鬱症状から健康体になってきてわかったこと。

タイトル通り鬱症状から健康体になりつつあったので、
記録として書こうかなと思いました。
最近は、会社から帰宅してもすごい元気になりました。
数年前とは想像つかないくらい今は楽しく過ごせるようになりました。

鬱症状から健康体になってきて分かったのが
「本来の自分が戻ってきた!」という体験を得るができました。(つまり超元気)

では、具体的に何をやったのか、鬱症状と健康な状態とどう違うの?などど言ったことを書いていこうと思います。


私個人の体験話となりますので、参考になるかわかりませんが
実際にやってきてよかったことを書くので良ければご覧ください。
(事細かに書くので長くなります。その上で踏まえて読んでください。)

自己紹介(私)
・女性
・生理前のPMS症状が酷く、希死念慮持ち(自殺行為はしてませんが頭の隅っこに浮かぶ感じです)
・社会人、片手年数
・睡眠タイプは中間型
・一人暮らし
・恐らく鬱症状と解りつつ、病院や行ってない状況
・漢方や薬など服用なし
・かなり内向的な性格で周りの様子を気にしがちな性格

私は、一般的な女性社会人です。
病院に行ってない理由としては、私が病院に予約電話が死ぬほどハードルが高く苦手で避けていたためです。今もできません。
私個人として思うのは、病院に行ける方は行ったほうがいいのかなとは思います。
それでも私が病院に行かず、症状が回復したのは恐らく、私がネットで調べて試行錯誤の日々を送っていたためだとと思います。
なので私の場合は「軽度」の鬱症状なのかなと、今は思います。
(普通に会社に行って毎日仕事はしていました。毎日身体はしんどかったですが…。)


今は健康な状態ですが、5年くらいかけてようやく回復したのでかなり時間がかかったのかなと思います。
1日でも早く元気であれば色んなことに挑戦できただろうなと
最近特に思っており、元気な内にちまちまやりたいことをやろう!とちまちま活動しております。

さて、鬱症状からどれくらい回復したのか、ということがわからないと思いますので、鬱症状と健康な状態を書こうと思います。

1:「私」の鬱症状と健康な状態


◯鬱症状の時

⭐︎人間関係関連

・コンビニの店員さんですら顔が見れず緊張してうまいこと言葉が出ない。(今もそれはあります)
・部屋で引きこもり、外に出るのが本当に億劫で着替えすらままならぬ状態で休みを過ごしていた
(元々家にいるのが好きってのもあると思いますが、近いコンビニですら行きたくないと思っていました。)
・周りの視線が異様にすごい気になる(これ性格の問題かもしれない…)
・人と本当に話したくない(声出したくない)、会いたくない、人と遊んだ後は何故か必ず泣いており、人と遊んで“楽しい“というより“不安”が強く、一緒に過ごしていた(3年くらい)
・人と常に何かに繋がっている状態がすごく辛かったので、どんなに好きな友達でも連絡先を消したくて仕方がなかった

⭐︎衣食住関連

お風呂入るのが本当にしんどかったので、休みの日は風呂は入らなかった
・カフェインと甘いものがとにかく大好きで、ないと落ち着かなかった
・ご飯を食べたくない、食べなくても平気、もしくは全然食べれない、お腹がまず空かない、でもお菓子と紅茶は飲める
・寝つき悪すぎて寝付くまで1時間はかかってしまい、そのままずるずる起きてしまった
・カフェイン飲料を飲むと心拍数などが上がり、動悸が激しかったし、テンションがすごい狂っていた
カフェインないと起きて活動するのが困難だった
・おしゃれなどに全然興味が向かなかった

⭐︎趣味関連

・Twitterくらいしか文字を流し見することができず、文字を読んでも「頭に入らない」状態が3年以上。
そのため、元々読書や記事を読むのが好きだったのに、一切本を読むことができませんでした。(今思えば漫画も読んでいなかった)
・アニメ、YouTubeやTwitterなど流し見できる情報媒体などに触れることができるが、他は何もできない状態。
・SNSの使用時間8時間以上という極度のSNS依存
・趣味や好きなものはふんわりわかるが「具体的に何かわからない」ままの状態で楽しんでいることが多かった。

⭐︎感情面

・会社から帰宅して2時間くらいずっと涙出しっぱなし、鬱症状から2年くらいはずっと毎日泣いてた
・帰宅後に変に汗が出ていて、身体が火照った状態が多かった
・毎日情緒不安定なため、感情のむらが激しく、常にイライラしたりしており、“穏やかな感情”を持つことができなかった
・ずっと死にたい、自分に価値がない、存在を消したいといった反芻思考がぐるぐるしていた。ので、確実に死ねる方法を探していた。(でも結局なかった)
・過去の嫌なことを思い出しては、ずっと泣いていることが多かった
・毎日が不安だったので、“楽しい“と言った感情があまりなく過ごしていた

これを踏まえて上の情報を今の健康状態から
変化と実際にやっていたことを書きます。

◯健康状態(今)


⭐︎人間関係関連

元々人見知りで、人と一緒にいるのがそもそも好きでなかったという
「自分の性格を理解」できた為、無理をしない方向へとシフトするように考えを変えました。
私の場合は、趣味が充実していれば友達がいなくても平気なタイプなので(ここの時点で参考にならない部分が多そうですが…すみません。)
「元気かな」「何してるかな、最近話してないな」って思った人としか連絡していません。

⭐︎衣食住関連

自分のピッタリな生活リズムを見つけることができたので(夜11時〜朝6時)朝から晩まで元気に活動できるようになりました。
※人によっては早起きして体調崩すので、眠気が来る時間帯から睡眠タイプを調べると良いと思います。

そのため、読書や運動、絵を描くこと、掃除をする、家事をする、など積極的にできるようになって楽しんでいます。

鬱症状の時に、「これ」をやって1番変化があったのは、

食事の栄養面を考えた時、です!

 「疲労回復できる食材」「鉄分豊富な食材」「腸内環境を整える食材(腸が整っていれば鬱症状も回復の望みあり、という記事を読んだので)」をたくさん試したり、“自分の体にあっている!”と感じたものを食べ続けました。

私が試して効果を感じた食材は、以下です
「鯖」「うなぎ」
「バナナ」「オクラ(疲労回復にすごい効く)」
「寝る前にビタミンC飲料(アセロラ、キレートレモン)」
「梅(蜂蜜のやつ)」「ヨーグルト」「豆腐(豆乳とか)」

後は、糖分をなるべく控えていた…のは無理だったので、
「甘栗」「干物の魚」「干し芋」をおやつにしていました。

まだまだありそうですが、今はネットやYouTubeとかでたくさん出るので参考にしています。
最近は、美肌になりたい!と思っているので、そういった食材も試している最中です。

睡眠に関して言えば、寝る時は
・真っ暗な部屋にするために遮光性の高いカーテンを買った
(人は少しでも光を感じると眠るのが浅くなるらしい)
・掛け布団は重いやつにしたけど息苦しいので、肩まで掛けて寝ている
・睡眠用のレッグウォーマー着用
(朝起きるの苦手だったけど、これ付けて朝迎えたらすごく楽になった)
・睡眠用イヤホンを使用

↑で、私の場合は寝つき改善されたり、睡眠の充実感を得ることができました。
睡眠を充実させることで、「後回しが減った」「集中力が上がった」ので
自分に合った睡眠環境を整えるのは本当に大事と思いました。

あと、YouTubeで簡単にできる筋トレとストレッチも兼ねていたので(運動)それも大いにあると思います。

⭐︎趣味関連

私が健康体に戻ってきてから気づいたのが「そういえば本を読むのが元々好きだったな」「美術館へ行ったり、カフェ行くの楽しかったな」と言った感じで、“自分の好きなもの”がちゃんとわかる。と言ったことでした。
(最近はソシャゲのこのキャラ好きだったなとか…今まで放置してたものを取り戻した感覚になっています)


鬱症状から回復してきたから一気に趣味に没頭できる!と言った感じより、
むしろ、やること全部に対してハードルがすごい高く感じていました。
なので、これはリハビリが必要だと思います。

やることへの「ハードルをとにかく低く」して、数分を数回、徐々に繰り返してようやく「趣味に没頭する時間」を取り戻した!と言った感じで…
段階を踏んでいたので、やはり時間はかかりました。


例えば、「読書」ですが(実体験)
社会人の初期から私は鬱症状だったのにで、本なんて一切読んでいませんでした。
むしろ、活字を読むのが苦痛…、そんな私が、今は本を買って「読書を楽しめる!」と言った状態まで戻すことができました。

先ほど「ハードルをとにかく低くする」を言った話をしましたが、

最初は、環境づくりから始めました。
「本は借りなくてもいいので図書館に行ってみる」を数回、年に1回でも2回でもいいので、『図書館に行く』といったことをやっていました。
図書館が身近にないよって方は、本がある場所に行ってみるのがいいのかなと思います。
とにかく、本のある環境へ行くこと。それを徹底しました。

それから『次は気になるジャンルの本を借りる』
これは借りて読み切らなくても大丈夫です。
借りて読めなかった!という失敗体験は無視して大丈夫です。(大事なことなので2回)
大事なのは、本に触れることです。
本屋さんであれば立ち読みとか、それでも十分かと思います。(常識範囲内で)

そういったことを繰り返し、繰り返し、していくと
「本を手に取って開く」と言ったハードルがかなり下がります。(実際にやったらわかるかもしれないですが、個人的に下がったなといった一例です。)

私はこういった「本に触れる機会を増やす」ことをしていたのですが
いつの間にか本を買って読む生活になって来ました。
お陰様ですごい楽しめています。読書はいいです。

社会人だから、時間がないから…という方が大半だと思いますが
私的に「読書」は優先度低いので、本当に気が向いたらやる趣味です。
なので、“気楽さ”を重点とした考え方です。

社会人なので時間がないのは当たり前ですが、休憩時間、通勤時間、会社の始業は始まるまでの時間、にちまちま読んでいたら、1ヶ月で本を1冊読めたので(200Pちょいの本)意外とできるな…と思いました。


また、散歩することが好きだったので、外に出て色んな建物を見る、写真を撮る、寄り道で何かお菓子を買う、などの散歩が好きだったので再開できるようになりました。

他、おしゃれなどにも興味が出てきたり、語学学ぼうといったことをしています。(SNSの時間も意識的に減らしたので他で充実させているというふうに過ごしています。)

なので、結果
好きなものが「具体的に何か」が解りつつあり、趣味を充実させることができた。と言った感じになりました。


⭐︎感情面

恐らく、運動、食事、睡眠、がまともにできるようになったので
・俯瞰してものを見る、考える
・なんでも人に話す、から、話題と言葉を選んで会話するようになった
・自分が何か焦ったり、イライラしたり、パニックになっても、俯瞰して自分の感情を見るようにできるようになりました。

物事への取捨選択ができるようになり、落ち着いて考えることが増えてきました。

もちろん、人間なのでイライラして感情的になることが殆どなのですが、
そう言った時に「あ、自分今イライラしているな」と頭の中で唱えたら、「イライラしてるし、帰りは甘いものでも買って気分転換しよ」と言った思考へと切り替えることができるようになりました。

普段から意識してやばれ多少はコントロールできるようになった、と言ったことが多く、
鬱症状の時は感情剥き出しで暴れていたので感情のコントロールが難しく、何も考えることができませんでした。

後は、私は白黒思考なので「中間思考」がなく、
「やれなかった」「やれた!」しかありませんでしたが、鬱症状から回復し始めたら「ちょっとやったからよし!」と言った“中間思考”が増えてきました。
こう言った考え方ができるようになったのも、健康になった証だと私は思います。

こうゆう“中間思考”を作れたのも
本当に毎日コツコツやって、小さい目標の達成の繰り返しのおかげだと思います。
目標達成した時に「あれ、私意外とできるじゃん!」と言った風になって自己肯定感が上がるので、日々の自分の小さなミッションをこなすだけでも全然違うなと感じます。
(読書も隙間時間読んでいると言いましたが、1日時間を小分けにして、10分、10分、なのでトータル20分読書していると感がたら、意外と読んでいることに気づきますね。ただ、ムラがあるので3分で切り上げることもしばしば。)


こうやって書くと「この人だから出来たんだよ、参考にならん!」って方も多いと思いますが、私も「この人だからできるんだろうな」と言った記事をたくさん読みました。
この記事書いている人と「私」の違いってなんだろうと考えた時に
やっぱり、行動を起こしているかどうか、の話になります。

既にやっているよ!!って方は、本当にごめんなさい。
スルーして大丈夫です。

今思えば、人のよってやり方が千差万別なので
やっている人の内容を、手順通りに、完全に模倣しなくてもいいんだと思います。

「ちょっと」齧った情報を「ちょっと」やってみる。


今の元気な私は、そうゆう「小さなスタート」から始めました。
ハードルを下げまくって下げまくって、「今の自分にできることはなんだろうか」という出発点から、スタートして、
ようやくできることも増えて回復して来たので、
最初は「今の現状を変えたい」って気持ちがあれば十分だと思います。

これを読んでいる方って恐らく「自分を変えたい」という気持ちがあるから読んでいると思います。
「自分はこのままでいいや」って人は、そもそもこうゆう記事を読みません。
なぜなら、人は自分の必要だと思わないものは一切やらない性質を持っているからです。
(と、それっぽく格好つけて言ってみます)


今はとりあえず「自分を変える方法」を調べまくってもいいと思います。

私の経験から、の話になりますが、たくさん調べたことが後々、点と点が繋がって、自分の成長へと繋ぐことができると思っています。
小さなことをして失敗することもしれませんが、「小さな体験」が大事なので、着目するのは「行動」です。成功失敗の有無は関係ありません。大丈夫です。

この「小さな体験」が自分に還ってくるので、「行動する」ことにフォーカスしてやってみるのがいいと、私は思います。


では、まとめに入ります。

行動するのには、体力がいるので、とにかく「ハードルを下げまくって行動をしてみる」
人と比べるのではなく、人それぞれなので「自分に合ったものを探す」
また、その内容は「失敗」「成功」の白黒思考ではなく「中間思考(グレー)」を持って「気楽に」考えたり、行動してもいい、という感覚を身につける。

以上となります。
6000字も書きました!びっくりですね。

これを読んでいるあなたが1日でも早く回復し、毎日が楽しく過ごせることを願っています。
自分をどうか大事にしてください。他人から大事にされるより、自分を大事にすることが何よりも大事であると私は思っています。

これを書くのに、朝、夕方、掛けて書いてますが
時間かかりますね!!楽しいですが!!!では、良い1日を。


そういえば、私が冒頭で「希死念慮」と書きましたが、
「行動」に没頭すると、ある程度コントロールできるようになって
ストレスが解消されるので、「希死念慮」が薄くなる!言った感じです。

完全に消すことはできません。(あったら教えて欲しいです)

そのあたりは念頭に入れて頂けると幸いです。

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