科学的に考える人

科学的に考える人です。 「科学的」と言える要素は2つ、高い再現性と明確な因果関係です。…

科学的に考える人

科学的に考える人です。 「科学的」と言える要素は2つ、高い再現性と明確な因果関係です。 主に現場オペレーションを科学的目線で言語化し、できるだけ簡易な方法で業務に落とし込むための仕組みを考えることを生業としています。得意分野は輸送寄りの物流マネジメント。

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まずはサイトマップからどうぞ

科学的に考える人のサイトマップボクがサイトマップを置いた理由 これまでnoteに記事を書いている中で、やっぱりボク自身の書きたいことっていくつかのカテゴリーに分かれるなあ…と感じていた。そして、このnoteは機能的にフォルダ分類はできないんだなあ…とも。 少し前から、他のクリエイターの人たちはどんな風に書いてるんだろ?と思って、いろんな人たちの記事を読みに行くようにしている。こっそり読むのもなんなので「スキ」を付けることが多い(「スキ」という語感が「いいね!」よりスキなん

    • 糖質オフ生活2024

      さあ、日曜日だ。 日曜日はボクが書きたいことを勝手に書く日だ。 お気楽にお付き合いいただきたい。 糖質オフ生活を始めてそろそろ一年になる。 一応、罪悪感は持ってるんだ。 …持ってはいるのだが、最近はちょいちょい甘いものを食べている。 昨日もマックフルーリーなどを食べてしまった。よくないなー。 全然関係ないお話だが、マクドナルドのポテトは旨いよね。 「マクドナルドはハンバーガー屋ではなくフライドポテト屋だ」という人もいるが、ボクも全く同感である。 「みんなのランキング」

      • ガードナーの「自己革新」について学ぼう - ⑤自由のために社会は何をするべきか

        さあ、土曜日だ。 土曜日は、ガードナーの「自己革新」を読み解いていこうと思っている。 先週の記事の冒頭にも書いたが、これから書く一連の記事には、ボク自身のバイアスがかなりかかるだろうと思っていて、ガードナーが本来書いていたものと若干乖離するかもしれないことを予めお伝えしておく。 先週は「自由のために組織は何をするべきか」というタイトルで書いた。 今日はお話をもう少し拡大して、自由のために「社会」が何をするべきか?というお話にお付き合いいただきたい。 社会の中における個人の

        • ドラッカーのマネジメントについて学ぼう -④プロフェッショナルとしての責任

          さあ、金曜日だ。 金曜日は、ドラッカーの「マネジメント」について学ぶ日だ。 この本は非常に緻密に書かれており、記事としてはドラッカーが書いた内容を順になぞっていくようなものになってしまうかもしれないと思っているが、可能な限り現代的な解釈をして、わかりやすく解説を加えていきたいと思っている。 ご興味おありの方は引き続きお読みいただけると幸いだ。 知りながら害をなすな ドラッカーがはっきりと述べているのは、マネジメント(このシリーズの中では、管理や育成を行うチームの意で使

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          アドラー心理学について学ぼう - ⑤ボクたちが生きる世界を定義しよう

          さあ、木曜日だ。 木曜日は「アドラー心理学」について書く日だ。 先週は「自由とは何か」という記事を書いた。 その自由とは、組織やコミュニティに所属していながらにして自分の生き方を貫くことだ。自分の生き方を貫くためには、自分の課題と他人の課題を分離させて、自分の課題だけを選び取ること。そして、他人からの評価を持ち込んではいけないということだ。 ボクたちが生きる世界とは ボクたちがどんな世界に生きているのか考えてみよう。 以前の記事で書いた通り、ボクらは他人から切り離され

          アドラー心理学について学ぼう - ⑤ボクたちが生きる世界を定義しよう

          孫子の兵法について学ぼう - 虚実篇~軍争篇

          さあ、水曜日だ。 水曜日は「孫子の兵法」について書いていく。 このシリーズはかなりボクの思考のバイアスがかかったことを書きそうだ。…っていうか、前回「軍形篇~兵勢篇」について書いたが、かなりボクのアレンジが加わった内容になったと思っている。 が、引き続き暖かい目で読んでいただけると幸いだ。 6. 虚実篇- 相手の弱みを突いて主導権を握る 「善く戦う者は、人を致して人に致されず」 - 戦が上手い人は、相手の作戦に乗らず、こちらの作戦に相手を乗せようとする。 つまり「主

          孫子の兵法について学ぼう - 虚実篇~軍争篇

          環境問題を理解する: オゾン層保護に関する取り組み

          さあ、火曜日だ。 火曜日は環境問題について書く日だ。 この「環境問題シリーズ」にはボクの考えが入る余地はない。ただひたすら事実を正確に書くことを目指しているが、将来的に新しい考え方や技術が導入され、ここに書いたことは古くなっていくことをご理解いただきたい。 先週は「エネルギーの供給源の種類とその特性」ついて書いたが、今日はオゾン層が破壊されるメカニズムについて書いていこう。 大気に関するもうひとつの問題 前回までに、現代文明が大量に空気中にCO2を放出していることが原因

          環境問題を理解する: オゾン層保護に関する取り組み

          誰が「物流」を殺すのか - ①そもそも物流ってなんだ?

          さあ、月曜日だ。 月曜日はボクの得意分野の物流について書く日だ。 これまでに、陸・海・空、それぞれの運輸の歴史を書いてきた。 今週から、やっと「物流」について書いていこうと思う。 改めて「物流」とは 最近では、大学の経済学部、流通情報学部、経営学部などで「物流論」や「ロジスティクス論」という科目が置かれていて、比較的多くの人が専攻すると聞いている。また、そういった人たちが大学を卒業すると、物流の現場をより深く知りたいとおっしゃって、日本通運、ヤマト運輸、佐川急便のような

          誰が「物流」を殺すのか - ①そもそも物流ってなんだ?

          ノンレム睡眠のすすめ

          さあ、日曜日だ。 日曜日はボクが書きたいことを勝手に書く日だ。 お気楽にお付き合いいただきたい。 風邪をひいてしまった 熱はないが咳がひどい。 念のため、昨日病院に行って検査してもらったが、コロナもインフルも陰性だったので少し安心している。 ところで… 風邪って、なんで「風」「邪」と書くんだろう。 調べてみると、背中の上部、背骨と肩甲骨の間くらいの2か所に「風門」というツボがあり、そこから邪気が侵入してくると考えられていた名残りらしい。だから風邪をひくと背中がぞくぞくす

          ノンレム睡眠のすすめ

          ガードナーの「自己革新」について学ぼう - ④自由のために組織は何をするべきか

          さあ、土曜日だ。 土曜日は、ガードナーの「自己革新」を読み解いていこうと思っている。 先週の記事の冒頭にも書いたが、これから書く一連の記事には、ボク自身のバイアスがかなりかかるだろうと思っていて、ガードナーが本来書いていたものと若干乖離するかもしれないことを予めお伝えしておく。 先週は「束縛の中の自由」というタイトルで書いた。 組織の中で、ひとりひとりが自由な発想で、自分の仕事に価値を感じることが革新につながる…という内容だ。今日ももう少し「組織」としてどうすべきか?という

          ガードナーの「自己革新」について学ぼう - ④自由のために組織は何をするべきか

          ドラッカーのマネジメントについて学ぼう -③人が最大の資産である

          さあ、金曜日だ。 金曜日は、ドラッカーの「マネジメント」について学ぶ日だ。 この本は非常に緻密に書かれており、記事としてはドラッカーが書いた内容を順になぞっていくようなものになってしまうかもしれないと思っているが、可能な限り現代的な解釈をして、わかりやすく解説を加えていきたいと思っている。 ご興味おありの方は引き続きお読みいただけると幸いだ。 それにしても、改めてこの本を隅々まで読んでいくと「こんなことが書いてあったんだ!」と驚くことが多い。 「仕事」と「労働」 仕

          ドラッカーのマネジメントについて学ぼう -③人が最大の資産である

          アドラー心理学について学ぼう - ④自由とは何か

          さあ、木曜日だ。 木曜日は「アドラー心理学」について書く日だ。 先週は「なぜ人間関係がうまくいかないのか」という記事を書いたが、今日はちょっと耳の痛い話を書く。アドラー心理学は基本的に多くの人にとって耳の痛い心理学なのだ。 不自由な生き方 人は誰もが自分自身の人生を生きている。 自分の人生を他人に代わってもらうことはできないし、ましてや誰か他人に代わってその人の人生を歩むこともできない。他人の視線を気にして、他人の期待を満たすことを中心に考えてしまうと、自分に嘘をつきなが

          アドラー心理学について学ぼう - ④自由とは何か

          孫子の兵法について学ぼう - 軍形篇~兵勢篇

          さあ、水曜日だ。 水曜日は「孫子の兵法」について書いていく。 このシリーズはかなりボクの思考のバイアスがかかったことを書きそうだ。…っていうか、前回「作戦篇~謀攻篇」について書いたが、かなりボクのアレンジが加わった内容になったと思っている。 が、引き続き暖かい目で読んでいただけると幸いだ。 4. 軍形篇 - 勝つための態勢の整え方 「先ず勝つべからざるを為して、以って敵の勝つべきを待つ」 - 勝つためにまずやるべきことは、負けないための準備だ。 孫子が書かれたのが今

          孫子の兵法について学ぼう - 軍形篇~兵勢篇

          環境問題を理解する: エネルギーの供給源の種類と特性

          さあ、火曜日だ。 火曜日は環境問題について書く日だ。 この「環境問題シリーズ」にはボクの考えが入る余地はない。ただひたすら事実を正確に書くことを目指しているが、将来的に新しい考え方や技術が導入され、ここに書いたことは古くなっていくことをご理解いただきたい。 先週は「エネルギーミックス」ついて書いたが、今日はそれぞれのエネルギーの供給源の種類とその特性について書いていこう。 化石燃料 火力発電の原料は、石炭、石油、天然ガスだ。 まず石炭だが、主な輸入元はオーストラリア・

          環境問題を理解する: エネルギーの供給源の種類と特性

          宅配ロボットは電気羊の夢を見るか?

          さあ、月曜日だ。 月曜日はボクの得意分野の物流について書く日だ。 今日は宅配ロボットについて書いていこうと思っている。 佐川急便のニュースリリース ニュースリリース自体は2023年の12月だったが、4月に入って日経が取り上げたことでボクも目にすることになったニュースだが… 佐川急便がAIを搭載した荷積みロボットの実証実験を行うそうだ。 プロジェクト自体は去年の12月からスタートしているようだが、実証実験は今年の8月からスタートする(と日経に書いてあった)。この写真を見る

          宅配ロボットは電気羊の夢を見るか?

          忘れたころに出くわす誰かに

          さあ、日曜日だ。 日曜日はボクが書きたいことを勝手に書く日だ。 お気楽にお付き合いいただきたい。 今朝Xを見てた Xの面白いところのひとつは、多くの知識人の独り言をこっそり盗み読むことができるところだ。含蓄のある人の言は、たとえそれが短いセンテンスであっても心に刺さってささくれと化すことがある。 例えば、今朝見たこれだ。 成長か堕落か ヒトは往々にして驕るものだ。 ボクもきっとそうだろう。 ボク自身も気づいてないうちに。 今の会社でも、以前の会社でも、入社した時は

          忘れたころに出くわす誰かに