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【小ネタ集】上司の命令がダブった時の対処法、浮気を許してもらうテク、ゲーセンではマリカよりもUFOキャッチャーな理由、など

こんにちは、メンタリストの清水陽介(@smzyuskmental)です。


相変わらず毎日本を読み続けているわけですが、「面白いけどnoteにするほどでもないなー」っていう感じのものが結構あるんですよね。で、今回はそれが溜まってきたので、めっちゃくちゃ簡単にメモ。小ネタ集的な感じです。


①上司の命令VSトップの命令、どっちに従えばいいのか問題

勤め人にとって結構ありがちなのが、”複数の上司から別のことを指示される事件”。例えば、ウェブ制作を担当しているあなたに対して、

上司「ウェブサイトのデザインを最優先で頼む」

課長「SEO対策を最優先で頼む」

ワイ「どっちに従えばいいん??」

みたいなやつ。要するに、立場の違う二人から別の指示をされた時に、どっちに従った方が丸く収まるんだろうって疑問です。

で、普通に考えたら、立場が上である”課長”の言うことを聞いた方が丸く収まりそうな感じがしますよね。ところが、実際にいうことを聞いた方がいいのは、”直属の上司”の方なんだそう。

これはオハイオ州立大学のスティーブン・カー博士の研究でして、カー博士は製造工場と保険会社の社員を対象に、こんなことを聞いてみたそう。

「あなたは、『上司に対してイエスマンになって、絶対服従すべきだ』って考えに、どれくらい賛成ですか?」

で、この質問に対して、YESと言った割合は

平社員:37%

管理職:なんと、0%

とのこと。0ってすごいですね。つまり、トップの管理職はむしろ「イエスマンになっちゃダメだよ」的な感じのスタンスというわけです。

で、逆にいうと、あなたの直属の上司は37%くらいの確率で「部下は上司の言うことを絶対聞くべきだ!!」って思ってるということでもありますね。ですので、もし2人の上司から別々の指示が出されてしまった時の対処法としては

①とりま上司の命令に従って、従順アピールをしておく

②上司の命令を果たしたら、トップの指令をヒソヒソこなす

という感じが望ましいでしょう。



②頼みづらいことをお願いする時は、相手の気分を見ろ

頼みづらいお願い事ってあるじゃないですか

「今月ピンチだから1万円貸して欲しいっす・・・」

「もらったネックレス壊しちゃったんだが・・・」

のようなやつ。こういうのって言ったら怒られそうな感じがして、言いにくいもんですが、もし言う場合は、相手の気分が良い時に持ちかけましょう。

これはコロラド大学のマイケル・オリーさんの研究。この研究では、街で献血のお願いをするのですが、お願いの仕方は以下の2パターン

①献血のお願いの前に、「今まで一番楽しかった経験を思い出してください」と言ってから、「すみませんが、献血してもらえませんか?」とお願い。

②いきなり「すみませんが、献血してもらえませんか?」と聞く

当然、①の方が承諾率は高かったのですが、どれくらいかというと、

チームいい気分:50%の人が献血してくれた

チームいきなり:献血に応じてくれたのは、0%だった

という感じ。0%ってどうなんだとは思いますが、この実験ではこれくらいの差が出たそう。つまり何が言いたいかと言うと、「人は気分がいい時は、ちょっと無理めなお願いもオッケーしやすくなるよ」ということです。心理学では”気分一致効果”と呼ばれるやつですね。

「ちなみに、気分がいい時っていつ?」って話ですが、心理学的には

①午前中

②晴れた日

③食後

あたりがベター。人は主にこういう時に気分が良くなってます。

また、褒めて気分を良くするのもオッケーです。上司が自慢話をしてきたら「え、やばくないすか!?!?憧れますわぁーーー」とか言って気分をよくしておいて、「あ、そういえば資料一日遅くなりそうです!」ってぶっちゃける感じですね。

子供だったら、お父さんがパチンコで勝ったタイミングを見計らって「プレステ4欲しい!!✨」って言うと、買ってくれそうですよね。

お願い事は気分がいい時を狙いましょう。



③ゲーセンデートでは、”マリオカート”ではなく、”UFOキャッチャー”をやれ

カップルでゲームセンターに行くことがあると思いますが、女子とゲーセンに行く時は”マリオカート”ではなく、”UFOキャッチャー”をやりましょう。

なぜ、”マリオカート”ではなく、”UFOキャッチャー”なのでしょうか。

これは、女性は競い合うためにゲームをするのではなく、相手と仲良くなるためにゲームをするからです。つまり、女子がやりたいのは、”対戦型”のマリオカートよりも、”協力型”であるUFOキャッチャーってわけです。

これは米国サセックス大学のトビアス・グレイトマイヤーさんの行った実験。この実験では、対戦型のゲーム(テトリス的な)か、協力型(二人で敵を倒すやつ的な)のゲームのどちらかを一緒にプレイしてもらい、プレイ後の心理状態をチェック。するとその結果、

協力型のゲームをした二人は、対戦型のゲームをした二人と比べて、約2倍もお互いの親密さが増した!

という感じ。確かに、協力プレイってすごい仲良くなれますよね。この実験だと2倍も距離を縮める効果があったそう。

で、ここで僕の小さいころに流行ったゲームを思い出してみると

男の子→遊戯王、ムシキング、

女の子→どうぶつの森、トモダチコレクション

って感じでした。これはまさに”男=対戦””女=協力”ってのが現れたわけですね。女子からしたら、「戦ってどうすんの?」って感じらしいです(笑)。

というわけなんで、大勢で集まった時は、ボードゲームでいうなら”人狼”よりかは”Hanabi”をやった方が、仲良くなれそうですね。ポケモンGOとかもナイスですね。


では、今回はこのへんで!


最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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参考書籍



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