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キャリアにおけるスキル以外の○○という資産

バツイチ子持ち京大卒元メガバンカー現在転職活動中の総一郎(人生2周目)です。


就職活動・転職活動において「リファレンスチェック」というものが有る。

情報の非対称性を利用して有利に動くなんてことが許されない時代になりつつある。

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▼キャリアにおけるスキル以外の○○という資産
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リファレンスチェックだの情報の非対称性だの、小難しい言葉ばっかり使いやがってという読者の心の声が聞こえてくるのは気づいている。

かくいう僕もこれらの言葉を知ったのは最近だ。

順番にご説明したい。

「リファレンスチェック」というものは履歴書や職務経歴書、短時間の面接ではわからない求職者の実績や、評判に関する情報を、共に働いた経験のある第三者から取得することをいう。

「この人と働いたことがありますか?」「ご活躍されていましたか?」などと、裏を取るのだ。

「情報の非対称性」というものは、いわゆる「情報格差」のことだが、

一般的に「情報格差」というのはそれぞれの情報感度やアンテナの高さの違いによって生まれる格差のことを指しているのに対し、

「情報の非対称性」というのは情報感度がいかに高かろうが立場が違うことによって生まれてしまう格差のことを指す。

例えば、会社において経営陣しか知り得ない情報は組織の末端の構成員が知る由も無いので、「社長、それはちょっと違うと思います」と末端の構成員が物申したとしても、「上には上の事情が有るんだから君は言われたとおりにしていれば良いんだよ」と屈服させることができる。

これを「情報の非対称性」と呼ぶ。


さて、冒頭の話に戻る。

リファレンスチェックというものは海外や外資系企業などで一般的に行われているそうだ。

履歴書や職務経歴書や面接で偽りの自分を上手に演じきったとしても、リファレンスチェックでボロが出るということだ。

従来であれば過去の働きぶりや活躍などは求職者本人が語る内容を信じるしか無かったし、

求職者側も不都合な事実を隠し、「情報の非対称性」を利用して優位に面接を進めるということが可能だった。

それで運よく職に就いたとしても結局ミスマッチであれば双方不幸なはずだが、

職にありつければそれで良いという求職者もいるし、簡単には解雇できない企業側はそれでは困るわけだ。

そのリスクをヘッジするためにリファレンスチェックというものが行われだしている。


僕も今回初めてリファレンスチェックを依頼され、過去の同僚や上司に協力を仰いでいるのだが、

こうして久々に連絡を取り合っても協力頂けるような関係を築いていて良かったとつくづく思った。

リファレンスチェックは、

悪く言えば、過去の働きぶりまで調べ上げ、裏を取られて、監視されているような窮屈な印象も受けるが、

良く言えば、誠実に自分のできる貢献をしていれば、同僚や上司からしっかりと評価いただき有利に選考を進めることができるはずだ。


どんな情報にでもアクセスできてしまう現代。

面接を上手く切り抜ける付け焼刃のテクニック等は通用しなくなり、

結局は誠実に働いてきたか?がより問われるようになってきている。


真摯に、誠実に、信頼を勝ち得ながら自分のできる貢献をし、自分のキャリアにおけるスキル以外の「信用」という資産を蓄積しておきたいところだ。

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