今、クルド難民の方とウクライナ避難民の方にオンラインで日本語を教えている。クルドの方は４カ月、ウクライナの方は２回終わったところ。私は将来的に難民日本語教育・生活者日本語教育を専門にしたいと思っている。そこでせっかく今やっていることを何とかして論文のようなかたちにまとめて日本語教育関係の学会などで発表できないかなと考えている。実践報告だけじゃダメだよね？きちんと記録を取っておくべきだった・・・（涙）

　相手の身分などをできる限り伏せなければならないし、普通の論文でも気を使うところであるが、難民という性質上さらに扱いには気を付けなければならないだろう。大学などに属していないと研究指導もないし、他者に見てもらう機会もないし、所属がないと研究を続けるというのは難しいものですね・・・。
　まず、調べるべきこと、調査としてまとめたいことは以下のようなことか。

　①クルド難民の方の日本語教育
日本滞在年数（来日背景）、学習開始時期、学習内容、学習成果

　②ウクライナ避難民の方の日本語教育
来日時期、来日後の生活でどんな日本語が必要か、サバイバル日本語、学習内容、学習成果

　「何を明らかにしたいか」がないと論文にならないが、それが見つからない・・・。ただ「まとめました！」だけじゃダメ。どうしたらいいか。