理想の生活を1.4億で買う
幼い頃から、僕は誰もが普通と思う生活を誰よりも楽しんできた。
毎朝表情を変える外の空気、大地を踏みしめてずんずん歩く感覚、シンプルに茹でただけの新鮮な野菜の甘味、ほどよく身体にフィットした服、夜中に遠くから聞こえるカエルの合唱、夏場クーラーで冷んやりカラっとした寝室、時間とともに移ろいゆく街の色
そんな些細なことが、僕にとっては幸せだった。
大学を卒業し会社勤めとなった僕は、時間に追われる毎日を送っていた。昔は当たり前に感じられていた、日常の小さな幸せを感じることが少なくなっていた。
一週間の大半を仕事に捧げ、週末は疲れを癒し、身体の調子を整えながら月曜日の出勤に備える。この繰り返し。
たまに熱いコーヒーを飲みながら最近の出来事を振り返る。大半の時間を割いていたはずの仕事のことがほとんど思い出せない。
思い出すのは、気ままに料理をして楽しかったこと、地元の市場で買った採れたて野菜が美味しかったこと、妻とのウォーキングで季節の変化を感じたこと、食べることが大好きな妻が行きたいと話した店のこと、妻と一緒に見た映画のこと
ひとつかみの幸せな時間のために多くの時間を失う毎日。
もっと料理や食材のことを勉強したい。もっと何気ない日常を楽しみたい。もっと妻の話を聞いてあげたい。・・・この日常から抜け出したい。どうすれば叶えられるか?真剣に考えるようになっていた。
それは妻も同じだった。
「経済的自由」という概念に辿りつくまでに時間はかからなかった。
2021年1月、妻とともに本格的に資産運用を開始。本格的に、とは、ありたい未来の姿を妻と一緒に描いた上で、日常の必要な出費とそうでないものを明確に分け、余剰資金を株式へコツコツ積み立てることである。
2024年4月現在、純資産は4000万円程度となった。
目標は世帯1.4億円
僕たちの”理想の生活”を成立させるには、少なくとも月に46万円の不労所得が必要だ。これに12か月を掛け、4%ルール(x25)を適用すると必要な資産額は約1.4億円となる。
1.4億円を手にして初めて、僕たちは自分の人生を生きられる。
僕が描く理想の生活
午前は自分中心の時間
AM5:00:起きる。軽く髪に水をかけて寝癖をとる。切れ味の良いシェーバーでひげを剃る。ラフな格好へ着替える。外へ散歩へ出かける。テンポのよいペースで歩きながら、充満した朝の空気を肺いっぱいに入れながら、今日は何をしようか計画を立てる。軽くストレッチや運動して、体調は良いかチェックする。
AM6:00:温かい飲み物を飲みながら考え事、あるいは調べ物をする。もしくは仕事をする(この時点で仕事は生きがいの仕事に変わっている)
AM7:00:てきぱき朝食を作る。ゆっくり朝食をとる。妻とゆっくり今日何するかを話す。子供たちの登校のサポートをしながら、学校へ送り出す。
AM8:30:仕事をする。自身の人生経験や資産運用経験を活かして、Webベースのコンサルタントをしているかもしれない。Web面談も少々。同時に料理系のYoutuberとして活躍しているかもしれない。
AM11:00:てきぱき昼食を作る。ゆっくり昼食をとる。ゆっくり妻の話を聞く。子供たちや、両親、友人など、身近な人たちは今どうしているかなと話す。
昼過ぎから夕方までは自分と家族がイコールの時間
PM1:00:両親や友人を招いておしゃべりする。地元で採れた旬な食材を活かした手料理をふるまう。筋トレやサウナで身体を整える。食材や日用品の買い出しに行く。家事をする。生活や子供に関わる手続きをする。などなど。
夕方以降は家族中心の時間
PM5:00:てきぱき夕食を作る。ゆっくり夕食をとる。今日一日どうだったか、ゆっくり子供たちの話を聞く。
PM7:00:子供の宿題の相談に乗る。ゆっくり湯船につかる。家族で一緒にアニメを見る。家族旅行の計画を立てる。
PM10:00:寝る。7時間睡眠。
1.4億円までのアプローチ方法
バフェットの教え「ゆっくり金持ちになる」を心にとめる。命を削ってまで金を稼がない。確信する商品にのみ投資。
妻と二人三脚で目標達成を目指す。理想の未来の共通認識を持ち、確実に前進していることを日々実感する。
必要な犠牲(=サラリーマン生活)の苦痛を最小化する方法を日々模索し、試す。より少ないコストで一定の成果を出すには?束縛された中でも"自由"にふるまうには?逆にサラリーマンの身分を利用し、メリットへ変えるには?
ここから始まるnoteは、僕が1.4億円で理想の生活を手に入れるまでの軌跡だ。
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