僕が小説を読み始めてから変わったこと①
僕が小説を読んでいるのは、色んな物語に触れるのが楽しいから。
何か「意味」を求めて読んでいるよりは、「好き」だから読んでいるような感じです。
そんな僕は、小説を読み始めてから変わったことがいくつかあります。
今回は、その中の1つについて書きます。
(これから、シリーズ?のように1記事に1つずつ書いていきたいと考えています)
①普段何気なく見ていた景色をじっくり味わえるようになった
小説では、空模様や建物、自然などの景色を言語化して伝えています。
また、景色を登場人物の感情と重ね合わせたり、さまざまな背景を知ることができます。
今までは、ただ景色を景色としか見ていませんでしたが、小説を読み始めてからは、このような景色をじっくりと味わえるようになりました。
景色を見て、どのような景色なのか頭の中で言語化してみたり、さまざまな感情を思いめぐらせたり。
じっくりと味わえるようになってからは、以前よりもイライラしにくくなり、物事を冷静に見れるようになったと思います。
景色をじっくりと味わえるようになったことを実感する出来事は、先週もありました。
僕は、あまり雪が積もらない地域に住んでいますが、先週の大寒波の影響で大雪が降りました。
正直言って、冬は好きではありません。
雪が降ること、雪かきが嫌というのがその理由です。
先週、雪かきをしていた時のこと。
アパートにある花壇の明かりが雪に囲まれていつもと違う雰囲気に。
それがとても素敵に見えたのです。
雪が降ると、周りから閉ざされたような暗い雰囲気を感じるのですが、その明かりはどこか希望のような明るさを放っているようでした。
今までなら、雪かきを早く終わらせたい一心で見逃していたかもしれない風景。
その希望を逃すまいと、思わず写真を撮りました。
そして、心がほんのりと暖かくなり、また明日も頑張ろうという気持ちにさせてくれたのです。
今までは逃していたかもしれない、小さな幸せを感じられるようになりました。
近年は、時短や効率化が優先されているように思います。
そんな中で景色をじっくり味わうことは、時代に逆行していることかもしれません。
でも、1度立ち止まって景色をじっくり味わうことも大切なのではないかと思いました。
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