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「褒める」が圧倒的に足りない。本を読んで反省した話

おはようございます。

昨年11月から長男(小1)が利用開始したRISU算数。
そのRISU算数の代表取締役社長が二冊目の書籍を出版されたので読んでみました。

第一弾は、ちょうどRISUと公文で悩んでいた時に読み、答えになりそうな事が沢山書いてあって夢中になって読みました。

また、小学校で1年生から6年生までどんな順序で学習が進み、どこでつまづきやすいか?など、既に忘れていた事をリマインドできる内容でとても良書でした。

最近の学習状況


気づけばRISU算数を初めて8カ月。

小学校では「繰り上がりのない足し算」をやっている長男も、RISU算数では

・4桁のたし算・ひき算
・あまりのある割り算
・少数の基礎
・時計(小学校で習う単元は全てクリア)
・3年生までの図形
・㎝と㎜等の単位

と、いかにも「算数」らしい所まで進みました。

一筋縄では解けない事が多く、「これ分かんないよ~!」と朝からグズグズ機嫌が悪くなったり、ヒントを出そうとしても完全に拒否モードに入って手がつけられなくなる事もしばしば。

と、RISUに毎日触れている真っただ中で読むと大きな気づきが沢山ありました。

気づき①「褒める」が圧倒的に足りていなかった

この書籍の前半部分に、「褒める」という言葉が何回出てきただろう?

と、数えたくなる位。

繰り返し「褒める事」の大切さが強調されていました。

勉強に取り組んでいること自体を承認する。

1問でも正解したら褒める。

家族総動員で褒める

RISU算数には、子供の学習状況をメールでお知らせしてもらえる機能があります。

この送信先のメールアドレスは無制限でいくつでも登録できる仕組みになっていますが、この機能は

おじいちゃん、おばあちゃんなどできるだけ多くの人を登録して、皆で褒めてあげる

その為の環境設定だそうです。

我が家も両親+ばぁば1名を登録していますが、全然「褒める」ためのツールとして使えていませんでした。

むしろ、子供がどう見てもRISUをやった形跡がない日に「終わった」等と嘘をついた子供に対して

「今日やったかどうか、お父さんたちにメールが届くんだから、嘘ついてもすぐバレるぞ」

等と脅しの道具みたいに使ってしまっていました💦

本を読みながら「うわっ、我が家って最低だ」と、めちゃくちゃ反省しました。

又、子供の目の前で他人から「お子さんよくできますね」等と褒めて頂いた時に、「いえいえ全然、うちの子ケアレスミスが多くて」等謙遜する事は絶対にNGだそうです

謙遜は、子供にはなかなか理解できない非常に高度なコミュニケーション手法です。子供は大人ほど言葉の裏にある文脈を読めませんから、言葉をその通りに受け取ってしまいます

第1章より

勉強以外についても、本人の前で「下げ行為、下げる言葉」を使わないように気を付けよう。

何よりも、毎日きちんと宿題+αの学習をしていることをもっと褒めなくては!と、決意を新たにしました。

気づき②「子供と時間」について考えさせられた


常々、私が「子供の時間」について迷っていた部分についても書かれていました。

〈睡眠〉について


睡眠時間の重要性について、繰り返し書かれていました。
睡眠をしっかりとっている子供は、睡眠が9時間以下の子供よりも成績が良くなる」という研究結果もあるそうです。

ここは私が一番意識して生活している部分なので、ほっとした半面

最近20時過ぎてもドラゴンドリルやったり(長男)、折り紙折ったり(次男)で消灯できなかったり

寝苦しくて朝早く起きてしまったり

「眠くないなら仕方ないか」と、少し手抜きになりつつあったので、無理のない範囲でしっかり眠れるように誘導していかなければ…と思いました。

〈宿題〉について


宿題に関する研究データで「小学生レベルでは宿題にほとんど効果がない」そうです。

子供がすでい理解している事柄が宿題に出たとして、宿題で同じことをやっても新しい学びはありません。(中略)
反対に、子供がまだ理解していない事柄が宿題として出たとき(中略)、1人でやらせても元が理解できていないのですから、これまた意味がありません
この場合は、授業で教わった方が学習効果は高いでしょう。(中略)
担任の教師から強制される宿題は、多くの子供を憂鬱にさせ、最終的には子供は学びそのものが嫌いになってしまうのです

「確かにな、それ私も思ってたよ!」

と思う反面、小1の子供に対して「宿題なんてやらなくていい」とか、「適当でいい」とか、「お母さんが代わりに書いてあげる」とは言いにくい(;'∀')

でもホント、授業中にやっつける!

位のしたたかさは必要ですよね。時間大切。

〈習い事〉について

近年、習い事をしている子供の数はどんどん増えていて睡眠不足や勉強する時間がない…等、疲弊している子供が多いそうです。

これは自分の子供も含め、周りを見ても多くいるかな?と感じます。

RISUのビッグデータでは、成績上位の子供が3つ以上の習い事をしているケースはほとんど見られません。

との事でした。

確かにな~と感じる一方、どこからが習い事?という疑問もあります

RISU算数や、民間学童も習い事か?とか。

後は、未就学期に「体操」「ピアノ」「水泳」等が幼稚園の放課後プログラムに組み込まれているお友達がいましたが

こういう子供達は習い事をしても、夕方4時頃には帰宅しているので、こうなると「疲弊している」という程でもない気がするのです。

要は学校でもっと個別最適化された学びが提供されて、短時間で効率よく学べて、午後からは各自が興味関心がある習い事に行ける!

そんな毎日だったら良いのではないか?と、個人的には思いました。

でも、現実は我が家も

小学校 → 学童(民間学童週3回・学校併設週2回)→17:30頃帰宅→20時就寝までに明日の準備、お風呂、食事・・・・

とバタバタな平日を過ごして

土曜日は習い事のハシゴ(体操・プール)をしているので

確かに余裕はないな~と感じます

親だって練習中


沢山の気づき、反省、論点をもらえる本でした。

親になる事が初めて

「1年生の親」を初めて経験してる。

親だって分からない事だらけです。

育児本に振り回されてはいけないけれど、心地よく毎日を過ごすために

工夫・改善を繰り返すことは大切だと感じました。

週末にこの本を読み始めて、早速「意識して褒める」を実践中。


また、いつの日か経過を書きたいと思います。

今日も最後までお読みいただき、どうも有難うございました。


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