2023年をどう生きようか考えてみた

来年はどんなふうに生きようかなと妄想してみた。義務とか責任とか取っ払って！そしたらやっぱり踊りのことしか考えていない自分に気づく。

自分で行動を決めるようになってから、あらゆることが新鮮で感動的ではしゃいでいた。と同時にどこか切羽詰まって生き急いでいた。傍目からは明るくパワフルな様子だったと思う。

今は一言でいえば落ち着いている。踊りと共にある人生を確信して安心している状態。末永くムリなく味わっていこうとしている。

世の中が気にならなくなった

半分以上は愛想を尽かしたところがある。今の日本に、政治に、経済に、マスメディアに。でもそこから社会的な活動をするのではなく、芸術活動をすることで私の意思表示としていく。人生は短すぎるので今生は踊る気持ちを悔いなく成仏させてあげたい。

自分の周りの時間の流れを遅くしていきたい

数多くの舞台を踏むのではなく一つ一つの出演を掘り下げていく年にしたい。踊りの中身や動きは当たり前で、その場所、土地の歴史、住んでいる人、関わり合う人の人生、生活、つながり。

すべてにおいてゆっくりと味わいながら作品を創り踊ることに2023年は注力していこうと思う。

ますます加速する世の中の流れに逆らい、溢れている情報を遮断し、失われていく自然や人間本来の衝動に耳を澄ます。

ほんの数世紀前に始まった資本主義や貨幣経済のみを絶対視しないで折り合いをつけて生きていけばいい。世の中に絶対正義もないし絶対悪もない。そう思っている。