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中国系のお客様とのビジネスにおいて大切なこと①~商習慣の違い~by投資用不動産販売課・森丘

你好!(ニーハオ)
投資用不動産販売課の森丘です。

私は現在、株式会社グッドライフで、中華系のお客様に対して、日本の不動産への投資をお勧めする仕事をしています。

私の連載では、普段、私が中華系のお客様と接する中で気づいた日本と中国の商習慣の違い中国のお客様と良好な関係を築くためのコツなどをお伝えしていきたいと思います!

冒頭の中国語の挨拶「ニーハオ」は、皆さんご存知ですよね。
「ニーハオ」は中国語で「你好」と書きます。

「你」は「あなた」、「好」は「いい」という意味があります。
「あなた、いい」で「こんにちは」。
相手を気遣うニュアンスが込められてることがわかります。

日本語でも漢字でニュアンスを表している言葉ってありますよね?
例えば、「美味しい」とか。
ほかにも日本と中国には、文化的に似ている部分がたくさんあります。

一方で、全然違う部分もたくさんあります。

この連載が、文化の違いを楽しみながら仕事をしていくヒントになればいいなと思っています。

それでは、よろしくお願いします!

■自己紹介

  • 日本生まれの日本人

  • 父親の仕事の関係で小学校1年生から中学3年まで上海に在住

  • 帰国後は日本の高校に通う

  • イギリスの大学に留学(TwitterでDMくれたら教えます)

  • 中国語、英語、日本語を使える仕事を探し、中国系の航空会社に就職

  • 会社ではグローバルマーケティングを担当

  • 不動産投資に興味を持つようになり、2年前にグッドライフに転職

  • 現在は、中国系のお客様への投資物件の営業を担当

子どもの頃から、海外暮らしをしていた時間が長かったので、自然に3ヶ国語が話せるようになりました。

いまは、得意の語学を活かして仕事をしています。
(当社採用ウェブサイトのどこかに恐れ多くも顔を出させていただいております、、✨)

リンクで採用ページへ飛べます。恥ずかしいのであまり見ないでください

■私のいる部署について

私のいる外国人営業チームに、日本人は私しかいません。

同僚はすべて中国系の方です。

仕事中は常に中国語が飛び交っていて、私自身も日本語を話す機会はほぼありません。(たまに混じります。笑)

そのため、社会でも私のいるエリアだけ外資系企業のような雰囲気が漂っています。

もしかしたら、社内では浮いているかもしれません笑

同僚は全員とても仕事ができますが、外国人なのでオンオフがとてもしっかりしています!

例えば、議論が白熱していても、定時なったら、みんなサッと何処かへ、、
これは海外あるあるですね。

社内にいながらにして、日本と海外の文化の違いを日々感じることができる部署です。

■私の仕事について

私の仕事は、”中華圏”のお客様に投資物件を販売することです。

中華系といっても、みなさんが中国人というわけではなく、シンガポール在住の中華系の方もいれば、ドバイ在住の中華系の方、アメリカ在住の中華系の方など、ルーツや言語が中国語系なだけであって、全員が中国在住というわけではありません。もちろん、日本在住の中華系の方も私の担当になります。

普段は、グッドライフのHPやSNSに届いたお客様からのお問い合わせに対応したり、国内外にいる中華系の方向けて物件のご紹介や投資セミナーを行ったりしています。

その中で、物件に興味を示していただいたお客様に対して、具体的な営業活動を行っています。

中華系というと、富裕層向けのビジネスを想像されるかもしれませんが、私のお客様は、普通の会社員の方からいわゆる富裕層の方まで幅広い層の方がいらっしゃいます。

国籍もバラバラで、世界中色んなところにいるお客様とやりとりをするので、日本にいながらにしてダイナミックさを感じることができる仕事でもあります。

■中華系のお客様を担当する理由

日本と中国では、商習慣が全く異なります。

数年前、日系企業の中国進出が盛んだった頃、現地駐在員の方が「日本の常識が通じない」と嘆いているという記事をたびたび目にしましたが、それは当たり前です。

使っている言語が違うように、物事の考え方もまったく違います。

私は、その日本と中国の商習慣の違いに面白みを感じました。

ビジネスにおいて、日本はマナーや上下関係が重視され、商談においては損得がドライに判断されます。

一方、中国でビジネスをする際に、もっとも重要なのは「信頼関係」です。

この「信頼関係」というのが、ある意味やっかいで、ある意味とてもやりがいを感じる部分なのです。

中国にルーツがある中華系の方が、何かの契約をする際に重視するのは、ビジネス的なメリットはもちろんですが、「その提案をしている人間がどんな人間か」「自分と良い友人になれる人間なのか」ということを何よりも大切にします。

だから、営業の場合、商談成立に到るまで、「関係性」を問われる機会が何回も訪れます。

具体的には、小さなお願いなどが多いかもしれません。

そのお願いに応えていくことで、少しずつ信頼関係が構築されていき、ビジネスの話も聞いてもらえるようになります。

物件ありきではなく人間関係ありきなところが、中華系の方とのビジネスにおける最大の違いと言えるかもしれません。

だから、成約に至るまでには、日本で同じことをするより時間がかかるかもしれません。

でも、私は人と人として向き合って、お互いを知ったうえでビジネスをするという中国的やり方はとても素晴らしいと思っています。

これまでたくさんの魅力的な方に出会うことができましたし、これからも素晴らしい出会いがあることを期待してます!

次回
「中華系のお客様と関係を築くために私が心がけていた3つの事」
についてお届けしたいと思います。

ご精読ありがとうございました。
ではまた拜拜(Bye bye)


<問い合わせ先など>

執筆/投資用不動産販売課・森丘

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