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本の名言 #泣き虫しょったんの奇跡

「泣き虫しょったんの奇跡」瀬川晶司


あらすじ

26歳。それはプロ棋士へのタイムリミット。
小学生のころから将棋一筋で生きてきたしょったんこと瀬川晶司の夢は、年齢制限の壁にぶつかりあっけなく断たれた。将棋と縁を切りサラリーマンとして暮らしていたしょったんは、アマ名人になっていた親友の悠野ら周囲の人々に支えられ、将棋を再開することに。プロを目指すという重圧から解放され、その面白さ、楽しさを改めて痛感する。
「やっぱり、プロになりたい―」。35歳、しょったんの人生を賭けた二度目の挑戦が始まる――。


読んだきっかけ

映画に大好きな松田龍平が出演すると知ったから。映画と原作を比較するのが好きで、今回は原作を先に読んでみた。

だいぶ前に読んだから記憶が薄れてしまったのだが、夢に向かって一所懸命な姿はやっぱり尊いわー。

そんな感じでスイスイ読み進めていき

心に残った明言

どんな才能の持ち主も、意欲がなければ決してそれを発揮することはできない。そもそも人にはどんな才能があるかなど、誰にもわかることはない。ただひとつはっきりしているのは、意欲さえあれば、人はよい結果を残すことが出来るということだ。


特に「意欲」に惹かれた。
自分がしたいこと・やりたいこと・叶えたいことなどそこに自分の意志がないと、私は全然使い物にもならないポンコツ者に。人から設定された目標は、本当勘弁してほしい。心からやりたいと思えないと、工夫も調べようとも学ぼうとも何もしない。いや、できない。

だから、会社の評価制度が苦手。会社が設けた目標に対して評価されるから。社会人として当たり前だと思うし、おかしな考えだとは分かってるんだけどさ…。

話が脱線してしまったけど、意欲があるとないとでは、全然パフォーマンスが違っちゃうの。時間感覚も集中力も達成度・完成度にも大きく影響されちゃうの私は。

仕事に占める割合って一日で考えてみても相当。これが1週間、1か月、1年なんて恐ろしいわ。

私にとって「何に時間を割くか=人生そのもの」だから、本当に社会人になってずっとずっと考えてたんだよね。無意識レベルで。

だから、この「意欲」という言葉が刺さったんだな!本は本当に面白い!(締め方雑かよw)

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