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『読書日記』

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読書に関して考えたことや、作家さんや本のことなどを書いています。
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#書評

自分らしい読書の記事について(投稿500記事の節目に…)

be one's self   自分の投稿も500記事を数えました。  "note" を書く中で、500記事はひ…

Small World
2年前
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嬉しいニュース!と勉強になったこと

 瀕死状態だった我が家のネット環境が復活して、久しぶりの "note" ライフを楽しんでいた私に…

Small World
1年前
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ポール・オースターの『偶然の音楽』の謎について

The Music of Chance  『偶然の音楽』(原題:The Music of Chance)は、ポール・オースタ…

Small World
2年前
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モームは「月と六ペンス」に何を見たのか...

The Moon and Sixpence  ゴッホとゴーギャンの出てくる原田マハさんの「リボルバー」が話題…

Small World
2年前
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二人の龍の知の冒険! ,,,対談なのにエキサイティングだった1冊

#人生を変えた一冊  「人生を変えた一冊」といっても、読んだ時に雷に打たれたような衝撃が…

Small World
3年前
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スティーヴン・キングの中編集「恐怖の四季」について

Different Seasons  先日、地上波で映画「スタンド・バイ・ミー」が放送されていて、懐かし…

Small World
3年前
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優駿たちの物語

Tokyo Yushun  今年も競馬の祭典「日本ダービー」が近づいてきました。  自分も競馬ファンの一人としてワクワクしてしまうのですが、この「日本ダービー」というのは副称で、本当のレース名は「東京優駿」という名前なのです。  「優駿」というと、思い出す物語があって、今回は、そのことについて "note" していきたいと思います。 +  +  +  +  +  +  思い出した物語というのが、宮本輝さんの小説『優駿』です。  1986年に刊行された、一頭のサラ

人生を繰り返すことに幸せはあるのか(クレア・ノースの「ハリー・オーガスト、15回目…

 The First Fifteen Lives Of Harry August  50年以上も生きていると人生の岐路はいくつか…

Small World
3年前
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ケイト・モートンの時空の館へようこそ

Kate Morton  今回は、著作は少ないですが、独特な雰囲気のミステリーを発表している作家、…

Small World
3年前
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小川洋子の小宇宙

Ogawa Yoko  不思議と魅かれる作品  静かだけど、強い引力を秘めた物語  自分にとってそ…

Small World
3年前
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フィッツジェラルドをたしなむ夕べ

Francis Scott Key Fitzgerald  今回は、「ロストジェネレーション」の作家のひとりとされ…

Small World
3年前
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キュレーター原田マハの描くアートの楽園②

curator Maha  原田マハさんのアート小説に出てくる作品や画家を追いかけて記事を書いている…

Small World
3年前
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いろんな家族のカタチ...(本屋大賞アレコレ⑤)

HONYA AWARD Ⅴ         さて、「2021年本屋大賞」に向けて、過去の「本屋大賞」を振…

Small World
3年前
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個人的部門賞!これぞエンタメ本屋大賞(本屋大賞アレコレ④)

HONYA AWARD Ⅳ  さて、「2021年本屋大賞」に向けて、過去の「本屋大賞」を振り返っています。前回のお仕事小説大賞に続いて、今回は、エンターテイメントに徹して、これまでの大賞17作品から個人的なエンタメ大賞について "note" してみようと思います。 + + + + + + +  まずは、お馴染みの過去の大賞作品。  この中から、個人的にエンターテイメントを感じさせてくれた作品を、受賞年順にノミネートしていきたいと思います。 佐藤多佳子さんの 「一瞬