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リモートでできることが増えるほど、直接体験する価値は高まっているのかも

便利な世の中だから、逆に会いたくなる

人に会わなくても
生きていけるような便利な
世の中だから、
逆に人は、
人に会いたくなるんだね。
【イムズ】ポスター2005年

「毎日読みたい365日の広告コピー」という本にあったこのステキな言葉。

2005年のポスターなのに、まるで今のコロナの未来を予言していたかのようなキャッチコピーですよね。

コロナの前には全然進まなかったのに、テレワークもどんどん増えて、技術的には会社に行かなくても仕事ができるような世の中に近づきました。

このまま、わざわざ直接人に会わなくても生きていけるようになってしまうのかなと思ったんですが、どうやらそれはないんじゃないかなと、最近感じています。

その証拠に、昨年話題になった「オンライン飲み会」は、新しい飲み会の形としては全然定着しなかったという調査結果もでてるみたいです。

なので、むしろさっきのキャッチコピーのように、リモートでできることが増え、便利な世の中になることに比例して、どんどん直接会ったり体験したりすることの価値が上がってるんじゃないかなと思うんです。

今は助走をつけている期間なのかも

自分の今の気持ちを考えてみても、行動を制御されればされるほど、それをしたいという反動の気持ちがどんどん大きくなってきている気がします。

好きな旅行に中々行けないから、落ち着いたら絶対たくさん行ってやろう!って思うし、

友達と飲みに中々行けないから、落ち着いたら絶対たくさん飲みにいこう!って思うし、

スタジアムに中々行けないから、落ち着いたら絶対生でサッカーを観よう!って思っています。

皆さんもきっと、同じように感じているんじゃないでしょうか。

今はその気持が、僕や皆さんの中でゆっくりと助走をつけて、いざ走り出すときを待っている感覚なのかもしれません。

助走のぶんだけ価値が高まる

そういえばこの間、久しぶりに直接学校現場へ視察に行った時にビックリしたことがありました。

コロナの影響で、これまで中々現場に入ることができなかったので、今回はその分おもいっきり学んでやろうと思って視察に行ったんです。するとそのおかげか、不思議とこれまでの3倍くらい多くのことを吸収できたんですよね。

きっとこんな風に、我慢していたことが助走になって、次に行動する時にこれまでよりも遠くに飛べることもあるんじゃないかと、その時に思ったんです。

今はリモートで我慢していることも、そのことでむしろ直接体験することの価値が高まっている。それができるようになった時に得られるものは、きっとこれまでの何倍も大きなものになっているはず。

そんな風に思えたら、落ち着くまでまだもう少し時間がかかりそうだけど、なんだかもうちょっと頑張れるような気がしました。

皆さんも、今は自分がしたいことの価値が最高に高まっている時期だと考えて、過ごしてみませんか?

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