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ダイエットに最も重要な3つの事。

日本ダイエット健康協会では、ダイエットを次のように定義しています。


ダイエットとは、人が本来備えている代謝機能を正常に保ち、日常生活を健康的に送ることができるための適正体重を維持または獲得することを目的として、食事、身体活動、その他あらゆる生活習慣などを調整し、心身ともに活性化させること。
 日本ダイエット健康協会の定義のように、ダイエットとは痩せることだけではありません。日常生活を健康的に送るために適正体重を維持する必要があるんです。それも体だけでなく、心も活性化する必要があります。それなのに同じ物をずっと食べたり、糖質を制限するなんてもったいないと思いませんか。
ダイエットに必要な3つの事。


1.水分を積極的にとる必要がある
人間の7割~8割程度は水分です。水にカロリーはありません。体脂肪の量になんら変化を与えることがありません。しかし、日常生活で濃い味付けのものを過剰に摂取することで、ナトリウムとのバランスを保つカリウムが不足することで体内に過剰に水分を保持してしまうことがあり、これがむくみや高血圧の原因となります。1日2から3リットル程度摂取することをオススメします。そんなに取れないという方は、各食事時にスープや汁物などを加えることで水分量を調節すればいいでしょう。また取る水の質にもこだわる必要があります。水の質とは硬水なのか、軟水なのかという点です。種類と成分ミネラル量と水の硬度、水には主にカルシウムイオンとマグネシウムイオンが含まれていて、水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値を「硬度」といいます。 WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」というらしいです。
 軟水は、ミネラルが多すぎない軟水は、胃腸が未発達な赤ちゃんや胃腸機能が弱っている人にも安心して与えられるお水です。乾燥肌や肌トラブルの悩みには軟水を使用した洗顔や洗髪がおすすめです。海水浴のあとに髪がバサバサになってしまうことありませんか。あれは海水に含まれるミネラルが影響しています。また、ミネラルは肌への刺激となり、肌荒れを招くこともあります。軟水は内臓への負担が少ないことも特徴です。
 硬水は、硬水はカルシウムやマグネシウムを豊富に含む点が特徴です。しかし、硬度の高い水を飲み続けると下痢を起こす可能性があるので注意しましょう。ミネラルが不足しがちな日本人にとって、手軽にミネラルを補給できる方法ともいえます。ただし、硬水は口当たりが軟水のようなまろやかではなく、胃腸に負担をかけることがあり、硬水に含まれるマグネシウムは市販の下剤にも使用されている成分です。そのため、過度の飲用は胃腸に負担をかけてしまいます。特に日本人は日頃から軟水に親しんでいるため、いきなり硬度の高いミネラルウォーターを飲むとお腹を下す可能性があるので注意しましょう。


2.油を積極的にとる必要がある
油が体内に入ると、酵素リパーゼで分解されてから小腸で吸収され血中に入り、肝臓を経て中性脂肪、脂肪酸、コレステロール及びリン脂質にわかれます。中性脂肪は脂肪細胞に入り貯蓄されますが、全身の皮下に蓄えられるものを皮下脂肪、腹部の腸間膜に蓄えられるものを内臓脂肪といいます。これらの脂肪をすべて総称したものを体脂肪といいます。皮下脂肪は皮膚の真下にある脂肪で、全身にあります。その役割は外部の衝撃からの内臓を保護したり、体温保持や長期間にわたる飢餓状態に備えられているものです。内臓脂肪は主に腹部の腸間膜周囲に付着する体脂肪のことです。臓器を支えて定位置に固定する役割があり、また短期間の飢餓状態に備えたエネルギーとして貯蓄されます。油についてはどのような油を摂取した方がいいのかを考える必要があります。詳しくは後述していきます。


3.PFCバランスを考える。
P:プロテイン(タンパク質)
F:ファット(脂質)
C:カーボハイドレート(糖質)
食事による三大栄養素の摂取カロリー量が、それぞれ合計摂取カロリー量の何%にあたるかを示したものです。ただし、三大栄養素以外のカロリーを持つ食品(アルコール類、酢酸を含む食酢などの調味料など)が含まれると、PFCバランスの合計%が100にならない場合があります。
日本肥満学会では理想的なPFCバランスとしてタンパク質15%、脂質25%、糖質60%を推奨しています。

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上の図は農林水産省が出しているPFC熱量比率の推移です。平成22年度の図ではF:脂質の摂取量が異常に上がっていることがわかります。昭和40年度から比べるとほぼ倍の数値です。それくらい近年は、脂質を摂取する機会が多くなったことがわかります。
 いままで述べてきたことだけでも自分の生活を見直すものになってきているのではないでしょうか。
いままで出てきた言葉の中でわからないものもたくさんあったと思いますので、次は栄養補給に必要、食べ合わせに必要なダイエットに必要な知識を簡単に述べていきたいと思います。

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