あじふらい【奇妙な世界を目指して663日目・現在102作目】

世にも奇妙な物語で映像化されるまで、【世にもになるまで書いてみた】という作品を毎日揚げ…

あじふらい【奇妙な世界を目指して663日目・現在102作目】

世にも奇妙な物語で映像化されるまで、【世にもになるまで書いてみた】という作品を毎日揚げています。 基本的に21時頃に新作・翌日昼頃に告知を揚げる予定です。 ご連絡は【XのDМ】or【ajifurai44@gmail.com】まで!

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作品集 【短編台本・世にもになるまで書いてみた】

自己紹介 はじめまして。あじふらいと申します。 趣味で物書きをしています。 私は現在、フジテレビで年2回放送中のドラマ「世にも奇妙な物語」で映像化されるまで、物語を毎日揚げています。(字が違いますが揚げ物ということでどうかお許しを・・・) ご覧頂いている皆さまのおかげで、現在96作品を掲載しております。 「・・・」がやたら多かったり、「~のこと」など回りくどい表現がある拙い文章で申し訳ないです。文章力・表現力上げていきます・・・ 「初稿」という体でご覧いただけると幸い

    • 奇妙な世界を目指して663日目 102作目 名前貸します。⑤を揚げました ぜひご覧ください! https://note.com/soi_or_sauce/n/n28669f04a696 ~あらすじ~ 主人公・佐藤太郎は見ての通り「日本一普通な名前」。 そんな彼が見つけたのは「名前を貸す」という何とも怪しいビジネスで・・・

      • 名前貸します。⑤/全6話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・102作目】

        前回はこちら! 初回はこちら! これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○ 主人公の実家・和室  主人公 土下座しながら懇願している。 主 お願いします! 俺の名前を変えて下さい!!  主人公が頭を下げていたのは両親。  母 かなり呆れた表情。  父 腕を組んだまま険しい表情。 母 久しぶりに帰ってきたかと思えば、何を言ってんのこの子は・・・   変えるわけ無いでしょ! 大体アンタって子は自分の名前を・・・ 父 (重い口を開き)母さん

        • 奇妙な世界を目指して663日目 102作目 名前貸します。④揚がってます! ぜひご覧下さい! https://note.com/soi_or_sauce/n/n7e2a5d7a7d82 今夜『名前貸します。⑤』揚げます! お楽しみに〜

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        作品集 【短編台本・世にもになるまで書いてみた】

          名前貸します。④/全6話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・102作目】

          前回はこちら! 初回はこちら! これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○ ニュース映像  再び夕方のニュース番組。  事件の犯人が連行されていく映像。  男性アナウンサーによる原稿読み。先ほどとは声のトーンが変わっている。 男 調べによりますと、男は自称・会社員の「サトウタロウ」容疑者34歳で・・・  犯人 布をかけられながら、護送車に乗り込む。 ○ ネタ番組  オーディション形式のネタ番組。  40後半のピン芸人が舞台に立ってい

          名前貸します。④/全6話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・102作目】

          名前貸します。③/全6話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・102作目】

          前回はこちら! 初回はこちら! これまでの話はこちら! 〇 ニュース映像  夕方のニュース番組。  小惑星が発見されたという話題。  男性アナウンサーによる原稿読み。 男 (声のみ)日本小惑星協会は、先日発見された小惑星に「サトウタロウ」と命名しました。 ○ 音楽番組  男性シンガーソングライターによる歌唱。 男 それではお聞き下さい。「サトウタロウ」。  アコースティックギターによる演奏が始まる。新曲はバラード系。 ○ コンビニ・レジ  男性店員と女性

          名前貸します。③/全6話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・102作目】

          名前貸します。②/全6話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・102作目】

          前回の話はこちら! これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 大学・学食  学食。セルフサービス式の食堂。手前におかずコーナーが。前に進むとご飯もの・麺類コーナーがある。  主人公 友人(太ったメガネ男子・明るい)と列に並び、昼食のメニューを選んでいる。お盆に好きなおかずを置いていく。 友 なぁ、太郎。今日奢ってやるよ。 主 え、マジで? サンキュ。なんかあったん? 友 ああ。臨時収入が入ったんだよ。 主 臨時収入? ヤバい仕事してないだ

          名前貸します。②/全6話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・102作目】

          名前貸します。①/全6話 【創作台本・世にもになるまで書いてみた・102作目】

          これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 YouTubeのとある動画  右から左へスクロールするランキング動画。  この動画のテーマは「初見じゃ絶対に読めないキラキラネームベスト10」。上が漢字表記、下が読み方。  光宙・愛羅・心姫・・・ 個性的な名前が揃っている。 〇 主人公の部屋・リビング  主人公(男・大学生・地味系) ソファーで仰向けになりながら、ランキング動画を視聴中。 主 (小声で)・・・はぁ。  主人公 ぽつりとつぶやく

          名前貸します。①/全6話 【創作台本・世にもになるまで書いてみた・102作目】

          帰宅ラッシュ ④(終)/全4話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・101作目】

          前回はこちら! 初回はこちら! これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 新宿駅・ホーム  時刻は0時をまたぎ、日も変わっている。まもなく終電の時刻。  一人のOLが疲れ果てた様子で電車を待っている。 O (ため息をついて)明日も仕事か・・・ やだな・・・    明日会社爆発したらいいのに・・・  終電が到着。ドアが開く。珍しく満員。さらに誰も降りる素振りがなく、顔に生気がない。どこか負のオーラが漂っている。 O ・・・満員か。でも

          帰宅ラッシュ ④(終)/全4話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・101作目】

          帰宅ラッシュ ③/全4話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・101作目】

          前回はこちら! 初回はこちら! これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 代々木駅・駅看板  代々木駅のホームに設置されている看板のアップ。 〇 山手線・車内  電車が停まり、ドアが開く。  主人公 代々木に着くまでずっと手を握り、祈っていた。 主 (心の声)降りろ降りろ降りろ・・・ 降りろー!!  しかし、主人公の祈りむなしく、無情にもドアが閉まってしまう。そのまま新宿へと発車。  主人公 ガックシと肩を落とし、下を向き、微かに

          帰宅ラッシュ ③/全4話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・101作目】

          帰宅ラッシュ ②/全4話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・101作目】

          前回はこちら! これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 山手線・車内  電車は駒込から田端へ。  車内はまだ混んでいる。 ア 次は田端、田端~ お出口は左側です。京浜東北線は・・・  主人公 誰も降りない乗客にやきもきしている。 主 (心の声)さすがにおかしいだろ! なんで誰も降りねぇんだよ!   てか、俺が乗る前からいるよな? 一体どこで降りる気・・・   ん?  主人公 横の乗客が定期券を持っているのに気づく。さらに行先が鶯谷

          帰宅ラッシュ ②/全4話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・101作目】

          帰宅ラッシュ ①/全4話 【創作台本・世にもになるまで書いてみた・101作目】

          これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 新宿駅・ホーム  夕方19時半ごろ。  多くの会社員たちが帰りの電車(山手線)を待つ。  電光掲示板のアップ。中央線で人身事故があった影響で電車が止まっている。 主 (心の声)山手線乗るの久々だな。   なーんで人身事故なんて起きるかな・・・  乗り場の先頭に立っているのは、パーカー姿の主人公(男・大学3年生)。イヤホンを外し、辺りを見渡す。辺りは疲れ切った会社員たちの姿。リュックに付いている定期

          帰宅ラッシュ ①/全4話 【創作台本・世にもになるまで書いてみた・101作目】

          もぐり ⑤(終)/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・100作目】

          前回はこちら! 初回はこちら! これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 大学・小教室  外はすっかり暗くなっている。時刻はもうすぐ20時。  主人公 満面の笑みで小教室の後ろの席に座っている。  他に受講しているのは女子大学生1人。教授とほぼマンツーマン。 主 (声のみ)なんと二部の講義にも参加する。   ほとんど人がいない状況、1部とは違い狭い教室。   この悪条件でもぐる快感は計り知れない。   もちろん教授は何も言ってこない。

          もぐり ⑤(終)/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・100作目】

          もぐり ④/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・100作目】

          前回はこちら! 初回はこちら! これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 体育館  授業の始まり。  担当教員が出席を取っている。  主人公 後ろの列で体育座りをしながら、出席が終わるのを待つ。 教 【女子大学生Aの名前】さん。 女 はーい 教 【男子大学生の名前】さん。 男 はい。 教 ・・・ん? 【男子大学生の名前】さん。 男 ・・・はい。  教員 視線を出席簿から集合する生徒たちに変える。 教 もう一度聞くぞ。【男子大学生の名

          もぐり ④/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・100作目】

          もぐり ③/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・100作目】

          前回はこちら! 初回はこちら! これまでの話はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 大学・大講義室  回想。1年生の時の映像。主人公の顔も若干ではあるが、あどけない面影が残っている。  主人公 講義を真剣に聞いており、ノートを取っている。今とは違い、かなり真面目な学生。時折周りをキョロキョロと見渡し、不安そうな表情を浮かべる。 主 (声のみ)   先輩に頼まれ、代講として「もぐり」をしたのがきっかけだった。   初めはバレるのが怖かったが、次第に

          もぐり ③/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・100作目】

          もぐり ②/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・100作目】

          これまでの話はこちら! 前回はこちら! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〇 大学・ある教室  主人公 教壇に立ち、「もぐり」の説明を始める。画角のイメージは大手予備校の配信授業。  主人公の横にはプロジェクター。「もぐりについて」というタイトル画面が表示されている。 主 そもそも「もぐり」とは何か。   一言で表すと「履修登録をしていない講義に勝手に参加すること」である。   やり方は実に簡単。好きな講義に潜り込む。ただそれだけである。   しかし、出席を

          もぐり ②/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・100作目】