批判をエネルギーに変える力
「私は絶対無理だと言われると、それが原動力になって、むしろ絶対やってやるという気持ちになる」
これは先日ある自治体の市長さんとお話した時に、その方が言っていた言葉だ。
その市長さんは、教育分野を含め、様々な改革を強い気持ちで行ってきた。
その力の源が、「そんなことできっこない」という周りからの批判や、変化を嫌う方々の反対の声だったそうだ。
きっと、批判をされることで、「じゃあどうやったらできるのか?」をより一層考えるようになったのではないかと思う。
こんなふうに、批判をエネルギーに変える力を持っている人は本当にすごいと思う。
そういえば、これと似たような言葉を、サッカー選手の名言集でも読んだことがあったな。
「自分を疑ったことは一度もない。小さすぎる。細すぎる。そう否定されると、むしろモチベーションになる。このモチベーションのおかげで、いま僕はここにいる。」
スペインの名門クラブ、レアル・マドリードに所属するルカ・モドリッチ選手の言葉。
彼は、身長172cmとサッカー選手としてはかなり小柄で、身体もかなり細い。そのせいで、昔クラブの入団テストにも落ちたことがあるそうだ。
でも、彼は周りからの「小さすぎる」「細すぎる」という声をモチベーションにして、自分が持つ他の武器を磨いていった。
誰にも負けない技術を身につけて、誰よりも走れるスタミナをつけた。
その結果、彼は世界の年間最優秀選手に送られる「バロンドール」を手に入れることができた。
批判をエネルギーに変える力。
逆風を追い風に変える力。
こんな力を身につけられたら、どんなことも上手く行きそうな気がする。
自分のやろうとすることを批判されたり、反対されることは辛いことだけど、それらをこうやって力に変えている人たちの言葉を聞くと、なんだかちょっとだけ、
「批判、どんとこい」
そんな風に思える気がする。
今度、批判や反対の声を受けた時、皆さんもこの二人の言葉を、ほんの少しだけ思い出してみてください。
読んでくださりありがとうございました😊 ほんの1ミリでも良いので、あなたの行動や考えに影響があれば嬉しいです。