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自分の中に毒を持て

京大卒元メガバンカーの総一郎です。


昨日、デジタルデトックス企画に参加した記事を書いた。

当日は思いの外ソワソワせずにいれたと書いたが、参加前に実はソワソワしていた。

スマホがいじれないとなると、出来ることは限られる。

手持ち無沙汰になるのが嫌いなので、オフラインで楽しめるものは思いつく限り持っていかねば!

ということでミニマリストらしからぬ量の荷物を抱えて参加することになる。

禁煙というルールも知らずに、満を持して持ち運び用のシーシャセットを鞄に詰め込み(炭と合わせたら1~2kgくらいは有る)、

もしかしたらゲームが有ったら良いかもしれないと思い、トランプ・なんじゃもんじゃ・XENOを鞄に放り込み、

普段は読まない雑誌をわざわざ本屋で購入し、

Amazonの欲しいものリストに入れていた本も事前にポチっておき、しっかりと鞄にしまった。

蓋を開けてみると周到に準備したモノ達はほとんど出番が無かったのだが、唯一、出番が有ったのは本だった。

意外とこんな機会でも無いと本を読む時間をとらないものだ。

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▼自分の中に毒を持て
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集中力が無いので結局30~40pしか読み進めることが出来なかったのだが、その僅かなページ数でもメモをとりたいと思う箇所が沢山(たくさん)あった。

今回ポチったのは『自分の中に毒を持て』という本。

日本を代表する芸術家の岡本太郎さんが書かれた本だ。

なぜ欲しいものリストにこの本が入っていたかと言うと、ビジネス系YouTuberとして有名な「まこなり社長」が最もおススメする本として何度も紹介されていたからだ。

まこなり社長は今では日本最大規模のプログラミングスクールを運営する会社の社長だが、

彼が大学卒業時に内定をもらっていたベンチャー企業の内定を蹴って起業の道を歩もうと決断するきっかけになったのがこの本なのだ。

詳しくはこちらの動画をご覧いただきたい。
https://youtu.be/L99WnfYCeXg

彼のアツい想いが感じられるだろう。

話は逸れるが、僕は最初「まこなり社長」の動画は食わず嫌い、もとい、観ず嫌いしていた。

イケメンの言うことは信用ならん、的な、嫉妬のような思いが有って観る気にならなかった。

が、あまりにビジネス系YouTuberとして有名だったので一つ見たら、その内容の洗練され具合に驚き、彼のアツい想いに共感し、過去に遡って全て見漁った。

更新頻度が増えてからはあまりビジネスに関係無い内容が増えたので見る頻度が減ってしまったが、古い動画は秀逸なので是非ご覧いただきたい。


さて、そんなIT社長オススメの本のわずか30pに何が書かれていたかと言うと、こんな内容だ。

ガッツリ引用する。

食えなけりゃ食えなくても、と覚悟すればいいんだ。それが第一歩だ。その方が面白い。

 みんな、やってみもしないで、最初から引っ込んでしまう。

 それでいてオレは食うためにこんなことをしているが、ほんとうはもっと別の生き方があったはずだ、と悔いている。いつまでもそういう迷いを心の底に圧殺してる人がほとんどだ。

 たとえ食えなくても、ほんとうの生き方の方向に進みたい、そう決意したいという情熱が自分をつき動かしてくる。

 確かに危険を感じる。そっちへ行ったら破滅だぞ、やめろ、と一生懸命、自分の情熱に自分で歯止めをかけてしまう。

 しかし、よく考えてみてほしい。あれかこれかという場合に、なぜ迷うのか。こうやったら食えないかもしれない、もう一方の道は誰でもが選ぶ、ちゃんと食えることが保証された安全な道だ。それなら迷うことはないはずだ。もし食うことだけを考えるなら。

 そうじゃないから迷うんだ。危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。ほんとうはそっちに進みたいんだ。

 だから、そっちに進むべきだ。ぼくはいつでも、あれかこれかという場合、これは自分にとってマイナスだな、危険だなと思う方を選ぶことにしている。誰だって人間は弱いし、自分が大事だから、逃げたがる。頭で考えて、いい方を選ぼうなんて思ってたら、何とかかんとか理屈をつけて安全な方に行ってしまうものなのだ。

 かまわないから、こっちに言ったら駄目だ、と思う方に賭ける。



僕が転職先も決めずにまず退職してやろう、

やりたくないことは辞めよう。

と想って退職をした時はまさにこんな想いだった。

思い返せば、僕が退職を決めたきっかけになったのも「まこなり社長」の動画がキッカケなのだ当たり前かもしれない。

#参考記事はこちら
『エリートメガバンカーが『自分の人生を生きる』ためにした二つの決断』
https://note.com/soichiro_k/n/nf05f3bafc275
『次が決まってない状態でしか見えない景色がある』
https://note.com/soichiro_k/n/ne4585398a7a5


『危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。ほんとうはそっちに進みたいんだ。』


という一節の通り、”ほんとう” の気持ちに従うことこそが自分の人生を生きるということだと思う。

僕の人生はもしかしたら危険かもしれないが、食えなけりゃ食えないで良いと開き直っていれば最高に幸せだ。

今、現状を変えたいと思いつつも、「危険だ」「食えなくなる」という恐怖と闘っている人がいたらこの本を読んでみると良いかもしれない。

PS(追伸)  
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