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健康診断の結果から見えてきたボクの今年のアクション


2024年の健康診断の結果

2月のはじめに定期健康診断に行ってきた。
そして今、その検診の結果がボクの手元に封書で届いている。

以前の記事で糖質オフ生活を始めたことを書いたが、そのきっかけは去年の検診の結果で肝臓が再検査になったことだった。

ALT (GPT) 値の推移

去年の検診で「肝機能」のカテゴリーで数値が悪かったのは、ALT (GPT)だった。
ALT (GPT)とは肝臓で作られる酵素で、肝臓に障害が起きると細胞が壊れ、その酵素が流れ出るため、血中の濃度が上がるらしい。成人の正常値は30 U/I(←単位わからん)未満だそうだ。
去年、このALT (GPT)の値が40 U/I(基準値越え)だったのが、9カ月ほど糖質オフ生活を続けたことによって今年の検診で20 U/Iと半減した。ちなみに、AST (GOT)という酵素の値も検査項目に入っているのだが、AST (GOT)の値がALT (GPT)よりも高い場合はアルコール性の脂肪肝なんだそうだ。ボクの場合はAST (GOT)は去年でも19 U/Iで基準値以下だったので、完全に非アルコールの脂肪肝だったと言えよう。

ということで、ALT (GPT) のカテゴリーにおいては、基準値に対し133%だったところを一年で66%まで引き下げるという結果を出すことができ、糖質オフを続けることにはALT (GPT) 値を引き下げる効果がある、ということが検証できた。

…とはいえ、まだ課題は残っている。

LDLコレステロール値について

去年に比べて下がってはいるものの、今年の検診でまだ基準値を超えているのが「LDLコレステロール」だ。

今回の検診ではなんとか147mg/dlに抑えたが、前回は 179mg/dlというハイスコアをたたき出している。LDLコレステロールは、いわゆる「悪玉コレステロール」で、血管壁に付着して動脈硬化の原因になるヤツだ。
日本動脈硬化学会(そんな学会があるんだなー)によると、LDLコレステロール値が140mg/dlを超えると、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞のリスクが高くなるそうだ。

ボクの今年の目標とアクション

今年の検診で、ボクのLDLコレステロール値は147mg/dlだったので、わずかではあるものの、基準値の140mg/dlを(7mg/dl)オーバーしてしまった。つまり、2023年のLDLコレステロール値の目標は未達に終わってしまった。
なので、今年の新たな目標として、来年の検診では基準値の140mg/dlを切りたい。

食事改善しか方法はない

ボクにはダイエットの師匠がいる(ボクが勝手に師匠呼ばわりしているだけだが…)。彼は柔道のオリンピック強化選手に選ばれた経験があり、スポーツ栄養学の勉強もされた人だ。柔道というスポーツは階級制なので、当然減量に向き合ってこられた経験を持っておられる、つまり彼は「ダイエットのプロ」だとボクは思っている。

ボクが2023年5月に糖質オフ生活を始めた時に、その師匠から「野菜はしっかり採るべきなんですが、朝食は豆腐とサバの水煮に納豆を掛けて食べるのがいいですよ」と言われていた。

そして、改めて「LDLコレステロール値を下げる食べ物」を調べてみると…

まさに、良いとされる食べ物が「野菜・海藻・大豆製品・魚類(特に青魚)」ではないか。

師匠、ゴメン。
最初から言われてたわ…(笑)

「食べない」ではなく「食べる」ことが改善

ポジティブに考えよう。
これは「食べるのを我慢する」のではなく「積極的に食べる」ことが食事改善になるのだ。

これまでのボクは、サバ缶をパッカンとするのが面倒だなとか、納豆をグルグル混ぜるのが面倒だなとか思っていただけに過ぎない。そう、手軽に食べれる食品が氾濫しているこの世の中で、ボクはちょっとだけ食事に手間を(威張って言うほどたいした手間ではない)掛けてみようと思う。

あとがき

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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