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「仰げば尊し」をもう一度聞きたい

今日は次男の小学校卒業式でした。
大勢がいる場が苦手な次男。
個別に校長室で卒業証書を受け取る選択も用意されましたが、
皆と一緒に無事に参加することができました。

表情は常に固まった引きっつった状態でした。
式が終わったら
「早く帰ろう!早く帰ろう!」の連呼で
卒業証書授与式の看板前で写真もとれませんでした。

緊張と辛さと嫌さが伝わるようで果たしてこれで良かったのか?
と思えたりもしましたが、過ぎてしまったことを考えても仕方がない。
息子なりに小学校最後だから頑張ろうって思ったのかもしれない。
その気持ちを尊重しようと決めました。

でも頑張った息子に大きな拍手を送りたい。
そして6年間よく頑張った!
親子そろって帰宅後、即、正装を脱ぎ解放感からニコニコ顔に戻りました。

卒業式と言えば、卒業ソングですが、
いつからか、卒業式で「仰げば尊し」を聞くことがなくなりましたね。

調べてみたら
・時代の変化、恩師への感謝を強要しているという考え
・古い日本語の表現を理解することが難しい

などの理由で歌われなくなった
と記載されていました。
昭和までの歌になっていました。
確かに平成生まれのわが子達の卒業では聞いたことがない。

時代の変化素晴らしいものですが、個人的には残してほしかったという思いです。
仰げば尊しの前奏メロディが流れると「卒業」「ラスト」みたいな気持ちがこみあげてきて私は好きでした。

時代にそぐわないならメロディだけ残して歌詞を変えたらいいのに
って単純に思うのですが、そういう簡単な問題ではないということなのでしょうか。
私はあのピアノの前奏から流れる「仰げば尊し」をまたいつか聞きたい。


今日もお読みいただきありがとうございました。


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