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こんな風に「大人の学び」をしたい~Project MINT創設者の植山智恵さんのお話より

ミネルバ大学院を卒業後、Projet MINTを起業された植山智恵さんとclubhouseでお話しする機会に恵まれました。

その中で、私が最近考え続けていた「大人の学びってなんだろう?なぜ学び続けたい、成長しつづけたいと思うんだろう?」という問いについて、答えのヒントになるような示唆を頂いたので、それについて書いてみたいと思います。

私はストレングスファインダーの上位5資質に学習欲が入っているのを見て、大人になってから自分で認めたのですが、学習することが嫌いではないタイプ。

でも、自分が学びたくて学んでいるはずなのに、時に疲れてしまい、ふと「何のために学んでいるんだっけ?」と思うことがあるのです。

Project MINTが大切にしている価値観も「大人の学び」。そのミッションについて次のように述べられています。

Project MINTは、今の時代に生きる大人にとって
本当に必要なラーニング没頭体験を提案します。

私たちは、多くの優秀な大人たちが日本の労働環境の中で本来持つ才能を開花できていないことが深刻な問題だと感じています。そこで、一人でも多くの大人たちが、何歳になっても、新しくストレッチしたキャリアチェンジにつながる経験(躍進)をし、自己革新し続けることをサポートする教育プログラムを創る必要があると考えました。

一人ひとりに眠るパーパス(目的)を再認識し、それらを実現していくために必要な21世紀型スキルを習得し、パーパスに合致した複業に参画します。

これからますます不確実になる時代において、一人ひとりの「パーパス」が何より大切な道筋を示すコンパスになり「行動」が糧となっていくからです。

ミネルバ大学院で「大人の学び直し」を経験され、その後、大人が年齢に関係なく自律的に「学び」続けられる社会を創りたい、との思いからProject MINTを創業された智恵さんに、ズバリ「智恵さんにとって、学びの目的って何ですか?」とお伺いしました。

そして頂いたメッセージがこちら。

「学びは自己表現のひとつ。自分には人生のパーパスとして、一人ひとりの可能性を信じて解き放っていきたいという想いがある。そして、それを通じて創っていきたい世界がある。そんなより良い世界を作っていくために、学び続けている。自然な好奇心が自分の内から出てきて、学ぶ中で色々なことが繋がっていく。」

これをお聞きした時に、「あー、私が一番聞きたかったことだ!これを私もやりたいんだ!私もこういう状況に身を置きたかったんだ!」と思えました。

それと同時に、私が学ぶ中で迷いが生じたり、疲れが生じてしまう理由も見えた気がしました。

私は何かを学ぶ時に、新しいことを知る、新しいことが出来るようになる、というのが純粋に楽しくて好きで、それだけで「学び」の世界に足を突っ込むことがあります。

ある意味、「知る」「出来る」ということだけを素直に楽しめるというのも悪くはないのですが、あくまで自分目線で、その先の拡がりや繋がりが生まれにくい。

根底に自分軸でのパーパス、つまり「社会や周りの人のためにこんなことをしたい。」という前提があっての学びとは次元が違うのです。

そんな学びのスタイルとするために必要なのは、言わずもがな、自分軸でのパーパスであり、その先に実現したい世界。

智恵さんは、ミネルバ大学院で学ぶ中で「社会で起こっていること、課題になっていることについて、自分も当事者であり関わっているんだ。そんな中、私個人としてどう向き合おうか。」と強く考えるようになったと言います。

社会課題について、他人事ではなく、当事者であるとの意識。そして、そんな意識があるからこその内側から生まれてくる「こんな世界を作りたい」という想い。掘り下げていくと、これを持てるかどうかの違いなんだな、と思いました。

「パーパス」・・・・なかなか重い言葉ですね。でも、これを重たく考えるのではなく、ワクワクと軽く楽しい気持ちで考えることが出来たら良いな。

そして私のパーパス。残念ながら、智恵さんのようにスパッと言い切れる状態にはありませんが、全然見えていないかというとそうでもない・・かな?大切にしたい価値観はいくつか見えていて、それらの集合体としてボンヤリしたフワフワした感じではあるものの、存在はしています。

そのフワフワしたものをどのように明確なものへと磨いていくか。

それには、やはり外からのインプット(学び)と内との向き合い(自己理解)を循環させて、回していくことかな、と思います。

パーパスは一度決まったら変わらない、という普遍的なものでもないだろうし、要所要所で見直す感じ?

やっていこうと思います。

そして余談になりますが、こんなことを考えていると、やっぱり、キャリアコンサルタントとしてクライアントさんのお話しを聞く中で、内に眠るパーパス(目的)を再認識して、それらを実現していくお手伝いができたら良いな、と思うのでした。

Project MINTでは、パーパス(目的)を起点とした学び・働き方を体現する先駆者を養成するプログラムを今秋にも開講予定だそうですので、気になる方はぜひホームページをご覧ください^-^

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