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文化人の元で働きながら教育について学んでます。 日本だけでなくオランダなど、国内外の教…

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文化人の元で働きながら教育について学んでます。 日本だけでなくオランダなど、国内外の教育現場の視察などを通し日々勉強中。 仕事の経験や読んだ本から学んだこと等、振り返りもかねて綴ってます。サッカーが大好きです⚽️ WOWOW×note「サッカーの忘れられないシーン」コンテスト入賞

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  • 「本」と「経験」からの学び

    読んだ本や経験から学んだことを、自分の振り返りも兼ねて綴ってます。

  • 教育の「今」と「未来」

    教育について考える日々に、学んだことをまとめてます!

  • 受賞作品に選ばれました!

    WOWOW×note「サッカーの忘れられないシーン」コンテストで受賞作品に選んでいただきました!

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下手くそな僕がFWになると決意した「CL決勝のインザーギのゴール」

小学生から社会人になるまでずっと続けていたサッカー。 高校では選手権の神奈川県予選でゴールも決め、決勝まで進むほど本気で打ち込んだ。 当時、僕の周りのみんなが憧れていたのは、メッシやロナウジーニョ、ネイマールやクリスティアーノ・ロナウドといった、ドリブルで何人もの選手を抜き去っていくテクニックを持った華やかな選手たち。 でも僕の中のヒーローは昔からずっと、そんな選手たちとは真逆で決して華やかとは言えない泥臭いストライカー、フィリッポ・インザーギ選手だった。 サッカーにあ

    • 金曜ロードショーをついつい観たくなったら「サブスク疲労」のせいかもしれない

      ついつい観ちゃう金曜ロードショー日本テレビ系列で放送している 「金曜ロードショー」。 皆さんも、テレビでやってると何故かついつい観ちゃうってことないですか? この前、友達が何気なく言った一言を聞いて、 確かにそういうことってあるよなーと思ったんですよね。 でも、これってどうしてなんだろうか? いつもは通りすぎてしまっていた疑問なんですが、今回は妙に引っかかりました。 なぜなら「ついつい観ちゃう」と言ったその友達は、普段はNetflixやYouTubeばかりを観ていて、

      • 挫けた時にはいつも「募金後の男の子の誇らしげな背中」がパワーをくれる

        『子供たちの人生の軌跡は、大人にとってはたいして重要でもないように見える些細な物事から変わりはじめる』 これは昔読んだ教育に関する本に書いてあった、僕の大好きな言葉だ。 でもこの言葉はきっと小さな子どもだけでなく、僕たち大人にも当てはまるものなんじゃないかと思う。 周りにとってはたいして重要でもないように見える些細な出来事が、長く自分の心を元気づけてくれるエンジンになることだってある。 そんな経験が僕にもあった。 挫けそうな時に思い出すのは「小さな出来事」僕は教育に

        • 多様性はややこしくて楽じゃないけどー 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んで

          楽ばかりしてると無知になる仕事の関係もあり、「多様性」ということについて考える機会が多い。 そんな中、最近読んだ、 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」という本に書いてあった冒頭の言葉にガツンと心を打たれました。 「多様性」は楽じゃないこの本は、イギリスで暮らす著書のブレイディみかこさんが、人種も貧富の差もごちゃまぜの中学校に通う息子に起こる様々な出来事を書き綴った物語です。 「多様性」とは何かを言葉だけでなく、実際に自分ごととして肌で感じている息子さんのエピ

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          10本
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        記事

          複雑な問題に直面した時こそ、組織の多様性が武器になる

          多様性はなぜ必要なのか?最近は「多様性が大切だ!」という話をよく聞く。 だけど、多様性が大切な理由って何? そう聞かれたらなんて答えよう。 そんなふうな疑問を持って読んだのが、「多様性の科学」という本。 この本によると、 複雑な問題に直面した時こそ、多様性は強みを発揮するらしい。 多様性な背景や経験を持った集団は多角的な視点を持ち、「盲点」も小さくなるので、見つけられる有益な解決策の幅が広がるみたいです。 ボルトが6人いても勝てない?もしあなたが、6人で世界最強のリレ

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          視覚障がいがあるからこそ、視覚以外の全ての感覚を「面白がれる」

          視覚以外の感覚を「面白がれる」 以前、友人の紹介で、2016年の「リオパラリンピック」の閉会式でパフォーマンスを行った、視覚障害のある方と一緒にご飯を食べて、色々とお話をする機会がありました。 その時に彼が、本当に楽しそうにこんなことを言っていたんです。 彼は、足音を聞けば知り合いの誰が近くに来ているかわかるらしいんです。 それだけじゃなく、足音の変化でその人の機嫌の良し悪しも何となくわかると言っていました。 その他にも、周りから聞こえてくる音でどこの駅の近くなのか把

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          「やさしさい気持ち。」を補充できる雑誌

          雑誌「BRUTUS」の最新号に、 「やさしい気持ち。」というテーマで特集が組まれてました。 これを読んで、やさしさの形や伝え方って、ホントに色々あるよなってことを改めて思ったんです。 「大丈夫?」とか「頑張ってね」って声をかけるのも、もちろん優しさだけど、それだけが全てじゃないんですよね。 思えば僕の心に残っている、友達からかけられたやさしい言葉の一つも、ちょっと変わっています。 「バンジージャンプに行こう」 友人を亡くし、僕自身も怪我をする大きな交通事故にあった時

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          「東京オリンピック」が教えてくれた深夜のスポーツ中継の価値

          オリンピックって、真夜中の生中継見たい欲ないです? 編集者の竹村俊助さんが、先日Twitterでこうつぶやいていたのをみて、なんだかものすごく、 「めっちゃわかるそれ!」 という気持ちになりました。 皆さんも、この竹村さんの言葉に共感する部分ありませんか? 「東京オリンピック」だからこそ感じたことついこの前まで開催されていた、「東京オリンピック」。 仕事から帰ってテレビをつけると、毎日のように色々なスポーツの試合が中継されていました。 僕は6月中旬から7月までの1

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          「テレワーク疲れ」が増えているという記事を見た。 日本だけの現象かと思ったけど、ドイツに住む友達に聞いてみたら、どうやら同じように感じる人はあっちでも結構いるらしい。 仕事だけテレワークで、私生活は自由ならいいけど、どっちも制限されてたらやっぱりしんどいのかもなと思った。

          「テレワーク疲れ」が増えているという記事を見た。 日本だけの現象かと思ったけど、ドイツに住む友達に聞いてみたら、どうやら同じように感じる人はあっちでも結構いるらしい。 仕事だけテレワークで、私生活は自由ならいいけど、どっちも制限されてたらやっぱりしんどいのかもなと思った。

          批判をエネルギーに変える力

          「私は絶対無理だと言われると、それが原動力になって、むしろ絶対やってやるという気持ちになる」 これは先日ある自治体の市長さんとお話した時に、その方が言っていた言葉だ。 その市長さんは、教育分野を含め、様々な改革を強い気持ちで行ってきた。 その力の源が、「そんなことできっこない」という周りからの批判や、変化を嫌う方々の反対の声だったそうだ。 きっと、批判をされることで、「じゃあどうやったらできるのか?」をより一層考えるようになったのではないかと思う。 こんなふうに、批

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          リモートでできることが増えるほど、直接体験する価値は高まっているのかも

          便利な世の中だから、逆に会いたくなる人に会わなくても 生きていけるような便利な 世の中だから、 逆に人は、 人に会いたくなるんだね。 【イムズ】ポスター2005年 「毎日読みたい365日の広告コピー」という本にあったこのステキな言葉。 2005年のポスターなのに、まるで今のコロナの未来を予言していたかのようなキャッチコピーですよね。 コロナの前には全然進まなかったのに、テレワークもどんどん増えて、技術的には会社に行かなくても仕事ができるような世の中に近づきました。 こ

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          「心のiPod」にはポジティブな曲を貯めておこう

          パフォーマンスを高める心の仕組み「心のiPod」がパフォーマンスを左右する 中学生のころ、サッカーに活かすために読んだ「ホイッスル!勝利学」という本。 この本に書いてあった「心のiPod」という考え方が、今でもずっと僕の頭の中に残っています。 (ちなみに「ホイッスル!」はめちゃくちゃ面白いサッカーマンガです!) この本では、サッカーや日常生活で良いパフォーマンスを出すための考え方や心の仕組みなどが書かれているのですが、その中で「セルフコンセプト」という言葉が紹介されて

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          ジョブズやオバマ元大統領はなぜいつも同じ格好をしていたのか?

          人は1日に3万5千回決断しているケンブリッジ大学の研究によると、人は1日に3万5千回も何かを決断しているらしいです。 今日1日を振り返っても、「そんなに決断してたっけな?」とあまりピンとこないですよね。 ただ、今日はご飯何食べようかなとか、どこに行こうかな、などの大きな決断だけでなく、そのためにどう体を動かすか、どう立ち上がるかなどの「無意識の決断」も含めると、それだけの数になるそうです。 決断が多いと脳は疲労する無意識だとしても、何かを決断する時には脳はエネルギーを使

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          蚊は横じゃなく縦に叩くとうまく仕留められるらしい

          暑くなると増える蚊。 ホントに嫌になりますよね。 このまえ職場で発見したので、 「えい!」 と力を込めて叩いてみたのですが、全然捕まえられず。。 すると、それをみていた職場の方が、 「蚊は横に叩くんじゃなくて、縦に叩くと簡単に仕留められるよ」 と教えてくれました。 その方が言うには、蚊は飛ぶ時に上下に揺れながら飛ぶので、両手で横からはさむように叩いても、ひらりとかわされてしまうらしいんです。 だから両手を縦に構えて、上下にはさむように叩くと、蚊の縦の動きにピタ

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          気がつけば、来週の土曜日まで更新すれば30日連続になる。 前に、忙しい日はつぶやきで大丈夫とコメントで教えてくれた方がいたので、うまくはさみながら頑張ってみようと思います!

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          「プレミアリーグ現地観戦」で小さな女の子から感じたサッカーへの熱と愛

          イギリスのサッカー熱がすごいイギリスでは今、現地で開催されている「EURO2020」というサッカーの大会により、コロナの感染が拡大しています。 6万人以上もお客さんをいれていますが、ほとんどの人がノーマスク。 そんな映像がニュースで流れると、なぜそんなリスクをおかしてまで試合を観るんだろうと思うかもしれません。 しかし、以前イギリスで試合を観戦した時に、4歳くらいの小さな女の子のあまりの熱狂ぶりを目の当たりにした僕は、「確かにイギリスのサッカーファンなら、命がけでサッカ

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