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我が子に「大晦日」「新年」をどう伝える?年末年始に活躍する絵本3選

突然ですが
小さな子供に「年号」の概念を教えるのって、難しくないですか?

極端な事を言うと、兄弟でお兄ちゃんが12月生まれ、弟が5月生まれだったとします。

すると、カレンダーを見ながら弟が「僕の方が先にお誕生日が来るから、大きい!」とか言い出す(笑)

××年の〇月という概念は難しい。

そして、12月の次は13月と答えたりする。

「大晦日」とか「お正月」と色々な場所で言われるけど、一体どういう事なのか?

これって子供には凄く難しいと思うのです。

そんな年越しの概念を教えるのに役立った絵本や、お正月に楽しめる絵本をご紹介します。

お正月の前にクリスマスが気になる方はこちらへどうぞ↓


くまのこのとしこし

数年前にパルシステムのカタログで見かけて購入しました。

年末、大掃除をしたり、年賀状を書いたり、松飾りを飾ったり。
「らいねん」の為に準備をします。
いよいよ大晦日、年越しそばを食べて、夜中に除夜の鐘を聞いて…

物凄く張り切って「らいんねん」が来る準備をしたのに、年越しをしても「らいねん」がどこにきたのか分からないという、年越しの呆気ない感じを子供目線で描かれた絵本です。

個人的には凄く共感しました。
TV番組でも、街中でも大騒ぎでカウントダウンするけど、本当に何も変わらないんですよね(笑)

クリスマスやお正月の絵本は沢山ありますが「年越し」の絵本は凄く珍しいので貴重な存在です。

十二支のはじまり

十二支って年賀状の時期が過ぎると、全く意識しなくなるのは私だけですか?(笑)

子供の頃、親や祖母はよく干支の話をしていました。
お父さんと、お爺ちゃんの干支が同じとか。
人の年齢を確認する時も干支から計算していました(笑)

親の「干支トーク」を全く聞かなくなって、親になり、我が子の干支すら忘れてしまうような母となった私(笑)

長男が年少になった頃、近隣の教育熱心な幼稚園では「干支の暗唱」をさせたり、こどもチャレンジの中にも「十二支」の話題が出てきたり。
「どうやら干支は教育に組み込まれているらしい!」と焦った時にいくつか比較検討してこの絵本を買いました。

イラストが分かりやすく、ネコがどうして十二支に入れなかったのか?という点が凄くユーモラスに描かれています。

我が家の長男は猿年、次男は犬年なので、猿と犬が喧嘩をする場面を読むと、「また喧嘩してる~」と子供達はニコニコ楽しんでいます。

長男に干支を暗唱させたり、頑張らせたことは全くありませんが、この絵本を読んだだけで自然と十二支の順番を覚えていました。

表紙の内側には「世界の干支」が描かれていて面白いです。

おせちのおしょうがつ

おせち料理の意味って、どこかで聞いた事があるけど忘れてしまいませんか?

この絵本はおせち料理が「かがみもち」のところへ遊びに行く…
というお話です。
最初は車に扮した重箱の中に数の子、かまぼこ、シイタケ、ニンジンしか乗っていませんが、途中で「きんとん」「ごまめ」「きんぴら」「えび」等沢山の料理が乗ってきます。

料理が登場する時に「ご・まめ。ご・まめ。ご・まめ」など、料理名を呟きながらやって来たりして、子供はその響きに大うけでした。

祖父母の家に帰省しておせち料理が出てくると、料理の名前や意味を得意気に披露する子供はとても嬉しそうです。

食が豊富な現代では、おせち料理に喜ばない子供も多い(うちの夫も)と思いますが、「お正月らしさ」「風物詩」を楽しむのにピッタリな絵本です。

しかもこの絵本、イラストではなくて手芸作品?の写真で作られていて立体的です。
kindleunlimited対象本になっていました!ファイル重いみたいです(笑)

クリスマスに負けないくらい楽しもう!

改めて考えても「年号が変わる」って難しいですよね。
家族や親せきに「誕生月が同じ人」がいたりすると、どうして年齢が違うのか?という疑問が出てくる。

年明けそのものは本当に呆気なくて、一体何が変わったのか目に見えない。

だからこそ、年越しそばを食べたり、松飾り、鏡餅を飾ったり、「お正月行事」「お正月遊び」をして、これでもか!って位、お正月らしく過ごしてみる。

我が家ではここ数年、飾り付けもするし、飾りをどんと焼きで燃やす所までやります。

日本には沢山の課題もあり、悶々とする部分はありながらも
日本の良さ、四季がある事、沢山の行事は伝えていけたら良いなと思います。

年末年始、他にもおススメの絵本やイベントがあれば教えて下さい(^^)/

今日も最後までお読みいただき有難うございました。
素敵な一日になりますように☆彡


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