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娘の学校怖いは親へのギフト??

学校「怖い」病の娘。
「怖い」「怖い」「怖い」「怖い」…
呪文のように朝から登校中も唱えつづける娘。

学校の先生と面談を行った後、先生からの提案で一度スクールカウンセラーに相談することになりました。

私と娘、別々で相談を行うことを希望しました。
娘のカウンセリングは、
大好きなお絵描きをしながら、普通に何気ない話や学校、家庭の悩みを話したようです。


私は、娘がどうすれば怖いから解放されるのか、
カウンセラーさんに相談する事で答えが見つかると思ってました。

学校が怖いということを、お母さんや先生に伝えられているのは、娘が成長している証なのですよ~と言われました。

証かぁ……。
でも、
成長どころか
学校は「怖い、怖い、怖い…」
家では「ママ、ママ、ママ…」
と異常レベルに、べったりで正直、私がぐったりします。

娘の 学校怖い は
「母の私に何か原因というか、気づくべきことがあるのかもしれない」

愛情が足りないのだろうか。
ひとり親が原因なのだろうか。
私の育て方がよくなかったのかもしれない。

私はいったい、どうしたらよいのでしょうか。

と正直に自分の気持ちをカウンセラーさんに話しました。

ただ、娘さんの気持ちに寄り添ってあげてください
と言われました。
まだ怖い原因を明確に説明したり話せる年齢ではないのだそうです。

そこから家族構成とか、母親である私の生い立ちやらを話していきました。
そこから見えた2つの2つの自分。

①親に甘える経験をしてこなかった為、甘えられることが苦手、甘えてこられても対応の仕方がわからない
②白黒ハッキリつけたがる性格からグレーを受け入れられない。


今まで何とか生きてこれてしまったから、気付く訳もなく、
決して、お母さんが悪い訳では無い。育てた私の両親が悪いわけでもない。
と話してくださいました。
家庭環境とか人間性の影響は、数世代前の先祖から代々影響を受けてることがあるのだそうです。

ネガティブな出来事は視点を替えてみる

娘は
私に人に甘える(相談する、助けてもらう、話す)ことを教えてくれている?

娘は
人生グレーな曖昧な時や事があっても良いのだと気づかせてくれている?

母娘の信頼関係

お母さんだけは、私の気持ちを理解してくれる、わかってくれる
と娘が思えた時、ママ、ママと甘える行為は自然と減っていくのだそうです。
「私のことを誰もわかってくれない…」
となってしまうと、外に、他に求めるようになってしまうようになり危険なのだそうです。

ただ、寄り添ってあげれば良い
頭ではわかっていたつもりでも全く出来ていなかった。
毎日何度も確認しなければならないくらい、娘には私の愛が伝わっていなかったのかと思うと何ともいえない気持ちになりました。

まだ間に合う。
娘が言葉や態度で表現しなくても不安にならないよう築いていこう。
ママは、いつもあなたの味方だよ
とわかってもらえる日まで。


そして、
「お母さん次は〇日どうですか?!」
あれ?娘は1回で終わりなのに、
母親の私がまだカウンセリング必要?
だったようです。

娘の不登校から、自分を知るきっかけが出来るなんて…と
今は不思議な気持ちです。

スクールカウンセラーさんは
対 子供
だとばかり思ってましたが
対 親
でもあることに驚きました。

母である私が変われば、娘も変わる。
やはりこれは真実なのかもしれません。


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