京大卒元メガバンカーの総一郎です。


先日すごくパワフルな女性にお会いし色々とお話しさせていただいた。

その中でお話ししたことについて備忘を残しておこうと思う。

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▼有能なリーダーが見せるべき応援シロ
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『経営者の孤独』という言葉が有る。

「経営者」を「トップ」や「リーダー」に置き換えても良いかもしれない。

リーダーが自信なさげだったり頼りなさげだったりすると、チームメイトが不安を抱くので、リーダーは弱みを見せてはいけない。

だから「リーダーは強くあらねば」と強がってしまったり、プライドがゆえに弱みを見せれなかったりして、リーダーは「スーパーマン」になってしまう。

リーダーが抱える悩みはリーダーのポジションにいるがゆえの悩みだったり、チームメイトに対する不満だったりすることも有るので、チームメイトに悩みなどを打ち明けにくいし、打ち明けたところで理解されにくい。

ゆえに相談相手がおらず「孤独」になる。

「経営者の孤独」とはザックリとこういうことだと思う。

ただ、あまりに強がっていると、

「○○さんは何でも出来ちゃうから大丈夫でしょ」
「私たちが頑張らなくてもリーダーが何とかしてくれるから大丈夫」
「それは○○さんだからできるんですよ」
「私には真似できないです」

とチームメイトに思われてしまう。

が、逆に、こうならないために「弱みを見せる」ということをやりすぎると、単純に「頼りない」「だらしない」リーダーになってしまう。

そこはさじ加減なのかもしれないが、本当に優れたリーダーは、弱みを見せるさじ加減を工夫するだけではないのだと思う。


弱みを見せないと「有能がゆえに応援は要らない」と見られてしまうが、

弱みを見せると頼りなく見られてしまう。

一見矛盾したこの問題を、本当に優れたリーダーは”踏まえて乗り越える”のだ。


僕は西野亮廣さんを尊敬していて西野亮廣エンタメ研究所から日々学びを得ている。

西野亮廣さんは、頼りない、だらしないという面は仕事においてそもそも持ち合わせていないほど圧倒的に優秀なリーダーで、不必要に弱みなど見せない。

が、「私たちが頑張らなくてもリーダーが何とかしてくれるから大丈夫」とはならず、周りに応援者がたくさんいらっしゃる。

それは、有能な西野亮廣さんですら一人では到底たどり着けないほど目標を高く、遠くに設定しているからだ。

西野亮廣さんは、ディズニーを超える、３００年続くエンタメを作ろうとしているのだ。

「弱みを見せる」のではなく「応援シロを見せる」のだ。


例えるならこうだろうか。

部屋の模様替えをするべく、重いテーブルを動かそうとしていて手助けが欲しいとする。

このとき、「大丈夫。リーダーは力持ちだから手助けは要らないよ。」とどうしてもなりがちだ。

が、そうなってしまわないように「僕今日寝不足で力入らないんだよね」「僕肩怪我してるんだよね」と弱みを見せて手助けを募る。

というのが三流。

本当に優れたリーダーは、

一人では到底運ぶことが出来ないような、例えば、ソファーなんかを動かそうと奮闘する。

「そりゃあいくら力持ちのリーダーでも一人では無理だわ」と思ったチームメイトが手助けをしてくれるというわけだ。

ただ、当然、「いやいや別にソファーはそこで良くね？」と思われては元も子もない。

「絶対このソファーはここに有った方が良いんだ！」という部分をチームメイトに浸透させる必要が有る。


まとめると、本当に優れたリーダーは、夢や目標をそもそも自分一人では到底達成出来ないようなところに掲げ、その夢や目標をチームメイトに伝え共感してもらい応援してもらう。ということだ。

これは勝手な僕の解釈で、実践に落とし込めているわけではない。

僕はまだまだ三流だと思うが、これを意識して本当に優れたリーダーになるべく精進していきたい。

answersのみなさん、answersの村化、とても一人では達成できないので是非ぜひお力をお貸しください！
https://note.com/soichiro_k/n/n3b322ff8054a

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