【読書感想】ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか?

✍️業務でユーザビリティテストからの改善提案をやっている関係で、関連の書籍をぼちぼち読みます。書評というより、本を読んで思ったことをメモしておりますよ。

✍️「不便益」という言葉を初めて聞いたのはどこか忘れてしまいましたが、ユーザビリティやHCDを実践して行ったりする中で「確かにそれは便利だけど、人としてそうなっちゃっていいの?」と思うところは多々ありますね。

それは、こちらの書籍に書かれている

便利なことと豊かなことはイコールなのだろうか?

ということなのだと思います。

✍️「もっと簡単に」「面倒くさいをなくす」などは、サービスの改善を考えるときに、私の周辺ではよく出てくる言葉だけれども、そんなに単純に「もっと簡単に」「面倒くさいをなくす」をしちゃっていいのかな?と思うことが結構あるのです。

『あなた(設計する人)は「面倒だ」と感じているかもしれないけど、このサービスを使う人たちは、それを愛おしいと思っているんじゃないのかね?』というようなこと。

サービスを使う人たちが、似たような数あるサービスの中から、どうしてこれを選んで使っているのか?を考えていないと、その愛おしさを便利さで排除してしまう可能性だってあるのですよ。

✍️『サービスとしてどんな世界観を提供したいのか』と『サービスを使っている人たちがどこを愛おしいと思っているのか』が明瞭になっていないと、このあたりは割とグダグダになっていくというか。
こだわるといいのになーってところというか、、、省いていい手間と省いてはいけない手間がわからなくなってしまう、見間違えちゃったりすることが多々あるような印象なのです。

✍️ 私は主に「ユーザビリティテストをやる人」なので、「便利にする」ことを求められることが多いんですが、それだけじゃないよね、やっぱり、と思わせられる内容でした。この書籍。

ぜーんぶ便利にしてしまったら、楽しさも失われちゃうよね、と。

サービスを使っている人が、そのサービスを使って何を成し遂げたいのか、どんな気持ちで成し遂げたいのか、行動や気持ちの基準(規範というのかな)はどんなものなのかを知った上で、
うちのサービスの世界観はこれだからコッチの方向性で行こう!とか、
この手間は省いていい手間だね、とか、
省かない方がいい手間だけどこっちの方がもっと愛おしいとおもってもらえるんじゃないか、とか。
そういう判断ができていったらいいなー、提案していけたらいいなー。

✍️ そんなことを思った書籍でした。
『なんかこのサービスつまんないな』と思ったら、不便益 益カード、見直してみようと思います。


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