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ゾン100 16ホームタウンオブザデッド②

仕事の在り方もここでは全然違います。
ここでは何をするにも手間がかかる。
だから助け合わないと生きていけない。
不便だから人と繋がれるんです。
野良仕事。家の修理。肉の解体。
ここでは仕事が全て目に見えて相手が見える。
東京にいた頃は、人がたくさんいるのになぜか孤独を感じていたものね。
人との接点が仕事を通じてできて、それを感じられることが嬉しいんです。
年がら年中何でも手に入る都会と違って、ここでは全てに限りがある。有限だから、幸せを感じられるんです。

ゾン100 〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜 という漫画の#16ホームタウンオブザデッド②の前編で語られていたこの言葉が胸に刺さった。

文明、科学、テクノロジーは、人々の生活を豊かにしてくれたと思う。それに間違いないのは、確かだが、この漫画に出てくるような人の営みの中にある繋がりも人の幸福につながる事もあるのだと思う。

繰り返しになるが、これを豊かさと思えるのも科学やテクノロジーなど様々なことを進化させてきたからだ。

でも、これに頼る?慣れすぎると幸せに気づけない事もあるのかもしれない。そう思わせてくれる漫画の1シーンでした。

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