もぐり ④/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・100作目】
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〇 体育館
授業の始まり。
担当教員が出席を取っている。
主人公 後ろの列で体育座りをしながら、出席が終わるのを待つ。
教 【女子大学生Aの名前】さん。
女 はーい
教 【男子大学生の名前】さん。
男 はい。
教 ・・・ん? 【男子大学生の名前】さん。
男 ・・・はい。
教員 視線を出席簿から集合する生徒たちに変える。
教 もう一度聞くぞ。【男子大学生の名前】さん。
男 (小声で小さく挙手し)・・・・・・はい。
教 ・・・お前、誰だ? 俺の講義取ってないだろ?
男 (みるみるうちに汗をかき)すみませんでした!!!
男 立ち上がって慌てて走り去る。
教 コラ! 待て! お前何しに来た!!
教員 男を追いかける。
主人公 座ったまま男を見て、あきれ顔。
主 (心の声で)だから素人にはやめておけと言ったのに・・・
さっき食堂で見かけた男たちか。
(ため息)変装も甘すぎる。あんなんでバレないとでも思ったのか?
これじゃ俺にはまだまだ及ばないな。何せ俺は・・・
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