を普段の生活に取り入れていくことで、日々抱いている感情を変化させていこうとするのが「感謝のワーク」であったり、「喜び」や「氣づき」を発見していこうとするワークであったりします。

つまり、最上位にある感情を意図して取り入れていくことで、段階的に普段の感情や思考の習慣をを変えていこうとするのが、精神世界や自己啓発で行われているワークということができます。

そして、そういったワークを取り入れていって着々と実践していくことで、やがて上位の感情を得られるようになっていくわけですが、実をいうとこの上位7つの感情を感じられるようになったからワークが終了というわけではなく、こういった感情は一生を掛けて研鑽していくものだったりします。

特に最上位にある①番の6つの感情には上限がなかったりするものなのです。

なぜかというと、私たちの可能性は無限であり、最上位6つの感情を持ち続け精度を上げていけばいくほど、見えてくる世界が変化していくからです。

このため最初は、幸せになるために何かしらのワークを取り入れることから始めていきますが、やがてそれらの感情を日々の生活の中で感じられるようになったら、今度はそういった感情(意識)を自分の「人生の軸」に置いて生きていけるようにしていくことが大切だったりします。

①の6つの感情は、自身の可能性を広げていく力となっていくことから、これらの感情の感度を高めていくことが欠かせません。

たとえば⑨番の「悲観的な姿勢」を変えようと様々なワークをした結果、①番の6つの感情で生活できるようになった後でも、それらの感情は人生を通じた軸となっていきます。

我々の目的は、単に幸せになるだけでなく、幸せの規模を広げていくことです。

最初は、個人的な幸せが目的で様々なワークを始めるものですが、それを達成したあとは、幸せの周囲に広めていくことが生命としての使命だったりします。

したがって、精神の向上を目指し始めたあとは、どんなときでも「喜び」「氣づき」「力があるという感覚」「自由」「愛」「感謝」を自分の軸にして生きていけるよう努めていくことになっていきます。

そして、普段から「喜び」「氣づき」「力があるという感覚」「自由」「愛」「感謝」で生きていけるようになれば、これらの感情が持つパワフルさを広げていくことが、人生を通じた目的に変化していくのです。

もちろん、それは無理に何かをしようとしなくても、「喜び」「氣づき」「力があるという感覚」「自由」「愛」「感謝」で生きていられるようになると、自然と広がっていくものなので必死になる必要はありません。

ただ目の前のことを楽しみながら6つの感情を味わっているだけで、おのずと世界は広がっていきます。

なので頑張る必要はなく、ただ自然体で過ごしていればよかったりします。

ただ、氣を付けなければならないこととして「喜び」「氣づき」「力があるという感覚」「自由」「愛」「感謝」という軸からブレないように心掛けることが大切といっていいでしょう。

それさえできれば、間違いなく自然な形で「私」が持っている潜在的な可能性を顕在化させていけるようになると思います。

実をいうと「喜び」「氣づき」「力があるという感覚」「自由」「愛」「感謝」という感情の質はすべて同じです。

「喜び」があれば「力があるという感覚」が湧いてくるものだし、「氣づき」を得ることができれば「力が湧いてくる」のも当然のことです。

「愛」とは無条件だし、無条件ということは「自由」を意味するものです。

「愛」や「感謝」の気持ちから「氣づき」は生まれるものだし、「喜び」が生まれる背景には「愛」が存在しています。

「喜び」「自由」「愛」「感謝」の感情は、常に「氣づき」や「力があるという感覚」と直結しているため、「喜び」「自由」「愛」「感謝」で生きていけるようになると、絶えず「氣づき」や「力があるという感覚」を得つづけることになります。

このため、6つある感情のうちの「喜び」「自由」「愛」「感謝」のどれか一つにフォーカスするだけで、「氣づき」や「力があるという感覚」を自然に抱けるようになるものです。

そこで、「喜び」「自由」「愛」「感謝」の感情の中から、自分が好むものを一つ選んで、それを軸にすることができれば、自身の持つ可能性を広げていけるようになるでしょう。

しかも、「喜び」「氣づき」「力があるという感覚」「自由」「愛」「感謝」という6つの感情は、誰にも備わっているものであるため、一度、これらの感情の本質を思い出すことができたなら、二度と忘れることができないようになっています。

そういった意味でも、「喜び」「氣づき」「力があるという感覚」「自由」「愛」「感謝」の感情は、一生を通じて軸になるべき「人生軸」といっていいでしょう。

「人生軸」は、人が持つ潜在的な可能性を引き出す大きな力になるものです。

この軸さえしっかり保つことができたなら、あとは悠々と発見と喜びの中で生きていけるようになるといっていいでしょう。

しっかりとした軸を持って生きることができたなら、生きることにブレることはありません。

もちろん、生きていれば当然ブレは生じるものです。

しかし、そういったときこそ「喜び」「自由」「愛」「感謝」を基準に物事を選択し行動していけば、「氣づき」「力があるという感覚」を得られるようになっていきます。

「喜び」「氣づき」「力があるという感覚」「自由」「愛」「感謝」という6つの感情は、人生という長い旅を楽しませてくれる感情でもあります。

この6つの感情を、まずは「自分軸」にして習得し、さらに「人生軸」にすることができたなら、生きるという長旅をエンジョイできるようになることでしょう。





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