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【終了】ゆるゆる座談会 | 「めざせ 農幸人」(農業で社会を支える高齢者) :12/1(火)20:00~

次回のゆるゆる座談会のテーマは「めざせ 農幸人」(農業で社会を支える高齢者)です!

ゲストスピーカーはサポートメンバーの竹園嘉識さん。

会社員時代に海外駐在した時に日本の社会課題を目の当たりにし、「社会の為になることをやりたい」と感じた竹園さんは帰国後に退職。大学院に入学し、日本の社会問題について学びます。

自分にできること、やりたいことは何か。考えた結果、「農業をベースにした、高齢者が幸せに暮らせる社会づくり」行きつきます。

現在、竹園さんはスモールファーマーズカレッジに21期生として通いながら、愛知県日進市で高齢者が参加しやすいコミュニティー農園をつくろうと考えています。

今回の座談会では、竹園さんがこれまでに学んできたことを聞きながら、農業で社会を支える高齢者というテーマについて一緒に考えます。

11/1開催のゆるゆる座談会「『能(農)動的なシニアライフ』について」で座長になってくださった、サポートメンバーの松尾吉高さんからも呼びかけメッセージをいただいています!

1回目の能(農)動的シニアのライフスタイルについてのゆるゆる座談会では各位が直面する課題や提案があり、有意義でした。

その中で「シニアの有機農業が明日の日本を支える」といったマクロ的な視点からの発言がありました。そこで次回はこのポイントにつき、サポートメンバーの竹園さんから具体的に発表して頂くことになりました。

社会といった高い次元から俯瞰し、シニア農業の意義があると日々の農作業にも気合が入り生きがいにもなりますね。

シニアだけでなくこの話題に興味ある方、ドンドン参加くださいね。

竹園さんのお話(予定)


1.少子高齢化世界最先端の日本における課題

  ①2050年には現役世代1.2人で高齢者1人を支えねばならない
  ②膨大かつ増加し続ける高齢者社会福祉関連費用
  ③介護人材が2035年には約80万人不足
2.日本の高齢者の課題
  ①孤立高齢者増加
  ②老老介護増加
  ③社会との繋がりを持てない男性高齢者増加
  ④日本の高齢者貧困率 OECD国においてワースト3
3.日本の農業の課題(食料安全保障問題)
  ①農家の高齢化(2010年 70歳以上48%)
  ②農業人口減少
  ③耕作放棄地増加
  ④世界的にみて低い食料自給率 37%
  ⑤世界的にみて低い有機農業比率 0.5% 
  ⑥化学肥料原料はほぼ全量輸入
4.提案
  高齢者農業による安全、安心な食料国内自給拡大および社会的貧困者への食料支援
5.効果
  高齢者にとって
   ①退職後高齢者のやりがい、いきがいの場づくり
   ②高齢者コミュニティーづくり
   ③、①、②による高齢者の健康増進、
  日本社会にとって
   ①医者いらず、介護いらず高齢者増加による高齢者社会福祉費用増抑制
   ②食料自給率改善
   ③有機農業による食料の安全性向上と環境保全
   ④いきいきとした高齢者社会をつくることにより子供達に夢と希望を与える

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