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バブル期の我が家(幼少期編9)

私が10歳から高校生辺りが体感としてバブルの風を浴びたと思っている。

フリーで骨董商的なものをやってるはずが銀座ナインに店を出す
遊びに行くとゴージャスなモノが無造作に置かれてるだけ。
センスは良いと思うんだけど陳列の才能がない様子
それでもガンガン売れている、新しい店と人を雇う話になっていた。

福島県に実家よりも数倍デカい別荘を買う(転売目的か不明)実際遠いため3回ぐらいしか行っていない。見栄で買わされたのか。

年に2回の海外旅行 ハワイとグアムサイパンあの辺り。ヨーロッパにして欲しかったがジャパニーズ英語が通じる国じゃないとダメな英語力

うる覚えだがCHANEL VUITTON ヴェルサーチなどは自宅に無造作に置かれてる
イタリアのフェレンツにプラダなど工場から仕入れてくると言うが、今で言うアウトレットじゃ?それか裏金なのかなぁ。

父は相当の学歴コンプレックスを持っていたんだと思う。それを反骨なのかゴールドラッシュで金山を掘ってる作業に酔ってるのか。
同業社長さんと情報交換のため麻雀、飲めない酒で帰宅後に嘔吐
子供ながらギアが上がってるのは実感してた。
私にブランド物の財布やシャツなどを着るように勧めて来たので着るしかない。

私は読書などで服や持ち物なんかでは心の自由は得られないという下地があったので滑稽に冷ややかな目線で見ていた。母も一張羅を着ることに恍惚のような顔になるのはオバさんなんだから意味無いよと言いたかった。

こんな物欲主義者がいるから反面教師として利用をして自分の価値観を構築していった。父のいうサラリーマンの何倍も稼ぐことに、家族や父自身を擦り減らしながら得る精神的な豊かさや富はないはずだ。この辺からバブルは狂いだしたのではないかと推察してる。

私は読書を超えインターネットの前身であるパソコン通信に興味を抱いていた。
脳と脳が電子によって知らない人と繋がり情報交換や馬鹿話を出来るようだ。
これは意識の広がり集合知の走り、大袈裟ではあるがイノベーションの始まりを体感出来るのではと目星を付けていたが30万のイニシャルコストはどうすることも出来なかった。

メンヘラで引きこもり生活困窮者です、生活保護を申請中です。ガスも止めてスポーツジムで最低限の筋トレとお風呂生活をしています。少しでも食費の足しにしたいのが本音です。生恥を重ねるようで情けないのですがお慰みを切にお願いします。