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銀行が無くなる日も近い

バツイチ子持ち京大卒元メガバンカーで最近プログラミングスクールを卒業し物販ビジネスと就職活動をしている総一郎です。



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▼銀行が無くなる日も近い
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僕は2年前にメガバンクを退職した。

「銀行が無くなる日も近い」と思ったからだ。

と言うのは嘘だ。

それだけの理由で潔く損切りができるほどではない。

ただ、銀行業がテクノロジーに侵され始めているのは中国駐在していた時から感じていた。

中国では銀行でお金を送金する機会などまず無く、アリペイやwechatペイなど、今の日本でいうPayPayやLINEペイに相当するもので決済をするのが基本だった。


街中の路上のキッチンカーですらQRコード決済だし、地下鉄の改札すらQRコード決済だったのだ。

それも4~5年も前に。

銀行の三代業務、預金・貸出・為替(送金)のうちの一つ、為替(送金)が他の業界にとって代わられようとしてるのだ。

低金利で貸出も儲からない上、送金の手数料すら他の業界にパイを奪われていくのであれば銀行業は結構しんどい。

そして貸出すための預金すら失われそうだということをこの動画を見て知った。


詳しくは動画を見ていただいたら分かると思うが、理由はこうだ。


かつて人々は高い利子がもらえるから銀行にお金を預けていた。

その預かったお金をさらに高い利子で企業に貸して、銀行はその利子の差分で儲けていた。

ただ、電子マネーが普及しているし利子がゼロに等しい現代においては、人々が銀行にお金を預ける理由は「保管」の意味でしかない。

ただ、電子マネーには預けれる上限があるらしいので誰も全財産をPayPayやLINE Payに入れたりせず、上限を超えた部分はどうしても銀行に預けざるを得ないそうだ。

ただ、日銀が「デジタル円」を発行したら話が変わってくる。

日銀がデジタル円を発行すれば「保管」の意味で三菱UFJや三井住友やみずほなどの市中銀行にお金を預ける必要がそもそもなくなってくる。

日銀のアプリさえあれば、スマホ一台あれば市中銀行の口座など必要なくなってくる。

そうして「保管」の意味でお金を市中銀行に置く人がいなくなれば当然市中銀行はお金を貸し出すこともできなくなりいよいよ廃業に近くなってきてしまうというわけだ。


「銀行が無くなる日も近い」と書いたが、正確には「市中銀行が無くなる日も近い」だ。


ただ、だからこそ既存の銀行の反発も激しく、デジタル円の発行は時間がかかるのかも知れない。

そうこうしているうちにデジタル人民元が発行されたら、実物の通貨と比べて、その使い勝手の良さゆえに円よりデジタル人民元を保有する人が増え、ますます円安になってしまうのかもしれない。

というよりそもそも実物の円ではなくデジタル人民元払いで給与を支払う企業も出てくるのかも知れない。


いずれにしても、そのうち中央銀行がデジタル通貨(CBDC)を発行する日がどうやら来るらしい。

IT革命で大きく遅れを取ったにも関わらず、既得権益を守ることに躍起になってデジタル通貨の発行においても中国やアメリカに遅れをとっていくということにはならないでほしいなと思う。



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