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住み込みプロジェクト

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記事一覧

電気•水道の無い生活@NGOCBB

電気•水道の無い生活@NGOCBB

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO、CBBでインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

先日、住み込みスタッフを探しに私が普段住んでいる「チュンプレイ村」からバイクで30〜40分くらいかけて「トゥメイ村」に行ってきました。

今日は、そこで出会った学校を中退した男の子家族の話をしたいと思います。

彼の家は、バイクでは通れない凸凹な道の先にありました。

最初に私たち

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住み込みスタッフを探しに@NGOCBB

住み込みスタッフを探しに@NGOCBB

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO、CBBでインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

現在、CBBでは住み込みスタッフ(training stuff )を探しています。
昨日は、CBBがあるチュンプレイ村から少し離れたところまでスタッフ探しをしてきました。

**●住み込みスタッフとは **

先日の[という記事にも住み込みスタッフを探す理由について書きましたが、

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私はとても無力だった@カンボジア

私はとても無力だった@カンボジア

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO、CBBでインターンをしております。
北海道教育大学の松田です。

今日は、住み込み探しで出会った女の子のお話をしたいと思います。

村長さんに、
「この村に貧困家庭はありますか?」と聞いて教えてもらったのが彼女の家でした。

この地域で1番貧困の家と紹介された彼女の家は、屋根も、壁も全てトタンで作られた家。

水田に囲まれている場所に、ポツンと立

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住み込みスタッフはどうやって探すのか

住み込みスタッフはどうやって探すのか

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO、CBBにてインターンをしております。
北海道教育大学の松田です。

今、CBBでは住み込みプロジェクトを始め、その為に色々と動いております。

今日は、具体的にどのように住み込みスタッフを探しているのかについて書いていこうと思います。

まず、住み込みスタッフの対象は高校(中学)を退学した子どもです。
私たちが今やっていることを簡単にまとめて言う

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住み込みチームの業務内容@NGOCBB

住み込みチームの業務内容@NGOCBB

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO、CBBにてインターンをしております松田です。

今日から新しく住み込みスタッフの17歳の男の子がやってきました!

彼に初めて会った日から、約3週間。
今日からみんなと一緒に生活していきます。

親御さんから大切な子どもをお預かりしているので、きちんと責任をもって、彼が健康で、毎日楽しくCBBで生活ができるようにしていければと思います。

そんな

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質問の仕方を変えるだけで欲しい答えが返ってくる@NGOCBB

質問の仕方を変えるだけで欲しい答えが返ってくる@NGOCBB

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO CBBでインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

昨日、CBBからバイクで20分〜30分走ったところにある「スンダイ高校」という場所へ行ってきました。

CBBの住み込みスタッフが通うのは「プレイニア高校」という自転車で20分くらい漕いだところにある高校になると思うので、そことはまた別の高校になります。

高校へは、住み込みスタッ

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住み込みスタッフとの新しい生活@NGO CBB

住み込みスタッフとの新しい生活@NGO CBB

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO CBBでインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

先日書いたnoteで、少し住み込みスタッフの男の子がやってきたということを書いたのですが、

その後にまた違う男の子とも縁があり、
今は新しい住み込みスタッフの男の子2人と一緒に生活しています。

今日のnoteでは、住み込みスタッフの彼らについて書いていこうと思います。

●トゥメイ

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住み込みスタッフと出会うまで@NGOCBB

住み込みスタッフと出会うまで@NGOCBB

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO CBBにてインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

今日のnoteでは、住み込みに出会うまでの過程について書いていこうと思います。

住み込みの探し方は、大きく分けて2つあります。

1つは、「スクールに来てくれている子どもなど、誰かから紹介してもらうパターン」

もう1つは、「村を訪れて自分たちで探していくパターン」です。

●誰か

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私は読むことができないポスター@NGOCBB

私は読むことができないポスター@NGOCBB

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO CBBにてインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

先日、住み込みスタッフプロジェクトで使用するクメール語のポスターが完成しました。

[住み込みスタッフプロジェクト]を紹介する内容をまず英語で考え、それをスタッフのプットくんにクメール語訳してもらい、ポスターにしました。

私はクメール語が読めないので、ポスターの内容が英語の原

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私と同い歳、21歳の中学3年生@NGOCBB

私と同い歳、21歳の中学3年生@NGOCBB

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO CBBでインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

今日のnoteでは、昨日の住み込み探しの話をしようと思います。

昨日は、スワイプレイ村という村を訪れました。
先日スンダイ高校で聞き込みをした時に、grade10を途中で退学した男の子が住んでいると教えてもらった村です。

事前にその男の子の家を知っている女の子と連絡を取り、家ま

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住み込み探しで大切にしていること@NGOCBB

住み込み探しで大切にしていること@NGOCBB

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGOCBBにてインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

今日は、私が普段どんなことを考えながら住み込み探しをしているのかについて書いていこうと思います。

私が住み込み探しで大切にしていることは、

欲しい答えが返ってくるまで待つこと

です。

普段、私たちは住み込みスタッフを探しに日本人2人、スタッフのプットくんの3人で行っています。

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「復学したくない」と言われた@カンボジア

「復学したくない」と言われた@カンボジア

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGOCBBにてインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

先日、タングロサン村という村の村長さんから

「grade8で学校を退学した女の子が復学したいと言っている」

という連絡をもらいました。

以前、この村で住み込み探しに来た時に村長さんの家を訪ね、連絡を交換してあったため、村長さんから連絡をもらいました。

今日のnoteは、その女の

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住み込みスタッフの1日@NGOCBB

住み込みスタッフの1日@NGOCBB

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGOCBBにてインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

住み込みスタッフの子どもたちと暮らし始めてから約1ヶ月。

来たばかりの時は緊張していた彼らもCBBでの生活に慣れ、よくちょっかいをかけてくるようになりました。

今日のnoteでは、住み込みスタッフの彼らが一日にどんな生活を送っているのかについて書いていこうと思います。

●午前中

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帰国前の大きな挑戦「住み込み プロジェクト」

帰国前の大きな挑戦「住み込み プロジェクト」

みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO CBBにてインターンをしております。北海道教育大学の松田です。

私が生まれて初めて日本を出て訪れた場所、フィリピンのミンダナオ島。

そこで、「学校に行きたくても行くことができない」子どもに出会い、

「自分は将来、絶対にこのような思いをする子どもがいなくなる世界を作るんだ」と思いました。

高校生の時に2度目のフィリピン、大学生でアメリカ、グア

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