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【映画】良くも悪くも心に残る作品ってありますよね?【感動もトラウマも】

 映画を映画館で見ることができるのって、結構贅沢なことだなぁと思っています。大きなスクリーンと音、その全体を肌で感じつつ2時間程度没頭できること。幸い近くに映画館がある環境ではありますが、なかなかそこに至っておりません。DVDや今なら配信系ですかね。話題の作品を見られたらいいなぁってくらいです。でも映画は好きです。過去いろいろ見てきましたが、時には同じようなジャンルを見漁ったり、時には出演俳優さんで決めてみたり。

 ※ガッツリではありませんが、話の流れとしていつの間にかネタバレしてる可能性があります。ご注意ください。

ミュンヘン

 こちらは映画館で見ました。上映時間が長かったですねぇ。これは辛かった。実際の出来事ベースなのですが、なんと言いますか【時代】なんでしょうか?これをもう一度見たいか?と言われれば悩むところなんですが、報復・報復・・・その連鎖。無限。それに関わったが故に、安らげるときは二度と来ないんだろうなぁと。(いくら祖国のためとは言え)

 ベッドでは眠れなくなる、抜けたとしても報復の手からは逃れられない。自分の存在が記録から消される・・・。後に残るものって?これでエンディング?主人公が生き残ったという点では、希望のある【ハッピーエンド】だったのでしょうか。

 ちなみにこれで【エリック・バナ】さんの演技が素晴らしいなぁと思い、【トロイ】とかを見た気がします。【ダニエル・クレイグ】さんが最後まで残るとは思わなかった。

ブラックホーク・ダウン

 前述の【ミュンヘン】主演の【エリック・バナ】さんも出演。こちらも実際の出来事からのお話なので重いです。冒頭の穏やかなムードから一転、ふざけていた人、冗談を言っていた人、すぐに終わるさと言っていた人・・・次々と犠牲になっていきます。目を覆いたくなるようなシーンもたくさんあります。

 最初に見たとき、【落ちちゃう人】がまさかの【オーランド・ブルーム】さんとは全くわからなかった。部隊から取り残されて孤立して、どうにか合流しようと奮闘する3人を祈るようにハラハラしながら見守ったりもしてしまいました・・・。あと、のちに数分間の未公開だった部分が追加されて公開されました。

 その国の正義と、その国が信じるもの。それぞれに立ち入った以上衝突が起きる。そして市街戦となれば犠牲者は市民にも。しかしその市民も一部暴徒化し、女性も子供も銃を手にして・・・。武器を持って攻撃をすれば(しようとすれば)、反撃せざるを得ない。【(※武器を)拾うな、拾うな!】と、兵士たちは祈るようにつぶやきます・・・。

チョコレートドーナツ

 こちらたまたま(ケーブルテレビ契約時代)見た作品です。事前情報一切ナシで見ました。・・・これはかなりショックでした(結末に)。少しずつだとは思いますが、作品の時代よりは差別的な部分は【マシ】になっているかもしれません。ですがまだまだ根強く有り続けています。

 もっと世間の目が厳しかった時代。それでも堂々としていた主人公と、まだオープンにできずにいるパートナー。アパートの隣に住むダウン症の少年。薬物中毒の母親。ただ純粋に大切に思い、愛情があふれる主人公とパートナーが少年と暮らしたいと願っただけなのに、世間の目は偏見に満ちていました。

 そして、血が繋がっているという以外、息子に関心を持たずに自分のことだけの母親こそ少年と暮らすべきだと引き裂いてしまう。理不尽すぎる・・・。少年は、自分を思い愛してくれた2人のもとへ行きたいという一心で飛び出してしまう。その後のことを知った主人公の歌唱シーンは、映画のお話だとは思いつつも、その歌声が【引き裂いたヤツらにもっと刺され!】と思ってしまいました。
 ※以前に書きました【インスティンクト】主演の【アラン・カミング】さんが主人公を演じてました。

・・・ここまで書いてみて【感動もしたけどちょっとトラウマに近いのばっかりでは?】と思えてきました・・・。

 ちなみにトラウマ級にショックだったのが

  • パーフェクトストーム

  • インファナル・アフェア(1作目)

  • アレックス

 まずは【オチが!?】でしたね・・・嘘でしょ???って。実話が元なので仕方がない結末なんでしょうけど、これがバッドエンドか・・・と体験した作品でした。

 同じような理由で【インファナル・アフェア】もそうです。トニーレオン!!!って思わず心の中で叫んだ←※主役と思っていたので。いや主役なのにこうなったので。

 そして、見て後悔したのが【アレックス】です。途中ほとんど見られなかった。【モニカ・ベルッチ】さんが好きでいろいろ見ていて・・・事前情報なしだったから本当に無理だった。お話の展開が逆?事件が起こったあとの場面から、少しずつ時間を戻して場面を見せていかれるんですけど・・・。

 結局一番最悪な犯人には何も起こらず、犯人と誤解された人がえらいことになって、その罪を犯してしまった人、自分のせいで恋人が事件に巻き込まれてしまったこと、そして一番の被害者・・・。エンディング(時系列的には事件が起こるずっと前)での幸せそうな時間を見ると、後に起こる事件(映画の場面で言うと序盤から中盤)が本当に辛すぎます。こうやって書くのもどうかと思うくらいです。あの作品見たの?って・・・。

 自分の場合、感動した!よかった!おすすめしたい!って作品があまり思い浮かばなかった・・・。ショックだった作品の方が記憶に残るっていう皮肉。

 そんな中でも子供の頃に見た【火の鳥】は、怖くもあり美しさにすごく引き込まれた気がします。※映画でいいのかな?

 【宇宙編】【鳳凰編】は、子供心になかなかのトラウマ案件でしたが、【ヤマト編】は・・・あ、こちらも悲しい結末でしたねぇ。ショックとかより【教訓】のように思った記憶があります。

ハッピーエンドでスカっとする、元気が出る、キュンとした、なんて映画・・・。見てるはずだけどパっとでない。・・・荒んでいるのかしら?わたしの心・・・。

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