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2023年を振り返って:夢が現実になりはじめた年

 2023年を振り返る・・・。うーーーん、1月とか覚えてない・・・。昨年もそんなこと言ってた気がします。とは言え、言ってても始まらないので、タイピングを始めます・・・。始めれば、筆が進むはず・・・。
*タイミングの時も「筆」が進むで良いんですかね?まぁ、コンテキストとしてご理解いただけるか・・・

オフィス(SmartHRと一緒)の様子

1月:遠い過去、記憶にございません・・・

 いきなりですが・・・記憶がない・・・。何やったかなぁ・・・。覚えていうるのは、ソーシャルセリング関連の柳澤さんが遊びに来てくれたことか・・・。この頃から意識してX(旧:Twitter)の運用?始めたような・・・。この時ぐらいからSNSの大切さとか情報発信の大切さを感じていましたね。
 幸いSmart相談室メンバーは外部発信に関しての感度が高く、全社で対応していくことへのハードルは相対的に低かったように感じています。当時の感覚は今も変わらず残っていますね。まぁ、私のフォロワー数は伸びていませんが・・・真面目にやろうかなぁ・・・。

ソーシャルセリング.com

 あ、あと、YOGAの資格認定のための勉強を始めて、エントリーしたんだな・・・結局、ライセンスが取れたのは3月・・・。あれ?1年で失効するのか・・・。生涯資格ではないのか・・・。

RYT200

 YOGAに関しては、1月の時点で運用を含めてテストを開始していて、実際に春からプロダクト上での展開を開始しました。多くの方にご利用いただいたのですが、テストの結果、Smart相談室の思惑と合致しなかったので、現在はお休みしています。いろいろリリースが続くSmart相談室ですが、PDCAを経て中止するものもあります。
チャレンジを推奨し、失敗を歓迎するSmart相談室ですが、計画段階の仮説や簡単なロジックを明確にすることを心掛けていて、上手くいなかった時に、そこに戻れるようにコミュニケーションをしています。前に戻れなければ、見直せない、改訂できない、その感覚が上記のような思考に繋がっています。

プロダクト内のお知らせページ

ちなみに2023年1月の段階で、個人的にはT2D3の旅が始まることを想定していました。具体的な計画には落とし込めていませんでしたが。

2月:セールスの設計

2月はISとFSの協働作業についていろいろと検討したのを覚えています。この時点で、企業さまからお問い合わせを相当数いただいており、そのお問い合わせにどのように対応すべきかを考えていました。いただいたお問い合わせにしっかりと応えるためのやるべき姿を考えるということですね。この時点で、
・Tier別に企業さまの状況が違うんだなぁとか
・決定率やリードタイムが違うんだなぁとか
・その対応をする人材の要件が違うんだなぁとか

・SmartHRを使っていない企業さまからの問い合わせが多いんだなぁとか
いろいろと朧げながら認識し始めていました。科学的ではないですが・・・

3月:組織拡大への基礎固め

 3月は組織拡大に向けていろいろな仕組みを開始しました。
まずは、人材マネジメントのテストローンチですね。そのための制度設計や社内のオンボーディングをやりましたね。テストで様子を見て7月からローンチする予定で進めました。
 次にカウンセラー採用フローの大幅見直しです。Smart相談室は「何でも相談して良いサービス」です。なので、実際にたくさんの相談が入りどんどん利用してもらえるように設計しており、相談数が鰻登りに増えます。でもって、その相談にカウンセラーの皆さんに対応してもらうんですね。
カウンセラーの皆さん大変!大変!大変!常に相談数に対してカウンセラーの皆さんが足りない状態で、お手伝いしていただけるカウンセラーの方を募集しています。

この採用をしっかり行うためにフローの見直しをしました。
具体的には登録会を実施することにしたんですね。この登録会で業務内容や詳細をいろいろとご説明させていただく形にしました。詳細は下記からご確認ください。↓↓↓

 あとは、2023年後半からの事業シミュレーション開始をしました。ここでいろいろとアイデアが浮かんできて、一気にお仕事っぽくなってきました。サービスの方向性、プロダクトの方向性、組織のあり方、複数の角度から妄想してみました!
 そうそう、3月時点でSmart相談室の利用者さまの利用内訳で「コーチング」の利用が多いのが分かってきて、この段階でコーチングサービスをやろうと意思決定しました。なんですが、私は過去から断続的にコーチングを受けていて、クライアントとしての経験はあったものの、コーチの方々のこと、コーチング自体のことについては全くの無知で、サービスをリリースすることにちょっとビビってました。
なので、この時にコーチングの勉強を開始しました。結果なんですが、私の勉強とは関係なく、メンバーが頑張ってくれて8月にサービスがリリースされました・・・ありがとーーー。

プロダクト内のお知らせページ

今、確認したら、2023年10月時点で、22%がコーチング利用なんですね。

2023年10月のプレスリリースより

当時の様子がわかるnoteが下記です↓↓↓

4月:夢が着々と現実に

 4月にご利用企業さまが100社突破しました!ウェイ!ウェイ!

2023年4月プレスリリースから抜粋

 100社と言うのがモニュメンタルなので、定点観測的にプレスリリースを出していますが、その前も後あるわけです。個人的には、100社突破のプレスリリースを見ながら、目標に対して凸凹しながら、なんとなく右肩あがりなのにホッとしながら、夢描いていた内容が少しずつ現実になっていく感覚を得ていました。
この感覚を強めたのは、ビッグサイトであった展示会ですね。ブースに来ていただける方の中に「Smart相談室知っている!」、「ロゴ見たことある!」って言ってくださる方が増えている感覚があったんですね。実際にご挨拶させていただける方の数は爆発的に増えました。中には、Smart相談室のブースを目当てにご来場いただける方もおられて、状況が変わってきているのを肌で感じました。

2023年4月の展示会の様子

 組織的なことを言えば、経営者としてもっとの大きな動きは、テストローンチされた人材マネジメントにより、メンバー全員が「目標設定」と向き合ったことです。会社は個人ではないですし、組織は自分ではないです。そもそも、「働くこと」とは「自分の生活」ではないんですよね。

 私は幼少期から、努力することで何かが成し遂げられる、何かを成し遂げることで何者かになれる、楽しいのは自分、そう楽しませるのも自分、という価値観を持っています。誰かに教えてもらったことではないので、知らず知らずのうちに外部環境から受ける影響が大きかったんだと思います。

そう考えた場合、「働くこと」の意味合いを「自分の生活」(「自分の人生」って言ってもいいかも)の一部として持たせないと続かないんですね。
会社側から意識的にそうしてもらう作業が「目標設定」と思っています。
私自身、そもそも目標設定なんて合理的にできないので、メンバーの皆さんも大変だったんだと思います。そんな中で、仮に目標を設定してみる、書いてみる、そうやって目標設定と向きあうことで、なんとなく、自分がやっていることと会社の方向性が一致しているのか、自分がやりたいことができているのか、が見えてきたと思います。

 組織は、貢献と誘因で成り立ちます。メンバーと組織(会社)が多大にサポートし合える関係性を作っていくキッカケになったと思います。

5月:「なんとなく」から「明らかに」

 5月の段階で最低限の組織体制が整い、T2D3に向けて出発するバスに乗り込みました。いわゆるTheMODEL型の組織とPMF後の開発組織がうまくマッチしながら進む形ができた時期です。とは言うものの、ハードだけでなくソフト、文化を醸成する時期が始まったと言う認識も新たにありました。
 ハードとソフト、両面からの調整を行うと言う意味では、Smart相談室がサークルから会社、チームから会社になっていくために越えなければならない事象はいくつかあり、その解決に動き始めたのが5月です。
具体的には、経営管理、組織開発、受注管理、CS業務のブラッシュアップ、などです。その取り組みの結果が、下記のnoteにまとまっています。

 あと、かなり個人的な話ですが、時間の使い方を大幅に見直しました。私は月単位である程度大枠でやることを決めて、その進捗を見ていくような思考を持っているのですが、半年くらいのペースで時間の使い方を大幅に調整することもしています。
今一度、権限委譲できるものを委譲し、回数を減らせるものを減らし、時間を短縮できるものを短縮しています。そして、暇になる・・・、そして、別の仕事を入れる・・・、あぁ、いとおかし。
それにしても、5月は時間の流れが早かった記憶あり・・・。GWあるし展示会もあったからなぁ。

6月:新しい取り組みがバシバシ周り始めた

 6月は5月に工数を調整した結果、いい感じに企画する時間や考える時間を取れ始めました。結果、いろいろなことをスタートできました!
6月の段階で、カウンセラーの方々が数百名になっていて管理上の問題が発生し始めていました。一定の選考を経て、ご参画いただいている皆さんなのでカウンセリングの質に問題があるわけではなく、どうしたもんかと考えていました。そこでいわゆるコミュニティマーケの手法を活用することにしました。これでウェイウェイ楽しみながらお仕事できます!
 さて、6月は「2023年7月〜2024年9月」経営計画を立案しました。マジなやつです。期間の区切りが変なのはスタートアップの名残です。この作業をしながら、今後は1月始まりの計画に移行することにしました。この経営計画で先2年くらいのイメージが出来ました。今回も、みんなでわかりやすい目標に向かって一丸になれそうです!
また、6月にテスト中だった人材マネジメントは本ローンチすることが決まり、それに合わせるようにVMVを設定しました。その過程がわかるnoteは下記です。

noteから抜粋
noteから再掲

 この段階でVMVを設定することは非常に重要です。自分たちが何者なのかわからなくなる可能性もある中、みんなの心のより所になれるものとしてVMVは必須だと思います。
その他は、360度評価してもらいましたね。私自体の問題だったり、私とメンバーが同じものを見ているかとか、私には言いにくいこととか、その辺りを第三者の目を通してチェックしてもらいました。
なかなか個人では気がつかないことがあります。誰でもそうだと思うので、気づき学習していきたいですね。特に、組織とサービスが大きくなるスピードが速いと、自分と外部の環境のズレが生じやすいと思います。ズレない方が良いので、仕組みとしてズレに気付けるのは良いですね。詳細は下記noteをどうぞ。

 あとは、 Smart相談室はカウンセラーの皆さんとの関係性を積極的に構築しようと考えています。その中で、地方にお住まいのカウンセラーとの関係性構築を目的に、地方でのリアル懇親会を定期開催することを決めました。その様子が下記noteにまとめられてます。

7月:機能別のブラッシュアップがスタート

 最低限の組織が出来上がり、会社の方向性が明確になったことで機能別組織の中での取り組みが回り始めました。例えば、広報チームの取り組み、発信力と発信内容のコントロールに着手しました。このnoteの活用もさることながら、SNSでの発信、採用広報、社内イベントの演出なんかにも力を発揮しています。
YouTubeでの発信量が増えたのも良いですね。ビジュアル表現、テキスト表現のガイドラインも出来て、複数のステークフォルダーでの共同作業も進めやすくなりました。

ビジュアルのガイドライン

 エンジニアチームの生産性が爆上がりしているのを実感したのも7月です。組織内の役割分担が明確になり、各人が各人の判断で動きながら、適宜情報交換してプロダクトが毎週のようにリリースされ出しました。これまでは、やや無理しているような印象がありましたが、初夏のあたりから、無理せず、コンスタントに相当量の案件がリリースされ始めました。そのあたりの秘密は下記のnoteが近いかもです。

 個人的には、エンジニア部門の生産性アップは、若手エンジニアの活躍が大きと思います。Smart相談室で若手エンジニアがどのように活躍しているかがわかるnoteです。↓↓↓

 CS組織も新しいフェーズに入りました。サービスのあるべき姿が明確になり、想定されるヘッドカウントが明確になり、その環境の中で、あるべき姿を実現する取り組みがスタートしました。Smart相談室独自のタッチモデルを想定して、ギャップを埋める旅の始まりです・・・。この時は終わりのない旅になることは知りませんでした・・・(苦笑)

8月:お祭りの始まりーーー

 8月は採用活動を本格化させるための取り組みがいろいろと噛み合ってきて、Smart相談室の採用プロトタイプが固まった時期です。採用祭りの始まりです!楽しいね!
更なる拡大に際して必要なことの議論も始まりましたね。この頃までの状況が、後に嬉しいことに繋がっているんだと思います。詳細は下記参照!

 そして、VMVを行動に落とし込んで行動規範を作成しました。それぞれのValueを体現している行動「⚪︎」、体現していない行動「×」を洗い出して、まとめていきながら、イメージを共有していきました。日々の活動の中で、VMVを感じるためには、具体的な行動との紐付けが必要だと感じています。何気なく行っている行動がVMVを体現している、または、体現していない、そのことを全員が認識することが必要です。

行動規範のnotionから抜粋

9月:Smart相談室が明らかに変わりはじめている

 9月はマネージャー陣が「 Smart相談室が明らかに変わり始めている」と実感し始めた時期だと思います。正直、私としては、9月より数ヶ月前から感じる部分はあったのですが、「私→マネージャー→メンバー」と少しずつタイムラグがあるんだなぁと再確認できたのも良かったです。
その時の雰囲気がわかるnoteが下記です。

 そう言えば、9月にベストボディジャパンに出場し、予選落ち。引退を決めました。

10月:ナイショなパーティー

 10月は・・・、ナイショのパーティーしました!内輪のイベントなので、著作権等ご理解ください・・・

ナイショなパーティーのキービジュアル

あと、個人的には「日本産業衛生学会全国協議会」に参加させてもらって、刺激を受けました。これまでとは違った方向性の存在に気づけたのは大きかったです。先、複数年先からバックキャストした時に、「あの時」ってなりそうな気がしてます。

11月:2024年、2025年について

 11月は、2024年、2025年のSmart相談室について考えました。はっきりとT2D3の旅路を確認しながら、その実現方法や問題になりそうなことを洗い出しました。将来のことを考えるのは、楽しい!夢しかない!
とはいうものの、地に足つけて取り組もうと決意を新たにしましたよ!

12月:企業担当者さま向けのユーザー会

 12月はSmart相談室、初のユーザー会(企業担当者さま向け)を実施することができました!思い立ってすぐに実現されるCSチームの底力を感じました。実行力がSmart相談室の成長を支えてるんだなぁ。今回は、初実施だったのでテスト的な要素も強かったかもなのですが、インプットを活かしてPDCAを回せそうです。

Smart相談室初!ユーザー会の様子


その他、12月は意図して、これまでのやり方をゼロベースで見直すような思考ゲームをしました。その結果、組織内で形骸化されたものや、手段が目的化したもの、将来の「あるべき姿」を考えた時に必要不可欠なものがわかり、2024年に向けて、戦略実行ができる組織へ姿を変えていくイメージが出来ました。
あぁ、楽しみだ、2024年!

バリュー共有会!人数増えたな〜

2023年を振り返って・・・、長いなぁ・・・。ま、いっか!来年もよろしくお願いしまーーーす!

参考資料:去年の今頃の記事です↓


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